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心結乃熾刀  作者: 氣肚愛烙
第一章 黎明乃熾刀
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熾刀之世界

 どうやらこの周辺は山で囲まれているらしい。

 私が目覚めたのは、その中心にある岩壁の塔

塔というより、この辺り一辺の森の波長を担うかのような大きな岩だ。

 私はその岩の頂上近くの岩穴で目覚めた。

 この世界の植物、他にも動物や、ありきたりな岩さえも、なにか違った龍動的な力を感じる。



 それにしても、他の生態系を調べるには、この岩は高すぎる、降りるにも、何もなしに、降りたらおそらく即、絶命であろう。

 しかも数刻せぬうちに、辺りは暗くなりはじめる勢いだ。


聞こえてくるのは、聞いたことのない鳥の声。



 洞窟の外が次第に暗くなり初め

 焦燥とわずかな沈黙、起きたばかりの我が意識

 朦朧としたなか、微かに感じる魂の産声を感じた。




、、、



私は何故ここにいる



 消えかけていた記憶と魂の玉響へ、己の記憶がほぼ残っておらぬことに、私は困惑と暗冥の狭間にいた。


此処はどこだ、、?


まず、記憶が断続的で、いま、ここに意識があることに少し違和感がある。

 心底《しんてい》に微かに感じる魂が、この世界から拒絶されたというか、ズレを感じるのだ。

 それはまるで蜃気楼のように、


実態のない魂がこの世界に偶然 発生したかのやうな



、、、、




周りが少しざわつく。





 風が、辺りの木々を薙ぎ倒すかのように、

びゅーびゅーと、

 先程まで聞こえていた鳥の聲も聴こえなくなった。



ウッヅ


なんだ、、

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