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初めての街(4)

グラシン「まぁ聞きたい事他にもできたが…今日はもう良いだろう…近いうちにまた聞きに行から通行料銀貨1枚払って通りな」


俺は銀貨1枚を机に置き、呆れた状態のグラシン副兵長を含めた憲兵に向け「失礼しました」と言い街に入る。するとティブソンが「ま、待て」と言い俺は振り返り「どうしました?」と聞くとティブソンは「初めての街なんだろ?俺らが案内してやるよ」と言いパルシアが「そうね…子供1人じゃ危ない目に遭うかもしれないし…」と言うが心の中では(冒険者が多い街だし…A級を倒せる子供に舐めてかかる輩が痛い目合わないように私達でどうにかしなきゃ…)と思っている。

シルティアは「ありがとうございます! 助かります!」と笑顔で返し案内してもらう事になった。


憲兵室から出るとそこは沢山の人と沢山の店そして遠くの方にとても大きな塔が見え初めての街に「わァ!」とワクワクを隠せないでいた。


そんな俺を見てティブソンは笑いながら「あぁいう所は年相応だな」と言いそれにパルシアも笑いながら「そうね 可愛らしいわ」と言いフィーリスは「うんうん」と頷いている。


そういえば、近いうちってどれくらいだろ?まぁとりあえず魔核を売らないとなぁ お金がティブソンさんから貰った銀貨しかない…


シルティア「ティブソンさん」


ティブソン「どうした?少年」


シルティア「魔核を売りたいんですけど…どこで売れますか?お金もティブソンさんに頂いた銀貨だけですので…」


ティブソン「お前…無一文だったのか!…銀貨上げといて良かった…」


ティブソンさんの言葉に俺は申し訳なく「あはは」と軽く笑う事ぐらいしか出来なかった。


ティブソン「そうだな このネクルシアで魔核を売る事が出来るところと言ったらまぁ冒険者ギルドだろうな」


パルシア「そうね まぁ問題はA級を倒せる君に子供だと舐めてかかる輩が沢山居るって事よ…確実にね」


ティブソン「そうだな…まぁその時は俺らがどうにかするからお前は手を出すなよ!少年!」


シルティア「あ、はい…」


魔核が自分で倒したのがバレてからすごい警戒されてるなぁ…まぁそうだよなぁ そんな子供が居るなら異常生物だもんな…って誰が異常生物だよ!…心の中で自分につっこむとは…虚しいものだな…


そんな時ティブソンが真剣な表情で質問してきた。


ティブソン「なぁ少年…聞きたいことがあるんだが…パルシアもフィーリスも引かないで聞いてくれよ?…」


パルシア「何?こんな幼気な少年に気持ち事質問するつもり?」


ティブソン「いや…違うんだが…あのな…その…今更だが…」


俺とパルシア、フィーリスがこの空気感に息を飲む。


ティブソン「君の名前なんって言うんだ?」


ティブソンの発言に少し沈黙が走る。


シルティア「へ?」


パルシア「そんな事聞くだけで重々しい空気感出さないでくれる?」


ティブソン「馬車の時からこんなに話してて今更名前を聞くなんて…勇気がいるだろうが!! それにパルシアも少年の事「君」って呼んでるし…」


パルシア「それもそうね…」


フィーリス「うんうん」コクコク


ティブソン「でなんて名前なんだ?」


俺はティブソンとパルシア、フィーリスに自己紹介をする。

シルティア「では改めまして、シルティア・アルバートです。気軽にシルティアとお呼びください」


ティブソン「シルティアか。いい名前だな!では俺もちゃんとした自己紹介をさせてもらおう。俺はティブソン・クレインド、クレインド家の次男で我らがパーティ、

深天の剣(しんてんのつるぎ)のリーダーでA級冒険者だ!」


パルシア「私は、パルシア・ランディセル ランディセル家の長女で同じく深天の剣のパーティメンバーで私もA級冒険者よ」


フィーリス「わ、私は…フィーリス・ロングバートです…先程聞いた通り…ロングバート家の娘です…同じく深天の剣のパーティメンバーで…私はB級です…」


俺は3人の自己紹介を聞いて「おぉ〜」と目を輝かせる。


ティブソン「他にも2人いるがあいつらについては後で会った時に自己紹介させよう」


そして冒険者ギルドに着く


パルシア「ここがネクルシアの冒険者ギルドよ!あ!そうだ…ついでに冒険者登録しておきなさい!」


ティブソン「それは良いな」


シルティア「え?なぜです?」


フィーリス「え、えと…冒険者ギルド登録すると…えと…冒険証(ぼうけんしょう)と言うものを貰うことができ冒険証は…えと…身分証にもなるんです」


シルティア「なるほど…確かに今の僕には必要ですね」


ティブソン「そういうこった! じゃぁ入るぞ!」


初めての冒険者ギルド…どんな所だろ? 酒飲みの世紀末の風貌の男たちとかが居るのかなぁ…さらにワクワクしてきたぁぁ!!


ギイィと扉が開くするとそのにはイメージ通りの世紀末風貌の男達が居たそれに若い子から老人まで老若男女幅広い人達が集まっていた。


パルシア「どう?これが迷宮都市 ネクルシアの冒険者ギルドよ! 驚いた?」


シルティア「えぇ、とても驚いてます!」


ここが冒険者ギルド…世界全てを見る旅の第1歩だ…ワクワクが治まりそうにないなぁ!

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