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妖し少女あずき  作者: 椎名 園学


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41/43

皆が地動説を支持していると思ったら大間違いだよ

「これはだな、あずきから頼まれた依頼とは関係ないいわばプライベートパンツなんだよ」

「だろうね。私は女子高生の下着を盗めなんて頼んだ覚えはないよ」

「んで。なんでここにいるんだ?今日は体を休めているはずじゃ?」

「家で君がしっかり仕事しているかを見ながら君の陰キャップリを見ながら一杯やっていたら、言った通り君がコンプラ違反を犯しそうだったからだよ。知らないだろうけど、この物語の作者はギャンブルで高卒初任給数か月分の借金をしているんだよ。この物語が潰れたら君が借金肩代わりできるの?」

「ちょ本当にメタすぎるから。てかなんでお前がそんなこと知ってるんだよ」

自分が下着泥棒を働いている現行犯ということを忘れるほどの声量でツッコむ。あずきはうるさそうに耳を手で覆いながら

「じゃその下着と制服返したら家に戻ってきてね。作戦会議始めるから」

あずきはぬるっと自分の影に消えていった。

さっきの女子生徒と思われる人が陰から俺を覗いていたが、そんなことはどうでもよい。俺はただ女子トイレに戻った。そしてそれを頭に被った


「いや、なんで平然と被ったの?」

「そりゃパンツだからであって。なかなかスパイシーフレグランスだったぜ。ターメリックというか」

「きも⋯」

あずきはゴミでも見る目で俺を見る。俺自身自分の行いに一切の後悔はしていないのでどうどうと「作戦会議始めるか」と本題に移る。あずきもため息をついて

「前は無計画で行ってコテンパンに負けたから、今回は入念に進めていくつもり。それでまた助っ人なんだけど」

「へい!ワイやで!」

窓が開き、普通の猫モードの猫助が入ってきた。

「学校の怪談は自縛範囲が校庭を含む学校内でかなり移動してくるから君とはぐれてしまう可能性は否定できない。生身の人間の君と妖怪とじゃ2秒も持たず殺されるから君の護衛として猫助に来てもらった」

「あんちゃん背中は任せーや。もちろん前も守ったるでー」

猫助は猫のくせに俺よりふっくらした力こぶを見せる。自分のを触ってみたがぷにぷにしている。俺は猫にすら負けているようだ

「学校の怪談は私が実際に確認したのはこっくりさん、魔の鏡、二宮金次郎、トイレの花子さん、開かずの放送室の5つ」

「俺の学校に二宮金次郎像は無いぞ?」

「学校に像があるかないかは関係ないよ。トイレの花子さんだって昼間いないけど現れるでしょ?」

なんか違う気もするがそういわれればそうも感じる

「でも、こっくりさんって別に学校関係ないだろ」

俺が聞くと、猫助が

「こっくりさんちゅうのは元々学校の怪談やったんやが手軽に誰でもできるんで、家でやる人が増えていって分かりにくくなっとるんやで。ですよね、あずきはん?」

「その通りだよ」とあずきは頷く

「今日の夜11時45分にここを出て校門前で焼く13分ほど待機。12時ちょうどになった瞬間侵入開始だよ」

いつも通り詳細な説明は無い。慣れてもはやこれが普通と思い始めてきた

「12時に行く理由とかあるのか?」

「助っ人猫助は時給制だからどれだけの時間働いたか12時ぴったりからだと分かりやすいからね」

猫助は頭を下げた。


ターメリックの香りを調べたところ土臭いそうです。

日本語名は「うこん」です


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