↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スーパーのベーカリーはタイマーがいつもうるさい  作者: 麻生あきら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/7

02 不安しかない

 雇用されたスーパーを説明しておかねばならない。

 不安材料が多かった。

 

 ・地元スーパーが強い、スーパー激戦区。

 ・しかも地元スーパーは、大手小売のグループ企業。

 ・雇用先のスーパーはかつて隆盛を誇っていたが、その当時は落ちぶれていた。

 ・そのスーパーの店舗は開店して1年程だったが、すでにいくつかのスーパーが撤退しているといういわく付きの立地。

 

 

 良かった点は、地元スーパーが改装で休業していた事だけ。

 お陰でとんでもなく忙しかった。

 

 

 

 そんな店舗のベーカリーでお勤めを開始した。

 ベーカリーでの午前中の従業員の役割分担は次の通り。

 

 ・麺台

 ・窯

 ・フライヤー

 

 主に三ヶ所に分かれて作業。

 作業の合間の隙を狙って袋詰めしたり、売り場の陳列棚に商品を運ぶ。

 

 午後は翌日の材料の用意と掃除。

 

 

 

 私はまず一番簡単なフライヤーに配属された。

 

 着替えをして厨房に入り、窯とフライヤー、ホイロの電源を入れる。

 照り出しの卵の用意をする。

 売り場の棚から売れ残りを回収して、棚の掃除。

 

 そしていざ、フライヤーへ。

 

 

 

 それから数年。

 地元スーパーの改装が終わり、売り上げが落ちた。

 さらに徒歩10分に新たな別の企業のスーパーが出店してきて、売り上げが落ちた。

 そしてトドメに、もう一店別のスーパーが出店してきた。

 

 下降し続ける売り上げ。

 従業員が辞めていっても人員は募集されなかった。

 

 

 三ヶ所に分かれていた担当が、二ヶ所になった。

 

 ・麺台とフライヤー

 ・窯

 

 そして、全部の仕事が出来るようにならなければいけなくなった。

 きっつ。

 きついけれど、生産数が減ったので何とか回せた。

 いや、回すしかなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。