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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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仙台ダンジョン

 名古屋で一泊後に仙台のダンジョンへと移動した。

1~5層までが非常にめんどうなダンジョンな為、入口で帰る事も検討したのだが…。



「エベレストに比べりゃなんとかなる!」

エベレスト用の装備もあるので1~5階層を突破してそのまま進む事に…。

氷属性の的ばかり出現する影響でカナタのブレスでほとんど楽に倒せるのでさくさくと進むことができた。



現れるモンスターはゴブリン、オーガが多いのだが…。

特に驚きであったのはオーガに当たるとは思うのだが和製というか…着物を来た鬼といった感じのモンスター達も出てきた。



「和製のオーガってことなんかな?」

「割と地域格差はあるみたいですけどここのはかなり珍しいらしいです」

「日本の固有種ってことか」

「大枠の種族はオーガとかになるんでしょうけど姿が珍しいみたいです」



ちなみにゴブリンもよく見るゴブリンという姿ではなく、子鬼といった姿をしていた。

「この感じだと深く潜ったら河童とかいそうだな」

「実はそのまさかなんですよね~」

という会話をしていたのだが、16階層で河童が出てきたのであった。



「一応水棲の括りですよー」

というカレンの言葉に…

「いや、確かに水棲だが?」

と少し納得しずらい姿であった。



20層以降もモンスターと呼ぶよりは妖怪といったモンスター達が出現してまさに日本といった感じの様相だった。



「ここまで来るとちょっと楽しくなってきたな」

「わかります、お化け屋敷みたいで楽しいです」

「私はあんまり楽しくない…」

カレンには好評だったが、お化けなどの類が嫌いなカナタには不評であった。



まぁフィールド自体は明るいので怖いとまではいかないとは思うが、確かにお化け屋敷っぽいといえばそうかもしれない。

「日本には変わった生き物がいるんですね」

「会ってみたいかも」

とアイラさんとランは会話していたが…。



「空想上の存在で実在しませんからね」

と言った所残念そうにしていた。

そんなファンタジーな国であってたまるか。



まさに妖怪ファンタジーなダンジョンであったのでなんだかんだ下層へと降り続ける。

「ここでこいつが出てくるのか」

牛鬼が出てきた。

特攻が乗らなかったので種族はオーガ扱いだったようだ。



「結構有名な妖怪だけどここで出るんだな…」

もっと深い階層かと思っていたのだが32層で出てきた。

「九尾の狐とかいそうですね、最下層とかですかね?」

「でも悪魔って言えば洋の方面だろ?なんで和製?」

という疑問を口にすると…。



「多分、取り込んだ人間の恐怖イメージに妖怪が多かったもしくは妖怪そのものを取り込んだとか?」

とシトリーがとんでもない話をぶっ込んできた。

「はぁ?」

「基本的にモンスターの姿に関しては取り込んだ人間のイメージから作るから日本の妖怪が多いのはおかしくないんだけど…ここまで多いのは妖怪に対する強烈なイメージと知識を持った妖怪みたいな人間を取り込んだ可能性があるわね」

「そういうことか、たった1人のイメージでそんなこと出来るのか?」

「出来るわよ、まぁ周囲から見ても変人と呼ばれるレベルでしょうけどね」

という事だった。



とりこんだ人間の中でも一際妖怪に対する明確なイメージと知識を持ちすべての人間の意識をも統括できるようなレベルの変人であればということだった。

「それはそれですげぇ人だな」

帰って調べてみればわかるかもしれない。



「しかし強さだけなら40層クラスかもしれんな」

妖怪のような姿をしているだけというのであればそこまでなのだが…。

モンスターの強さ自体もあがっているように思えた。



「26層からは一気に強くなりましたね…」

25層までは氷属性のモンスターばかりだったのであまりきつくなかったのだが32層からは属性が統一されなくなりモンスターの強さも格段にあがっていた。



「明らかに30層クラスの敵じゃないぞ…これは」

特殊なスキルというか技を使用してくるので非常に厄介であった。

「40層以降が楽しみではあるが…この辺で引き上げてもいいかもな」

「そうですね、この先これほど強い敵が出るなら40層に着くのは夜中になりそうだ」



「32層という中途半端な所ではあるが戻るか」

今ならまだ18時それほど遅くはない時間であった。

「そうっすか、さすがに骨が折れる」

特攻スキルが効いていないという点を差し引いてもかなりの強さだった。

5人で掛かっても1匹かるのに10分かかるのはかなりの難敵である。



「サキがいれば殲滅速度はあがるだけどなぁ」

とカナタが呟く。

「変わりに配置が難しくなるけどな」

今のパーティは基本的に全員がそれなりに接近戦がこなせるので問題はないが、ここの敵は平気で他のモンスターと戦ってる時にも襲ってくるので警戒する必要がった。



「実質後衛やタンクって配置が役に立たないからなサキがいたとしてもそれなりに大変な相手だと思うぞ」

「確かにそうか…」

ここのダンジョンの情報が30層で止まっているのもわかる結果となった。



そして地元の名物を堪能しながら旅館へと移動した。

今回は先に予約しておいたのだ。

これ以上ラブホに泊まったら何を言われるかわからないからだ。



そしていよいよ明日は北海道ダンジョンである。


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