第90話 大局戦会議
会議にてクリスは話す方針をまとめるために口を開いた。
「この大局戦をどう勝利するの? シグマを倒すにはメアリー、そしてエックスを倒す普通必要があるんだよね?」
クリスの言葉にラクトミルは立ち上がると自信満々に語り出す。
「ああそうだ。こちらが攻めるのと同様に敵もこちらに攻めてくる。そのため全面突撃というわけにはいかん!このバランスがとても重要になるのだ!」
「ええそうね、であればまずワタシの配置から決めるべきね。どちらでも構わないけれど....できれば攻撃に回りたいところね。消耗が激しいワタシの戦いは防御のような持久には向いていないから」
「そうだね....おそらくだけどフィアノールは突撃兵としてが一番強い運用だろうから...フィアノールを主力とした戦いを作っていくべきかもね...」
クリスはそう自信なさげに話すとフィアノールは続けていう。
「厄介なのは灰兵ね、情報によれば間接面を狙うことで射撃はできるけれど、背後に回る必要がある以上は時間を取られる。機関銃掃射に対してもワタシでは対処ができないし」
「音響ミサイルならば機関銃は排除可能だ!ここはこのラクトミルの出番であろう!」
「....音響ミサイルで攻めるとして灰兵が銃を使わないから.....機関銃の排除だけに留まるかな、ラクトミルはむしろ防御側として回りつつ指揮を取るべきかもね、僕は防御に回るって感じの方がいいのかな?」
「そうね、まあワタシとしては攻めに置くのもありだと思うけれどね?」
フィアノールの独り言のような言葉にラクトミルは首を傾げる。
「そうか? クリスは守りにおいて絶大な力を発揮するぞ! 塹壕戦に突入してくる相手を次々と倒すべきだからな!」
「そうね.....ただ魔法の戦いにおいてあれほどの分析速度があれば攻めがさらに強固になる....特に敵の対策に関してね」
「そっか....敵の戦力配分はおそらくエックスを主軸にするわけだけど...蛆虫は生成系じゃないから長時間移動にはコストがかかりすぎる...そうなるとほぼ確実に守りに配置されてるから必要ってことだね....」
「そう、だから迷っているのよ。エックスの魔法だけは謎が多すぎるから....」
「そうだナ....俺の戦闘の時は身体強化みたいな芸当はなかったが、メアリー強襲時にはカプティブ並みの走行をしていた。違う能力者による操作の可能性といったところかナ?」
「そうだね、それに今考えれば復活に関してもだよ、僕が大剣で倒した時に、今考えれば服まで傷がなかったのはおかしいんだ、そうなると死んでも生き返るのではなく、そもそも囮....?......そもそも能力の前提が違う.....のかな」
「はっはー!考えるだけ無駄だ!制御系ならそもそも制約があるからな! やってきたことから対策すればいい!酸を出す能力!身体強化をできる時がある!死んでも生き返れる!蛆虫を操作できる!まずはここから考えればいいのだろう!」
「まあそうだね.....」




