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転生そして現象(2)

『現象師(げんしょうし)』とは現象 (人間の感覚や知覚捉える事ができる、自然界や人間社会における全ての出来事や物事の現れ)の過程を体内や脳で構築しその現象をひきおこす者であり存在しえない存在である。

そしてその現象を引き起こすためにはエネルギーが必要である。

魔法を使うのには魔力が必要なように、闘術を使うには闘気が必要なように現象を引き起こすにはエネルギーが必要である。そして自然現象や人的現象が起こるのに必要なエネルギーを『象力(しょうりょく)』と言う。

魔法の様だが魔力を使わず引き起こすため魔法ではないと言われている。


シルティア「なるほど…でやり方は…」


そしてどうやれば出来るかだが簡単なのは 外に出て瞑想し自然魔力とは別物の感覚を感じる事そしてそれを体内に取り込む事それを繰り返し取り込んだ「象力」を溜め込んで脳に意識を集中させ現象の構築をし引き起こす事が出来る。


ふむふむ 象力…ファンタジーとはいえ聞いた事ないなそれに難しそうだし長くなりそうだなぁ と最後のページを見る


だがそれには2つ問題がある1つ目は魔力が本人の魔力が大きければ大きいほど象力は吸収できなくなる。

魔力は象力をすり抜け体内に吸収される事が出来るが象力は魔力をすり抜ける事はできないという問題

2つ目は出来るのは死(・)を(・)経(・)験(・)し(・)た(・)者(・)にしかできない可能性があるという問題。

蘇った者は感覚がより敏感になり自然エネルギー、人的エネルギーを吸収出来るようになる。

現象の強さはイメージとエネルギー量による


これはわしが世界全てを旅して見つけた古い文献や古代遺跡での情報をまとめた結果である。


今の俺は1度死んでシルティアに転生した身…これが本当なら俺なら出来るんじゃないか?


外に出てみるとそこは森の中で木々に囲まれていた。


記憶で見たけど実際に見るとなんかのどかな所だなでも奥に行けば凶暴な奴がうじゃうじゃしてるんだろうなぁ とりあえずエネルギー吸収してみよう

家前で瞑想を始める。


感覚がありえないほど研ぎ澄まされてるのがわかる

風の音、草木の揺れる音、川の流れる音、鳥の声、石が転がる音など家から遠いであろう音が聞こえる。

身体の中に暖かくそして涼しげな何かが入ってくるのを感じる…これが自然のエネルギーなのだろう。


しばらくして全身が焼けるように熱く痛くなり始める。


熱い…焼ける…痛い…なんだ…何が起きてる…目標を決めたのに…また、死ぬのか?


いや、まだ死ねない!!


その時天気がいきなり豪雨になりそして竜巻が発生し目の前の木々が吹き飛ばされ5mほど行ったところまで竜巻が進み消え雨も止んだ。


なんだ…本当に何が起きた? 燃えそうなほど…熱くて死にそうだったのに…ちょっとした息苦しさはあるけど…身体はなんともないし…目の前にいきなり豪雨になるわ竜巻が起きるわで…訳が…


シルティアに1つの考え浮かび上がった


もしかして身体にエネルギーを容量以上に集めたがためにエネルギーが暴走して身体の温度が急激に上昇した。そして死ねないと思い力んだ結果体内で起きてたエネルギーの暴走が象力となり熱い体を冷やすため膨大な象力が豪雨や竜巻という現象になった結果なんじゃないか?


これは…特訓が必要だな…今のままでは普通にまずいコントロール出来るようにならなければ…それに体力も必要だな…よし決めた

普通に考えて5歳児がこんな明らかに危険な森を闊歩するのは異常なことだから最低でも2年は特訓しようそして2年後に目標である世界全てを見る旅に出る…うぅ…ワクワクしてきたぁぁぁぁ

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