かふぇ
「ということは、文豪さんからは呼吸法だけで、妖術や肉体的なことは全く教えられてないんですね」
「そうなんだよ」
市街地にそっと店を構える綺麗なカフェ。お客さんは主婦の女子会や、カップルといった、和やかな感じが印象的だ
「なら私からは妖術について教えますね」
リリスはにこっとした顔をしながら、
「もともとお兄ちゃんは人間なので、妖術が常時出せるのかが懸念でしたが、昨日の試合を見ていると猫助さんが頑張っていたのもありましたが、基本的に出したいときに出せているみたいですね。そうなるとやっぱり、肝心なのは威力と応用です」
何の意味があったか分からなかった文豪の呼吸訓練のおかげもあってか、リリスの言う通り、昨日は猫助を出すのに苦労することは無かった。
「威力と応用というと?」
俺は聞き返す
「威力というのはそのまま妖術の強さですね。お兄ちゃんの場合はより強い猫助さんを出すということです。より強固な猫助さんを出すことができれば、敵を倒しやすくなりますし、猫助さんを出す回数も減らして妖力の消費も減らすことができます」
「なら応用ってのは?」を
「応用は自分の妖術を深く理解し、ただ出すだけではなく、想像力を膨らませて応用させていくということです。あずきさんのリボルバーが分かりやすい例ですね。小豆洗いは小豆を減るで洗うという妖怪ですが、弾丸を小豆にし、銃口部分にほんの少しだけ水があるリボルバーは小豆を洗っているぎるだという拡大解釈で、あれを可能にしているんです」
「暴論じゃねえか…・・・・」
あれがざるはだいぶ無理がある。
「暴論でもそれらしい論ができていれば、大体できます。お兄ちゃんも腕を猫助さんのにしているじゃないですか?」
「確かに…・・・・猫助がやってくれてたけど、あれは論的にはどういう論なんだ?」
「お兄ちゃんの妖術は猫助さんを生み出せるってことなんで、あれはお兄ちゃんの体の上にぴったりと猫助さんの体の一部を生み出しているって論です。だから正確には獣化ではないんです」
俺はアイスコーヒーを飲んだ。あずきまでと行かないものの、俺も少しひどい論をとおしているもんだ。
「ちなみにリリスの能力はどんなものなんだ?」
「私は魔女ですので、魔法を出すことができます。魔法の種類が多くて大体なんでもできるので逆に応用が思いつかないのが欠点ですが」
応用は想像力が大事なのか…・。それにしてもやっぱりこんな可愛いろりが魔女には見えない。いや、もしかしたら幼女化の魔法でも使っているのか…...。←まぁそれでもるりはるり。素晴らしき




