表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妖し少女あずき  作者: 椎名 園学


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
103/104

昨日の疲れを感じず、今日はいつもよりも2時間も早く起きた。この時間ではまだ朝ごはんも出来ていないでので、あずきのようにと朝から湯を張って、体を洗った。風呂は決まって夜だったので、朝から体が熱くなるというにのは違和感を感じたが、いつも昼近くまで続く眠気が嘘のように消えていったのには驚いた。

ゆっくりと使っていたら、時間がだいぶたっていたようで、風呂場の扉がノックされた

「ん⋯。宗太⋯⋯。お風呂変わって⋯」

あずきの声は寝ぼけている時の声だった。起きたばかりのようだ。

もう上がるか。

体は洗い終わっていたのであとは湯から上がるだけ。だが、深夜テンションならぬ早朝テンションの俺はいいことを思いついた。いくら冷酷だと言えど、あずきは女。しかも最近はちょっと俺に優しくなってきてる感じもする。ここはひとつ驚かせて可愛い悲鳴出させてみたい。すっぱだかで出て見せつけてやろう。

俺は湯から上がった。扉に手をかける

「ん⋯⋯。別に「小さい」くらいしか言わないけどいい?」

俺は扉に手をつけたまま、動かさなかった。俺の頭はすでに読まれている⋯⋯

まだあずきには到底かないそうもなかった


朝ごはんが食べ終わり、ベットに戻ると、たんこぶに絆創膏を張ったあずきが寝ころんでいた。

「めずらしいな。この時間にゴロゴロなんて」

「誰かさんにたんこぶ作られるくらい強く殴られたから、体を休ませる必要があるんだよ」

「そりゃあかわいそうに。唐揚げ泥棒には残当だ」

あずきはため息をついてポテチの袋を開けた。

「今日行くところは、結構やばいって最近噂になってるから、心の準備しといた方がいいよ」

「そういうこと知れっというのやめてくれ。前お前がそういって学校に行ったら俺達どっちも死にかけたじゃねえかよ」

「正直あれは猫助と翔太の助けが無かったらあそこでお陀仏だっただろうね」

「ほんとだよ。お前最後体貫通させられてたし」

あの時の光景は夢に出そうなほど恐ろしかった。あの血まみれの女の顔が怖かったのもあるけど、なによりあずきが死ぬって思ったのが恐怖を増幅させてた

「まぁ死なないように頑張ろう。一応君が君が好きそうなものをもっていくから」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