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Making Of Fantasy VRゲームの能力が何故か現実でも扱える 陰キャなので現実ではできる限り目立たずに生活していく...  作者: リクント
夏イベント本格始動編

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刃と斬撃

83話完成しました!


リクは息をあまり吐かず、触手にゆっくりと水中深くまで引っ張られていた

「(こちとら水中戦は初なんだよ! しかもモンスターの姿は見えねぇ、もう少し深い所に潜んでやがる! それに水中じゃあ血液創造ブラットクリエイトは使い物にならねぇ 『血液刀』がもう溶けてやがる)」


腰に装備していた『血液刀』は水中に入水してから徐々に溶けて混ざっていき、現在は刀として使い物にならない所まできていた


「(《ホムラ》は発動しても水中じゃあ直ぐに消えるだろう 《鳴神ナルカミ》も... いや待てよ、雷なら電撃の衝撃で触手は離れるか... それに他の水中モンスターもも倒せるよな...《付与魔術エンチャントマジック 鳴神ナルカミ》)」



リクは鳴神ナルカミを自身に付与し、身体中から雷を思いっきり放出させた だが、雷は襲ってくる周囲のモンスターは倒せたが肝心の触手は離れなかった

「(っ、電撃でも離れないのかよ!結構厄介なモンスターだな 水中じゃあ『雪血刀』も振れても威力はほぼ無いだろうし...雪血の形を変えるしかないか)」


水中をゆっくりと沈んでいくなか血液を手の平から出しつつ『雪血刀』を手にして無数の刃に変形させていくが、その際に貯蓄していた血液も放出し水と溶けて混ざるのを上手く利用し、雪血刃を血液操作ブラオペできちんと操作できる血液量を纏わせていく


「(《血液操作ブラオペ》 っし、操作は問題無くできるな だが入水時の衝撃で酸素もギリギリ 《疾風ハヤテ》で上に素早く浮上するしか... いや、素早く浮上したら減圧症になるって言うのを最近何かで見たな なら、ゆっくりと浮上するしかないか モンスターと出会ってないのに奥の手を出す必要はないな)」



