翔太
「え、お前って今さっき戦ったあのでかい声で喜劇王とかぬかしていたあのあいつか?」
「あ、はい。そうです。さきほどはありがとうございました」
同じことを繰り返した⋯。こいつさっきまでとは明らかに何かが違う。まるで別人と話しているみたいだ。
俺は猫助を召還する。接戦だったが勝ててはいるので俺は強気になっていた
「猫助、こいつなんか変じゃないか?」
「妖怪の仕業かも⋯⋯って、何言わせてんねん。あんちゃんに負けたばっかであったから何言えばいいかわからんだけやないか?なぁ喜劇王?」
「いや、実は僕いわゆるシャイで⋯戦うモードに入らないとうまく人と話せなくて⋯」
「なんやさっきまでとえらい違うと思ったらただの性格かいな」
猫助は笑ってばしばしリッツ肩を背中を叩いた。リッツは何も言わずただ苦笑いを浮かべるだけだった。本当にさっきまでとは大違いで、俺は何も言えず用を済ますと、一言もしゃべらずトイレを去った。
トイレから出ると、翔太が壁に背を預けて壁に寄りかかっていた。
「お、翔太」
「お疲れ様です。先ほどは本当にすみませんでした」
開口一番に翔太は謝る。俺は何に謝られているのかわからないまま、「あ、うん」と返す
「宗太さんを守りにいこうと森を進んでいたんですけど、ゾンビの大群が地面から湧いてきて全く進めなくなってしまってたんです」
そう言えば、リッツの能力で分断されてたんだったな。リッツとピエロとの戦いを集中ししすぎて気づかなかった。
「まあ別にそんに気にすることないぞ。俺と猫助で倒せたし」
「本当に申し訳ないです」
翔太は深く深く頭を下げた。なんでこいつはこんなに俺を守りたがるんだろう。俺からフェロモンでも出てんのか?それとも、俺はアニメでよくある王の末裔かなんかなのか?
いや、こういうことは考えないようにしよう。作者がかきにくくなってしまう。
帰りは教会の妖怪の妖術で家まで一瞬でテレポートした。




