安心してください。医学知識は身についています
地面の衝撃で猫助は元の姿に戻る。猫助が衝撃をほとんど吸収してくれたおかげで俺ほとんどダメージを食らわなった。
「猫股の妖力量が減ったのに、宗太氏のは減っていないのを見るに二人は切り離れていてリンクしているわけでもない。これは面白いです」
ペスト医師手をたたく。
「シールド!」
俺は盾を出した。
さっき俺は指を切られたとき、こいつの動きは全く見えなかった。
こいつが指のことを話し出した時にやっと自分の指がないのがわかったくらいだ。となればこいつのスピードはあずきやてけてけなんかよりもずっと速い⋯。
俺は盾を握る。瞬きをしないようにじっとペスト医師を見続ける
「見ても私は面白くありませんよ。観察対象として私の価値はかなり低いです。価値的行動学に従えばあなたは鏡で自分のことを観察するべきだと思いますよ。それくらいあなたは興味深い者です」
「お前さっきから俺に興味があるって言ってるけど、俺の何にそんなに興味あるんだよ」
俺は時間を稼ぎたいのもあり、純粋に知りたいのもありそう口を開く。
「あなたは今現在人間の器でありながら妖怪になっている。これはとても珍しいことなのです。あなたは妖怪になったばかりと聞いていますので、説明いたしますと、普通妖怪は輪廻転生の際に妖怪になる、もしくは概念や生物が強い念を浴びて妖怪になるっという二種類なのです。あなたはそのどちらにも属していない。となればあなたは一体なぜ妖怪になることができたのか、私の好奇心がそれを知れとうるさくて調べずにはいられないのです」
ペスト医師の顔は仮面によって見えない。それでも恍惚とした声をしている
だから俺の体の中身を見て、普通とどう違うか確認したいと⋯⋯こいつやっぱり頭がおかしい
「あんちゃん。ワイは攻撃に専念するからあんちゃんはとにかくやられんようにだけ頑張ってくれ」
「もちろん頑張るけど、こいつ強いから少しでも気を抜いたら殺されそうなんだけど⋯」
「盾で攻撃を防ぎ」
「頭では理解しても体が対応できるか分かんねえそ⋯」
「妖力の流れを見るんや。見れんかったら本能⋯山勘やがんばれ」
なんだよ山勘って⋯。そういおうと思ったが先猫助はもう向かって行っていた。俺もやるしか無さそうだ⋯




