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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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44層洞窟(アラクネ)

 久々の野営というかほとんどすることがなかった野営だが…。

「本来の野営は面倒は面倒だけどこれはこれで楽しいですね!」

とカレンははしゃいでいた。



まぁ実質キャンプみたいなもんなので楽しいのは分かる。

いつもはキャンピングカー内で完結してしまうので仕方ない面もある。



「これが普通なんですけどね…」

なんだかんだ手慣れている姉妹。

「さすが経験者」

「基本的に浅い階層を潜ってる内は泊まるより帰った方がいいんだけど転移石もなかった時だと10階層まで行ったら1泊してこないとコスパが悪いから」



何にせよ、転移石となによりカレンの存在がデカすぎた。

「ある意味チートだよな…カレンのスキル」

「どうしました?惚れ直しました?」

と絡んでくるカレン。



なんだかんだで野営の準備が終わった。

「しかし、ここならモンスターの心配はしなくて良さそうだな」

「底ですからね。あの大きなコンドルも小さく見えます」

エベレストと同じように山中になるかと思って探し回っていたが全然見つからず下を探していたら見つかったのだ。



「まぁ普通に考えたら底を探すんだろうけど」

「平気で山頂とかにありますからね階段」

ここのダンジョンだけではなく階段についてはどこでも設置出来るので平気で山頂にあったりするのだ。



「まぁさすがに水の中は設置できないわよ」

とシトリーが横槍を入れてくる。

「そりゃ階段に水が入っちゃうからだろ」

「そういうこと、基本モンスターは寄り付かないけど階層と階層は物理的には繋がってるもの」

水の中に作ったらそのまま次の階層が水に埋まる事になってしまう。



「10階層の海使えば最悪全階層水で埋めれたり…」

「そんなことしたら管理者出てきてぶっ飛ばされるわよ」

そうだった、普通に管理者にバレて排除されるだけだった。

これだから自然に出来たダンジョンじゃないダンジョンは…。



そこからご飯を食べる事になったが、さすがにキッチンもないなかで食べるのはレトルト等になってしまうので少し寂しい。

「口が肥えすぎている…」

とスミレが呟く。

「どうしたよ、急に」



「昔は平気だったのにここ1ヶ月位でウマいものを食べすぎたわ…ちょっと満足できてない自分がいるのよ」

「まぁ確かに…カナタの飯美味いもんな…」

ここ最近の食事事情を考えると舌が肥えている自覚がある。



「人のこと言えないと思いますよ、アキラさんのも美味しいです」

とカレンがツッコむ。

「いやいや、カナタと比べるのはアレだぞ…あっちは普通にプロレベルだ」

「そのプロレベルの人と一緒にお皿並べられる位には美味しいですよ」

とツバキからもフォローを入れられる。



黙っているスミレに対してツバキが脇腹を小突く。

「あーしも美味しいと思う…」

とスミレが俯きながら答えた。



「そりゃどーも有り難く受け取っとくよ」

少し照れくさかった。

夕食も終わり眠りにつくことになったが…。



「シルバーは狩りにいくのか?」

「ええ、眠る必要がないから狩りにいくみたい」

との事で夜はグレイ達が番をしてシルバーはモンスターを狩りにいくそうだ。



そんなこんなで夜を明かす。

ちなみに全員寝袋で寝たわけだが特に何もない。

ほんとに何もなかった。



朝起きたら離れて寝てたはずのスミレが隣にいたくらいの事件である。

「なんで隣に?」

顔を真っ赤にして俯いていた。



「お姉ちゃん…寝相超悪いんです…寝袋だから大丈夫だと思ったのに…」

とツバキが補足してきた。

「なるほどな…」

まぁそれなりに身動きがとれる寝袋なので仕方ないかもしれない。



「まぁ気にすんなよ」

ということでこの話は終了となった。



「抱き枕ちゃんと持ってこないから」

「仕方ないじゃん、そんな暇なかったし…」

「ならシルバーに頼めばよかったのに」

「何かを抱いて寝ないとじっと寝れないなんて恥ずかしいし…」

というやりとりがあったりしたようだが、知る由もない。



朝食を食べてからアラクネ階層である洞窟を抜ける事になったが、狭い上にアラクネ自体は壁を縦横無尽に這い回り奇襲してくるのでかなりやりにくいのだろうが…。



『魔力共有』でカレンの魔力を使用しながら壁にある鉱石を『鉱石操作』によって操作し壁から落としたりして迎撃をして落ちた所をシルバー達が対処という流れで順当に進んでいった。



「俺が直接倒さなくて済むのは助かる」

嫌悪感が軽減されてるとはいえ嫌なもんは嫌である。

素手で殴るには大分抵抗がある。



このドロップってなんですかね?

とシルバーが拾ってきたドロップ品をスミレが手に取る。

コンドルはあまり狩っていないので問題ないが大分荷物が嵩張ってきていた。



不要なら置いておきたい所だが…。

「シルク?」

「いやシルクは繭だし蚕だろ?」

とんでもない手触りの糸をドロップした。

「さすがに持ち帰るか」



そんなこんなで倒していくとドロップしていく大量の糸を回収していく。

しかし、そんな中で1本だけの糸がドロップした。

「なんで1本?外れ?」

「まあ持ち帰って鑑定石ですね」

という訳でその糸も回収した。



そしてようやく44階層を突破して45階層への階段を発見した。

「さて変更されてなければトレントだっけ?」

「ええ、巨木のモンスターね」

とシトリーに確認を取り階段を降りる。



まぁ変更されていたら仕方ないと思っていたのだが、変更されていなかったようで森フィールドだった。


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