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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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帰国

 色々と準備が整い日本へと帰国することになった。

それに伴い沙月からあるものを渡される。



「向こうではこれを身につけて置いてください【認識阻害】の効果があります」

と言って出されたのはネックレス、ブローチ、イヤリング、リングなど様々なアクセサリーであった。



「DDDからもらった【認識阻害】の効果のある宝石をつけてあるのでこれをつけている間は、こちらの顔を正しく認識出来ない状態になります」

「それはそれで違和感が生まれないか?」

「百聞は一見なのでつけてみますね」

といって沙月がリボンをつける。



つけた瞬間に沙月だというのに別人の顔に見える。

「おおう、そういう事か別の認識に置き換えるのか」

「そういう事です、なので相手からすれば違和感はありません。後は一応これをつけているもの同士はちゃんと認識出来るので大丈夫です」

という事で腕につけるリングを腕につける。



つけた瞬間に沙月の顔が沙月として認識出来るようになった。

「ほえぇすごいな…」

「まぁ…これカメラなんかは貫通するのでそれは気をつけてください」

どうやらあくまで人間の目にしか効果はないようだ。



「カメラまで阻害しようとすると姿消えちゃうんですよね…」

とぼやく沙月。

「それはそれで不味いな」

「しかも外套とか大きな布を羽織る事になるので使い勝手が悪くて」

といろいろと欠点があるようだ。



「後、皆さん用の装備も一新しました」

といって沙月が差し出してきたのは全員分の防具と武器であった。

残念ながら俺は元々規格外の品を使っていたので小手に関しては更新はない。



「なんか普通の服に見えるけど…?」

今まで使用していた装備はミスリルが使われており軽装ではあるもののやはり防具として役割を果たす為にしっかりとした外装が付いていた。

しかし眼の前にあるのは、普通の服屋で売っているような服であった。



「ふふーん、そう見えますよね~サキさん、これに向かって火魔法を放ってもらっていいです?普通にで良いです」

「ええ…」

といってサキが装備に向かって火魔法を放った。



着弾した炎は装備になんのダメージも与えることなく霧散した。

「おおぉ!」

と何人かが感嘆の声をあげてさらに…。

「ミスリルの剣で切っても」

といって沙月が装備に向かって剣を振り下ろす。



服には傷一つ付くことはなかった。

「こんな見た目ですが魔法耐性と物理耐性がついているので今、皆さんが装備してる者よりも圧倒的に防御力が高いんです」

と沙月が説明する。



「それでどんな服が良いか聞いてたのね」

「はい、普段着として普通に着れる防具なので一々防具に着替えるよりも日頃から防御力の高い装備を身に着けていた方がいいでしょ?」

確かに普段から高い防御力の装備をしていた方が安全なのは間違いない。



という訳で全員普段着でありながら世界屈指の防御力を誇る装備を身につけることになった。

「全く違和感がなくて逆に怖い」

服を来てから全員で着心地を確かめている中、スミレが呟いていた。

「多分トラックに引かれてもノーダメなんでぶつかってくる車がいたら気をつけてくださいね」

全員が引いた顔をしていた。



装備を来てみて軽く殴られてみる…。

「衝撃も吸収するのか…」

「限界もありますけどね。それでも今まで装備してた奴とは格段に防御力が変わりますよ」



DDDも含めて基本的に装備は鎧のような装備ばかりだったのでここに来て普段着のような状況になったので驚きである。

「DDDにも加工品を供給することになってます。あっちはアラクネが出ないそうです。代わりに宝石を落とすゴーレムが出るのでそこで交換って感じですね」

早くも同盟を結んだ効果が出ているようだ。



「やっぱり41層以降の階層は色々と他のダンジョンも開拓していった方が良さそうだな…」

「なので今回は、カレンに色々なダンジョンをまわってもらう手筈になってますから」

「まっかせて!」

各ダンジョンを40層まで探索する必要があるので色々と大変ではある。



これで向こうで人に見られても問題無くなるのともっと言えば防御問題も解決した。

「じゃあいきますよー留守番よろしくお願いします」

「わかりましたー」

「次回はご一緒できるのを期待してます…」



クレアは残念ながらまだ入国許可が降りていない。

まぁそこは時間をかけてじっくりいくしかないだろう。



そして日本へと移動した。

一度40層に跳躍した後に帰還石を使用して入口へ移動する。

1階層に飛ぶとさすがに目立つからである。

それに結局入口まで移動する手間があるのでこちらの方が早かったりする。



そしてそのままゲートを出る。

「なんか、すごい久しぶりな気がするわね…」

「確かにしばらくは戻ってなかったわね」

DDDのことなど色々ありあまりこっちに戻ってくる機会が無かった。



「とりあえず私は西園寺さん達と合流します」

「残りのメンバーは他ダンジョンをお願いしますね」

ここから数日間別行動である。



沙月、スミレ、ツバキ、ミレイ、サキはイベント開催に向けて色々あるそうでここでお仕事。

俺とカナタ、カレン、アイラ、ランはダンジョン巡りである。

ちなみにソフィアはアメリカ本国にいって調整中である。

フェンリル攻略もこの遠征中にする予定だが、ライブ後である。



その前に選別作業もある。

大忙しである。

そしてここからまず一番近い関東にあるもう一つのダンジョンへと向かう。

関東にあるのはここ新宿ともう一つ、群馬である。



当初は、なぜ群馬にと思われていたが、恐らく人口的には2つダンジョンが隣接するレベルだった所をダンジョンの管理領域がぶつかるから群馬にできたのだとダンジョンの仕組みを知ってからは少し納得であった。



群馬に寄ってからは後はすべて飛行機移動の予定である。

ライブは10日後なのでそれまでに帰ってこれるようにスケジュールは、立てているがダンジョンの内容によっては途中で引き上げる可能性もある。

特に東北はめんどくさいと聞いているので後回しである。



群馬だけは車で向かった方が速い…というより空港から遠いのでまず最初に向かう。

その後は、一度こちらに戻ってから飛行機で移動である、

「お土産期待してます」

という沙月の言葉を受けて出発した。


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