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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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西園寺side

 沙月からはOKという返事が届きそれを踏まえてメンバーの選出は完了した。

「断ると思ってましたが…」

「まぁ基本的には問題はない人物だからね…ただ彼にあったらまずい事になるかもだけど…」



「政府側はそこは把握されててこのリストを出して来たんですよね?」

「事前に彼女に確認済みかもしれないわね…」

しかしいくら確認済みとは言っても本質的な所でそういう癖がある以上は確認しておきたかった。



「まぁ彼女も国家所属の人間なのだから弁えているでしょう」

ただ、上官であっても癖を出す場合がある彼女なので…少し心配ではある。

「それでも選ぶということはそんなに優秀なんです?この獅子王遥ししおう はるかさんって」

とアリスが訪ねてくる。



「ここにも何度か来てるのだけどね…恐らく沙月達を除けば日本最強の人物よ」

「それは個人技でということですか?」

「自衛隊では基本的に役割を決めてそれに合わせてスキルの取得して伸ばしていくやり方を取っているのだけど彼女はすべての役割をこなせるレベルよ」

「そういうスキルをすべて取得しているって事です?」



基本的に一極化のようなスキルの取得は今の日本はしていないのだが、ダンジョン発見当初から潜っていた者たちにはそのルールは当てはまらない。

発見当時は見つけたものが取得するようなルールであった為、1人に一極化していた時代がある。



当時、ダンジョンに積極的に潜り活動していた彼女は、スキルを多数所持していた。

「ただ取得してるだけじゃなくてほとんどのスキルをランクアップさせている位には使い込んでいるのよ」

彼女はただ取得するだけではなくスキル自体をかなり使い込みほとんどのスキルをランクアップさせている。



「元々浅い階層で落としたスキルも使い込んでレベルを上げればかなり強スキルになるというのを体現したような存在ね」

「ということは魔力値も高い?」

「ええ、彼女の魔力値はBよ」

元々の身体能力に加えて魔力値Bという事もあって当初から彼女は優秀な探索者だった。



「まぁそれなら選ばれても納得ですね…」

「それだけじゃなくて彼女は、指導能力にも長けているのよ。しかも数少ない女性でのレンジャーっていう資格持ち…特殊部隊にもいた経験があるわ」

「やばすぎませんか?」

経歴だけ見れば非常に輝かしい経歴を持ち非の打ち所がないのだが…。



「それを打ち消す位にやばい悪癖ってなんです?」

「それはね…」

とアリスも含めアリーナにも説明する。



「ああ、なるほどそれは悪癖と言ってよさそうですね…」

「なかなか難儀な性格ね」

と2人が言う位にはめんどうな性格である。



「まぁ任務に関しては忠実にこなすし何より能力は優秀。任務としてであれば問題なくこなすでしょう」

と向こうの了承は得た以上これ以上こちらで心配するのは時間の浪費なので切り替える。



「例のライブの件も含めてやることは山積みよ」

「場所自体は抑えてありますけど、当日の警備やらなんやら色々仕事が…」

「あちらのグループも呼ぶ話になってるんですよね?」

「ええ、色々迷惑をかけたお詫びという程だけど実際はコラボに近いわね」

元々スミレがいたグループも一緒にライブに出演してもらう手筈になっている。



箱と人を確保したとしてもそれまでにやることは多い。

しかも開催まで1ヶ月ちょっとしかない。

「せっかく忙しさが片付いてきたっていうのに…」

41層以降の情報を含めておかげで日頃の業務に加えてさらなる業務が追加された事でまた地獄へと化していた。



「そろそろ有給を使いたいなぁって」

とアリスが呟く。

「ハハハ…すでに5日分は消化したのだから今年は使えないと思っておきなさい」

「えええ…あれを使ったとみなすんですか!?」

「もちろん、そっちも同意してたじゃない?」

「あれは…こんな業務量だと知っていたら…」



彼女がここに入るのを決めてすぐに働く事は出来なかった。

まぁ色々と引っ越しやらなんやらの手続きがあったからだ。

だからこそ心優しい私は、それを有給として処理してあげたのだ。



「お給料としてもらったのだからいいでしょ?」

「お金より今は休みが欲しい…」

こうなる事を予見して先手をうっておいた私のファインプレイである。

法律的にはグレーどころかアウトかもしれないが…そんなことしった事ではない。



そもそもアウトだったとして罰するのは国だ。

そんなことしたらボイコットしてやる。

なのでこちらは形だけは違法してないと言えればそれでいいのだ。



正直業務時間も完全にアウトなのだ、今更そんなこと気にしてもしょうがない。

相談するはずの労基も逃げ出す位にはうちは聖域となっている。



ちなみに実地業務はかなり減った。

DDDの奴隷達がいい仕事をしてくれているおかげである。

本人達も危ない目に会うこと無く割と自由な生活を送れているおかげか不満をないようだ。



「さて開催までの残り1ヶ月休む暇はないわよ」

という事でデスマーチが開催されていた。

途中でアメリカの返事と合わせて向こうの日程なんかの調整業務もぶん投げられたせいでアリスがブチギレていたのはここだけの話である。



そしてライブという名の発表会に各国のお偉方も来ることが決まり温和なアリーナまでキレた時が開催まで残り10日という時であった。


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