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Making Of Fantasy VRゲームの能力が何故か現実でも扱える 陰キャなので現実ではできる限り目立たずに生活していく...  作者: リクント
夏イベント本格始動編

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89/97

助言と明かされない真実

89話完成しました

今回は、前話より少し短いです



「最初からちょいと本気を出しておけば、時間をかけずに倒せていたな」

『ぐっ、なぜ我にトドメを刺さない』

「その傷跡なら、そろそろ失血で死ぬだろ トドメを刺すのが面倒いだけだ」


氷柱にもたれかかり身体中に刀傷ができ、心臓を自身の血槍ブラットスピアで貫かれて瀕死の状態である吸血鬼ヴァンパイアにリクは最後の最後に煽った


『ふっ、確かにキサマの言う通りだな なら、死ぬ間際に1つの助言と1つの疑問に答えてやろう』

「助言...それに疑問だと?何のことだ?」

『あぁ、キサマは戦闘中なのに吸血をしてこなかったからな 吸血を敢えてしないというより出来ないように見えてな』

「うるせぇ、吸血なんかしなくても魔力を血液に変換できるからやらないんだよ」

『ふっ、それならそれでいいが 死ぬ間際に吸血の心得を教えてやるよ』

「チッ、まぁ聞いてやるよ(血の味が苦手だからとは言えない あの空気球も我慢して噛んだわけだし...)」

『戦闘中に自身で吸血をやるのは、かなり隙が出る なら簡単な話だ 自身でやるのではなくコウモリに吸血をやってもらえばいい』

「だが、その場合吸血を行ったコウモリからどうやって血液を貰う?」

『それは血液の操作を鍛え、そのコウモリを解除すること無く吸い取った血液だけを吸収すればいい』

「精密な血液の操作が出来るようになれば、戦闘にも役立つって事か まぁまぁ良い助言だな 死ぬ間際な敵から教わる事はないと思っていたがまぁ助かった それで本題の疑問とはどういうことだ?」


『なぜキサマらがこの草原に居るということだ』

「『なぜ』って、お前の血液で俺らを捕らえたからこの場所で目覚めたんだろう」

『まぁそれはそうなんだが、本当はあの斬撃の小僧ととそのすぐそばに居る小娘は連れてくる予定に入っていなかった だがキサマとあの小僧が邪魔した事で連れ去るしかあの状況ではできなくてな というより、本来ならキサマらを連れ去ることはしなかった』

「(本来ならやらなかった...)だったら、だったら!なぜ俺らを連れ去った!」

『頼まれたんだよ キサマらをこの場所に連れて来いと だが、あれは頼まれたというより命令に近かったが まぁ何時か分かる時が来る 偶然の出来事が必然に変わっていくのをな 気をつけろよリク...』

「何言って...」

「ッ、リク君!後ろから攻撃が来てるッス!」


カリンの言葉ですぐに振り向き、斬撃が向かっていることに気づいたリクは間一髪のところで避けた

「この戦場にもう敵はいないのに、一体誰が斬撃が...」

「一応言っておくけど今の斬撃は僕はやってないから」

「リクさんは兄さんの攻撃とは思っていませんよ」

「そッス あの斬撃は空中に突如として出現したように見えたッス」

「そういえばあの吸血鬼ヴァンパイアは!」


間一髪のところでジャンプして避けた そしてリクの傍にカリン達は近づき、状況を説明する



・・・・・・・・・


「これは、死んでるッスね」

「チッ あの攻撃がなければ分かったかもしれないのに」

「この場所に連れ去った理由ですね 兄さんはその事についてどう思いますか?」

「まぁ1つ言えて1つ疑問なのが、吸血鬼ヴァンパイアを殺ったのは口封じだと言うこと そして口封じした奴がプレイヤーではない場合、モンスターにも自我があり自由に動けていること」

「まぁモンスターに自我があるのは分かっていたし、でもそれはある程度のシステム内での行動な気がしていました けど、口封じをしたのがモンスターだった場合システム内の行動から逸脱している存在...」


「ふむふむ、それでリク君は心当たりあるのかい?」

「いや、今のところは無いですね(俺が心当たりあるのはデュラハンで、3度目の戦いは無いと思って安心していたがもしこれがデュラハンなら...ん?)サエルさん?何時から此処に?」

「斬撃が出現した瞬間にちょうど辿り着いてね」

「会話も聞いてた聞いてた」


サエルがいつの間にか会話に紛れており、リク達は多少驚いた表情を見せた


「サエル、そっちは無事に8.9階層は攻略出来たんだな」

「高火力でゴリ押ししてここまで来た感じだね」

「私とネオもいたから、高火力は高火力ね」

「攻略が難しいとは思いませんでした?」

「ガイコツやゾンビが強襲 強襲 攻撃が途切れると危険危険」

「まぁカエデやネオの高火力でほとんど危険はなかったがな」

「ガイも無事だったんですね」

「とりあえず再開はここまでにして、10階層が無事に終わったならそろそろこの迷宮出ようか」


その時、リク達全員に迷宮攻略の報酬が届いた


《迷宮攻略の報酬として、各々にイベントアイテム『風鈴』を10個渡します》


「意外と少ない少ない」

「えぇ、迷宮攻略にかなり苦労したのに10個は少なすぎるわ」


《10階層のボスを討伐した リク・グリムには追加で報酬を渡します》


《リク・・・スキル《蝙蝠吸血》《血毒ブラットポイズン》を獲得しました》

《グリム・・・スキル《咆哮》を獲得しました》


「(良いスキルだな それに吸血鬼ヴァンパイアの助言にピッタリなコウモリが吸血できるスキルがゲット出来たのは良い)それにしても《血毒ブラットポイズン》か...使う場面は少なそうだな」

「《咆哮》か まぁスタン効果が付いてるしまだ良い方」

「兄さんとリクさんの報酬はスキルだったのですか?」

「ボス討伐の追加報酬ですね 俺もグリムも戦ったボスの戦闘スタイルに関係あるスキルみたいですね」

「僕は《咆哮》でリクは血に関係しているスキルか?」

「まぁ戦った相手が吸血鬼ヴァンパイアですし必然的に」



《蝙蝠吸血》

コウモリが吸血出来るようになりました 吸血の血液はコウモリから発射させるなら使用可能ですが、自由自在に使用また貯蓄するなら血液を回収するしか方法はない


血毒ブラットポイズン

血液に毒効果を付与可能 付与魔術エンチャントマジックより強力な毒効果


《咆哮》

レベルの低いモンスターには有効 プレイヤーには至近距離で浴びせないとスタンが発生しない




《迷路迷宮が攻略されたことにより、迷宮は自動的に消滅します そして中にいるプレイヤーの皆様は全員同じ地点に転移されます》


「リク、あの約束忘れてないよな」

「あぁ決闘のことだろ 忘れるわけないだろ」

「(あれ?全員同じ地点ってことは、襲ってきたアイツと...)初心者ルーキー狩りをしていたギルドも同じ場所に...2人とも転移したら決闘なんかしないで、逃げた方がいいわ!」


リク達一同そして迷宮内のプレイヤー全員が外に転移された

どうだったでしょうか?

温かいコメントや感想、リアクションお待ちしています


そして、旧Twitterに作品投稿だけに使っている垢を

まぁまぁ前に作りました 宜しければそちらのフォローもお願いいたします。

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