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仲間(1)

読んでくれてありがとうございます

ついに評価80ptになりました!

評価、そしてブックマークをしてくれている皆さん、本当にありがとうございます!

この調子で増えることを願って頑張ります


「まさかそんな方法で突破されるとはな。今まで誰もしなかったよ」

「俺はゲームのシステムを利用しただけだ」

決して人間として最底辺に成り下がったわけではない。

「…その通りだ。お前の発見勝ちだな」

お、思ったよりすぐ認めるんだな。

よし、せっかくだし。

「まだやるかい?」

これ、一度言ってみたかったんだよな。

どうせなら胸ぐらをつかんで言いたかったが。

「げ…元気…イッパイ…だぜ…ヘッ…」

「…っ!?」

こ、こいつ!?

刃牙ネタをしっかりと拾ってきやがる!

やっぱりこのゲームはおかしい気がする…

いろんな意味で。

「すまないな、弾丸を持ってないんだ」

こいつ、まだ続ける気だったのか?

「いや、俺もこの辺の警察署の場所が分からないからいいさ」

「そうか。ではそろそろ話を戻そう」

「あんたがのってこなければこんなことにはならなかったんだがな」

まさか刃牙ネタについてくるとは思わないだろ。

流石だな、古代王の左腕…

いや関係ないか。

「いいだろう、古代王の剣はお前に渡すことにする」

「いいのか! よし!!」

これで三大アーティファクトの二つがそろうことになる。

「ただし、このままお前を行かせるわけにはいかない」

「どういうことだ?」

「わかってると思うが、お前は弱い」

「ぐっ…」

確かにわかってはいる。

ステータスもスキルも、現状のままでは到底太刀打ちできない。

でも、なんかこう、面と向かってはっきり言われるのは…

「ということで、お前が一定レベルまで強くなるまではここにいてもらうぜ」

「…つまり?」

「俺が特訓してやろうということだ」

なるほど。

これはかなり魅力的な話だな。

正直、俺はこのゲームで自分を鍛える方法をいまいち見つけられていない。

古代王の左腕に習える機会なんてめちゃめちゃ貴重だ。

「ぜひ、お願いしたいです」

「なら決定だな。あっちの三人はどうする?」

そういえば三人もここにいたんだった。

完全に頭から抜けてたな。

「聞きに行ってきます」

「あぁ」

断られたらどうしようか。

そもそも三人はこのゲームを楽しむためにやっている。

俺みたいに最強を目指してるわけではない。

だから断って三人でどこかに行く可能性は全然あるわけだ。

協力するのは一時的。

ゲームなんてそんなもんだ。

「おい、みんな―」

「下がれblack!」

祐真が叫ぶ。

「いったいどうしたんだよ」

「落ち着いて聞いてくれ、この二人はルナティック・チェイサーなんだ」

「え…?」

「ほんとなんだよblack」

祐介が真剣な顔で念を押してくる。

こいつら、まだそんな話してたの?

「black、こいつらやっと信じてくれたんだよ」

「あぁ…そうみたいだな」

もう頭が痛くなってきたわ。

「俺たち三人の力を見せてやるぜ」

「上等だよ、私達には絶対に勝てない」

「あぁーストップストップ!」

話聞いてなさすぎだろ!

てか俺めっちゃ頑張ってたんだけど!?

なんで無視して五人で遊んでるの!

「もう戦う必要はなくなったんだよ」

「「「「「え?」」」」」

とりあえず全員目丸くするのをやめろ。

「落ち着いて聞けよ、俺はこれからしばらくの間ゴンゾウさんに特訓してもらうことにした。三人はどうする?」

「「「特訓?」」」

「「何があったの?」」

息を合わすんじゃない。

もう俺では手に負えんわ。

俺は後ろを振り返る。

「ゴンゾウさーん、お願いしまーす!」

ゴンゾウさんはやれやれというジェスチャーをして俺の横に来る。

「俺負けた。こいつ弱い。俺鍛える」

おい助詞!

助詞が一つもないぞ!

「「「「「そんなことがあったんですか!」」」」」

…殴りたい。

「で、君らはどうするのかって」

三人は顔を見合わせる。

「「「ここに残りますよ?」」」

「だそうだ」

迷うそぶりもなく。

なんでそんな即答できるんだ?

「時間がどれだけかかるかわからないぞ?」

祐真は顎に手を当てて何かを考える。

「あ、そうだ。俺たちはこの二人と特訓するのはどうです?」

「あ、私もそれがいいと思う」

「確かにそれは名案だ。じゃあこれで決定」

俺は昔のことを思い出す。

嫌な記憶だ。

「…で」

「ん、何か言ったかblack?」

「なんで俺のわがままに付き合うんだよ」

「どういうことだ?」

「別に強制じゃなんだ。どこにでも行けばいいじゃないか」

こんなことを言うべきじゃない。

それでも言ってしまう自分が嫌いだ。

「だって俺達仲間だろ?」

祐真は笑って言った。

「仲間…」

仲間か。

俺が仲間に対して悲観的な理由、それは三年前の話だ。






読んでくれてありがとうございました

刃牙ネタ、皆さん分かりましたか?

ここからついに黒崎君の過去に触れたいと思います

よければブックマーク評価お願いします!

目指せ100pt

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