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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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今後の方針

 彼女の件は…俺が会わなければ問題ないのでは?という点には行き着いたのだが…。

「誰が指導するんですか?」

という問題にぶち当たった。



敵の挙動や攻撃パターンなどを詳細に把握しているのは俺だけである。

それに加えて指導能力という点においては他のメンバーで出来るのはソフィア位なものである。



しかしフェンリル戦の攻略法を指導となるとソフィアでは力不足である。

そうなってくると俺が指導しなくてはいけない。



という訳で結局は俺次第ということになった。

なんせ問題が起きたとして迷惑がかかるのが俺だからだ。

「そういう事なら俺は、別に構わん…それに悪癖って言っても許容範囲だろ」

他のメンバーを見てから決める事にはなるだろうが…彼女の件については正直許容出来る範囲内だった。



だからこそ向こうもメンバーに入れてきたのだろう。

事前確認してきたのも念のためという側面が強そうだ。



「アキラさんがそういうならそれで伝えておきます」

という訳で返事を送って後はどうなるか次第である。



ちなみに今回はアカネとクレアを残して全員で日本に向かう予定である。

DDDとかいう脅威がいなくなったので残しておく必要が無くなったのである。



「アメリカ側がOKしたのは意外だったな、案外ごねてくるかと」

「まぁそれなりに制限はかけられてますからね…自由に散策とはいかないですけど」

アメリカ側は、モーガン氏を出すことをすぐに了承した。

そしてその上でダンジョン自体はアメリカのダンジョンを使用することを了承してもらった。



「まぁ代わりにというか41層以降のモンスター情報を流して欲しいという要求はされましたけど許容範囲内ですからね」

まぁそれくらいは許容範囲だろう。

アメリカのダンジョンの使用許可をもらいフェンリル突破自体はそのダンジョンで行うのだが、本当の目的は別である。



「これで事前準備は終わりましたからね」

「しかし大分無茶するよなぁ…」

「その気になれば義理を通さずに突破も出来たんですよ?」

と沙月は言う。



まぁ確かにそのとおりで…。

もしアメリカが許可を出さなかった場合は、強硬手段に出て無理やり攻略する事も出来た。

それをしなかったのは後々面倒になるのが目に見えていたからである。



「しかし、モーガンは納得するか…?」

「納得するもしないもないですよ、しないなら私達の誰かが攻略者になるだけです」

全く…恐ろしいこと考える…。



今回の日本とアメリカに対する提案はすべて沙月の策略である。

もちろん薬等の関係があるので早めにフェンリルを突破させたいという思惑もあったが、一番の目的は別である。



「人格者を選んでるのもそこが目的だろ?」

「ええ、お膝元を変な人に管理させる訳にはいきませんから」

ちなみに日本の訓練自体はいつものダンジョンで行う。



「今回、日本に行ってカレンには他のダンジョンを回ってもらうんだろう?」

「ええ、日本のダンジョンは全部行けるようにしておこうかと」

41層以降の階層で落ちるドロップが特殊な事がわかったのでバリエーションをもたせようという狙いがある。



「後はロシアのダンジョンですね…」

現状、ロシアは復興作業中である。

食料の確保などでダンジョンは活用されているが…攻略自体は進んでいない。



「ロシアのダンジョンに入る許可が降り次第、あっちも全部攻略したい所です」

「恐ろしいことを考えてる…」

ヤバイ人間を管理者に据えるとどうなるのかというのはDDDで証明されているのでそうなる前に手を打ちたいというのが沙月の考えである。



「管理者になっても別に管理する義務はありませんからね」

管理地を離れられないというデメリットがないのであれば攻略だけして後は放置でも問題はない。

ならば、管理者権限だけ奪っておくという手がとれるという訳である。



「まぁそもそも悪魔に勝てないといけませんけどね」

「それはそうだ」

この計画自体もまだまだ穴だらけ、そもそも悪魔に勝つ必要がある。



「話ではとんでもなく強いそうですからね…」

「まぁソロじゃなければいけるかもとは言ってたけどな…」

母が勝てないと判断したのはソロではという意味だ。

それにあれからさらに強くなっているのでパーティで挑めば可能性はあるという事だった。



「それでも万全は期す必要がありますからね…一撃で殺されたりしたらどうしようもありませんし」

「理不尽には殺されないとは思うが…力の差がありすぎたら事故で死ぬ可能性は全然あるからな…」

ダンジョンの目的上、理不尽な死という手段はとってこないとは思うが…力の差がありすぎれば一撃で死ぬ可能性は0ではない。

万全の体制で望む必要がある。



「そういえば、向こうに行ったらライブやるんだろ。スミレ達」

「ええ、テイムモンスターのお披露目も兼ねてやる予定です」

小規模でやるつもりらしいが…。



「例の道具もそこでお披露目か」

「ええ、実験も一通り終わったので…」

以前、使った【ダンジョン空間】の魔道具もここでお披露目らしい。



まぁじゃないとシルバー達も万全の動きが出来ないからだ。

「場所はあそこか?」

「そうですね、あそこを使います」

以前沙月達と戦ったあの場所でライブを行うようだ。



「忙しくなってきたなぁ…」

「アキラさんも攻略法の件よろしくお願いします」

「あいよ…」

現在、フェンリルの確実なハメ型を研究する為にフェンリルを乱獲している。

なんだかんだ安定して4人でも狩れるようにはなったのだが…。

確実にと言われるとまだ個人の技能に頼ってる部分があるのでもう少し詰めていきたい。



そうして皆忙しい日々を送りながら1ヶ月ほどが過ぎていった。



◯あとがき

それぞれの1ヶ月を書こうと思ったのですが、さすがに閑話ばかり挟むのものと思い…ざっくりと。


アキラ組…フェンリル攻略法確立

カナタ組…アラクネ狩り

沙月組…調整業務

スミレ&ツバキ=ライブ練習(鬼)

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