リクは『雪血刃』で触手を断ち切り、息を少し吐きゆっくりと浮上しようとした だがモンスターが浮上する敵を見逃すことは無く攻撃を繰り出してきた

今回は触手での攻撃では無く、水刃ウォーターカッターを連続で飛ばしてきた

「んんっ、(水刃ウォーターカッターだと! こちとら水中では機敏に動けないんだよ!『雪血刃』爆発・・・ っ、氷の破片が身体中に...)」


水刃ウォーターカッターを相殺する為に数枚の『雪血刀』を爆発させて無事に相殺したが、その爆発の影響でリク自身にも氷の破片が飛び散り掠り傷を負った

「(やっぱり、浮上する時間は与えてくれねぇか...やっぱり倒してからの方が確実か)」



その時、真下からモンスターが勢いよく浮上してきた

リクは浮上してきたモンスターをギリギリで避けて体勢を整えた

「(っ・・・・・・思っていたより小さいのに触手の数がさっきの攻撃より多い!)」


触手は海上の上で攻撃を仕掛けられた時以上の数となり、リクに全方向の集中火力を浴びせる

その集中火力を「雪血刃」で防ぎつつ、インベントリから先程創った血液の球を手ではなく口の中に出した


「(これは四の五の言ってられないな!魔力血液変換の逆で木っ端微塵にするしか!)」


リクは数個の血液の球を噛み少しだが酸素を身体に取り込みながら、この場からの脱出方法を考える


《種族限定スキル 血液魔力変換を習得しました》


目の前に突如としてウインドウが出現し、スキル習得の情報を教えてくれた

「(っし、運が巡ってきた!スキル《血液魔力変換》《付与魔術エンチャントマジック追尾》)」


リクは自身に貯蓄している残り血液量900を全て魔力に変えて水中に球体の形として出現させて、モンスターに向けて発射した




・・・・・・・・・




「(いつ爆発してもおかしくないし、モンスターとぶつかって爆発が起きる前に少しでも上に!)」



モンスターは相変わらず触手攻撃を仕掛けてくるが『雪血刃』で攻撃を防ぎつつ、足を動かして海面まで泳いでいく

だが、海面まで残り少しの所でモンスターに魔力球が衝突し凄まじい爆発が起きた


「(針千本サウザンドニードル 球体!)」


爆発の衝撃がリク自身に届く寸前に、針千本サウザンドニードルを使用して身を守った そして針の球体はそのまま海上まで吹っ飛ばされた


「うぉ... 目が回る... 針千本サウザンドニードル解除」


リクは針千本サウザンドニードルを解除して空中に放り出された

「やば、《血液ブラットコウモリ化 ウィング》」


空中に放り出されて、直ぐに自身の血液を使って羽を生やし海面に墜落という最悪の事態は免れた


「さすがにこれでモンスターは死んだろ にしても、カリン達は...」


カリン達一人一人に付けたコウモリの気配を探ると、固まって移動している事が分かった だが、その気配はリクの方に向かってきていた


・・・・・・・・・



「なんなんッスか!あの爆発は!」

「十中八九リクリクがやったやった」

「そうね でも水中であの爆発の規模でしょ 衝撃を食らう前に水中から出れてればいいけど...最悪死ぬわよ」

「そうなんスか!」

「ん、地上での爆発の衝撃より水中の方が強力強力」

「ヤバいじゃないッスか!」

「えぇ まぁリクの事だから衝撃をマトモには食らわないと思うけど」

「(いつ間にかリク君の事を呼び捨てにしてるッス)」

「(呼び捨て呼び捨て、なんか羨ましい羨ましい 心モヤモヤ状態)」



・・・・・・・・・



カリン達は、その後空中で羽ばたいているほとんど無傷なリクを見つけて無事に合流することができた

「ほらね、そこまで重症じゃないわ」

「ほんとッスね あの爆発からどうやったらかすり傷程度で戻ってきたんスか」

「リクリク、化け物化け物」

「え?ギリギリで脱出できたのに、何で化け物扱い?」

「リクが海中に入ったあと軽く周囲を探索したけど、階段は見つからなかったわ」

「(最初から頭の片隅に残っていた疑問... 今までの迷宮の内容的に陸から陸はないよな)最悪な予想ですが、もしかしたら階段は...」


リクはそう言いながら、指を下に向けて示す

「海中にあるんじゃあないでしょうか?」

「っ、いえ待って リクの言う通り海中にあったとしてもどうやってそこまで...」

「それに関しては気にしなくていいんじゃないスか?実際リク君は海中から脱出できているんス、モンスターにさえ気をつければ階段まで泳いで辿り着けるッス」

「まぁそこまで深くないですし、息をあまり吐かずに一直線に階段まで泳げば可能ですね」

「ん、その前に階段見つける 重要重要」

「ッスね とりあえず潜って見つけるしかないッス」

「実は先程モンスターと遭遇した際に、海中なので具体的な距離は分かりませんが、階段は見つけました ですからあとは潜るだけ...」

「潜るといっても、モンスター襲ってくる襲ってくる」

「モンスターに関しては鳴神ナルカミで対処可能なのは先程確認済みです ですからカエデ達にも付与して泳いでもらえば、ただ(・・)のモンスターなら気絶もしくはショック死します」

ただ(・・)、ってことはさっき襲ってきたモンスターには電撃は通用しなかったのね」

「はい カエデの言う通り電撃は触手にも通用しなかったです けど触手に関しては『雪血』の攻撃で通用しました」

「致命的な攻撃は半分捨て身である、血液を全部消費したあの大爆発だけッスか」

「はい、それに水中では武器を上手く振れずに血液操作ブラオペを使用した『雪血』でギリギリ相手の攻撃に対処できる位です それと『血液刀』が使い物にならなかったので、斬撃は試せませんでした」

「ん、風・雷魔術に斬撃が通用通用?」

「斬撃は分かりませんが、モンスターに当たれば怯むなり攻撃を遅らせることは可能です」

「(斬撃...)斬撃は出せなくはないけど、その瞬間に攻撃される可能性が出るし隙はなるべく作りたくないわね(アイツの武器なら一切の隙が無く高火力の斬撃が... いえ、アイツが来るわけないわ)せめて、サエルが来てくれれば...」



・・・・・・・・・


『斬狼』


「「「「は?」」」」


その瞬間、リクに向かって斬撃が一直線に飛んできた

久しぶりに投稿できました

どうだったでしょうか?


温かいコメント、感想お待ちしております

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