バニーガールは夢を見ないんじゃなかったっけ?
お願いしたら、あずきは引きつった顔で「触ったら殺す」とやいやバニーガールの巨乳お姉さんになってくれ、俺はあずきの隣で目を閉じた。
あずきは否定しているものの再び敵に襲われる危険性が頭の中で襲ってきて眠れないんじゃと思っていたがあずきバニーのおかげか、すんと眠りにつくことができた。
目が覚めるとあずきがゲーミングチェアに座って紙に何か書いているようだった。一応と思って横から見てみたが、さすがにバニー衣装は解いて学生服の姿に戻っていた
「おはよう。よく眠れたみたいでよかったよ」
「あずきのおかげだな」
「本当だよ。さっき起きた時、君の夢を見てみようと思って頭の中を覗いたら、君がバニーの私とキャバクラみたいなところで楽しんでたよ。君、いくら夢の中だからって少しくらいは嫌がって私の気持ちを考えてくれてもいいんじゃない?」
「わかってないなー。嫌がってた顔をしたやつがいやいやバニーを着せられてるってのはこれはかなりハイレベルでシコリティが高いんだよ」
「そのシコリティっていうのが何かわからないけど、多分キモチ悪いこと言ってるのは分かった」
「そのきもいってのもある種ご褒美で⋯」
「君は人間じゃないと思うよ。人間にしてはキモすぎると思う」
あずきは顔にこそ見せないものの椅子を少し俺から離す。そして湯気の出たティーカップを指さし「入れたばかりだから熱いかもしれないから気を付けて飲んで」
「ありがとう、バニーガールと言いこれと言いなんか今日優しくねえか?」
俺の家のものを遠慮もなく使ったんだろうと思いつつ紅茶に口をつける
「今まで私が戦ったサンタクロースとアメフラシ、そして縄の子供はどれも妖怪度が低くて個体としても弱いやつばかりだたったから勝てているけど、何度もになるけど今度のあいては妖怪度4に関係してなおかつ、個体としても選ばれるだけなんだから強いと考えられる。いつも通りに5体満足で帰ってこれる保証はないし生きて帰ってこれるかもわからない。」
紅茶は少しいつもより渋いような気がした。しまった窓には暗黒の闇夜が映し出され、さっきまでは吹いてすらいなかった風が激しく窓を叩きたつけている。
「なら死なないように頑張ろうぜ」
「まるで他人事みたいだね。まぁ変に緊張されるよりもそっちの方がいいかもしれない」
あずきも自分の紅茶を飲んだ。
「まだ出発まで一時間くらいあるからシャワーでも浴びてきたら?」
時計の針は九時を指す。あずきは歩いていくことにしてくれたようだ。
一時間という微妙な時間にできることはほとんどないので俺は湯船にお湯を入れて体を浸からせた。
「親がもう寝てるから起こさないように静かにな。階段とか廊下はきしむことあるから」
「私は妖怪だから姿を消せば音もならないよ」
一階ではお父さんのいびきがうるさく聞こえてくる。忍び足で玄関まで進み音のならないよう最大限の注意をもって扉を開けた。
風は通り風だったのかもう吹いていなく、空は暗黒のままだが満月の月が辺りを照らしてくれていた。
静寂に包まれる街の特に目立ったところのない平凡で平和な一軒家である俺の家の目の前
黒い犬が立っていた
な




