代わりの人
掃除のオバちゃんが変な人で駅員さんは困っていた
ゴミ箱から漁ったゴミを「落とし物」と言って持ってくるのだ
スポーツ新聞だったり、パンの食べさしだったり、破れた手袋だったり
駅員さんはその度に「ゴミ箱の中の物は持って来ないで」と注意した。するとオバちゃんは
「落ちそうになってたんや!ゴミ箱から落ちたら落とし物や!落ちる前に持って来てるだけや!人の仕事にケチ付けてパワハラや!」
仕事をしてるだけと文句を言い返した
たまに上機嫌な時もあって、駅員さんの休憩室にあったゆで卵を見て
「ゆで卵、茶色いですよ」と駅員さんに笑顔で聞いた。駅員さんが戸惑ってると
「しょう油付けたからですかね」
「白と茶色の部分がありますね」
「半分煮卵ですね。ハハハッw」
オバちゃんは自分で答えてどこかに行った。駅員さんは相手したらアカン人だと察した。
決定的だったのはゴミを仕分けせずに入れてたオバちゃん。
清掃業者の上のオッチャンが注意しに来た。
「混ぜるな危険とかあったら危ないんで、ちゃんと仕分けして下さい」
「現場にほとんど来ず、来たと思ったらストレスから私をいじめる。いじめるためにわざわざ出向くな!パワハラや!」
オバちゃんはこの注意を聞かずに仕分けしなかったので、1週間後クビになった。
駅員さんの「代わりの人呼んで」がついに発動した。
新しく来たのは優しそうなオッチャン
安心する駅員さん達
オッチャンがホームから戻って来て一言
「ゴミ箱にスポーツ新聞落ちてましたよ」




