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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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43層山岳(コンドル)

 41層と42層は道を知っていた事もあってフィジカルで一気に突破した。

まぁ避けられない敵も多かったのでそれなりに時間はかかったが、まぁ許容範囲だろう。



そして43階層に突入した訳だが…。

「森、墓場ときてこれかぁ…」

エベレストと違って吹雪いてはいないが山岳地帯であった。



「アメリカのグランドキャニオンとかそういう感じですかね…」

とツバキが呟く。

「足場が悪いから注意して進まないとな」

そしてこのフィールドでのモンスターは…コンドルであった。



全長5mはありそうな大きさのコンドルがハゲタカのように上空から狙っている状況だった。

「足場の悪い状況でこれはめんどくさいな…」

この高さから落ちても死なないと思える位には頑丈にはなったが、やはりそれでも高層ビルから落ちても平気かと言われるとそうでもない。



元来人は高い所を怖がるように出来ている。

なので高い所で恐怖で足がすくむのは正しい反応である。



まぁ、俺は『空間機動』で慣れているのであまり恐怖は感じないのだが…スミレとツバキは経験がなくなかなか動けずにいた。



「空中の警戒と迎撃は任せていいか?カレン」

「余裕ですよ」

「接近してきた奴は俺が相手するから2人はシルバーとグレイに乗ってくれ」

周囲の警戒をするよりもここは一気に抜けてしまおうと考えてこの編成にした。



パーティ枠が1人溢れてしまうので俺が外れる。

最悪カレンがパーティにいれば退避可能なのでそのためである。

最悪俺1人であれば退避するのは何の問題もない。



「一気に抜けるぞ」

ということで下層に降りる階段を探して一気に進む。

迎撃しつつ集まってきたコンドル達については俺がレールガンで薙ぎ払うという手法をとる。



カレンの攻撃を抜けてきた奴については俺が蹴り飛ばして迎撃していた。

「こいつのスレイヤーは持ってないから攻撃が効きにくいな」

ビーストとバードも一緒だろと思うのだが、残念ながら種目が違うのだ。

『特攻』対象のモンスターについてはかなりサクサク狩れるのだが、久々に『特攻』が効かないモンスターを相手をして自分のスキルのデメリットを感じていた。



その後も探索を続ける。

ちなみにスミレとツバキも応戦はシルバーの魔法や、グレイの眷属を呼び出して迎撃していた。

「全然戦えてるな」

「周りが強い人ばっかりだからね。これくらいはやれなきゃ」

「そうです、まぁモンスター頼りなのはちょっと思う所もありますけど」

と2人もたくましく成長していた。



「まぁそれがお前達の能力なんだから充分誇っていいんだぞ」

それがダメというならスキルの力も誇れたもんじゃない事になってしまう。

「それはそうなんですけど…地力が強い人が多すぎて」

確かにスキル無しでも強い奴も多い。



「まぁそれはそれ、これはこれだろ。正直攻撃力だけなら『精霊化』が最強なんだし」

火力だけの話ならうちのパーティで一番火力が高いのは『精霊化』の一撃である。



ダンジョンとダンジョンを隔てる壁に大穴を開けた時はさすがに驚きを隠せなかった。

なので実はアメリカのダンジョンであれば潜入することが可能だったりする。

まぁ穴はすぐに塞がってしまうので戻れなくなる可能性は高いが…。

そこはカレンがいればなんとかなる。

ただ、イレギュラーな方法で何をされるかわからないので緊急手段というだけである。



なんとか無事に43層は突破したが…さすがに時間がかかってしまったこともあり44層を確認してから野営という事になった。



山岳フィールドでも問題はないのだが、念のためである。

「ああ、まぁこれならいいか」

とんでもフィールドだったらめんどうだと思っていたのだが洞窟フィールドであった。



「やっぱり、私が設定したフィールドとは変わってるわね」

ということでシトリーが言う情報も当てにならないようだ。

「そうなると45層も違うかもな」

「そうね…確信はないわね」



後は敵の確認なのだが…。

「洞窟フィールドで40層以降で配置出来そうなのは…」

とシトリーが何やら呟いた所でモンスターを確認することが出来た。

「ひぃ…」

姿を見て声を上げる。



「やっぱりそうよね、ってかあれは虫判定なの…?」

シトリーの疑問は尤もで虫判定に悩む姿をしていた。

「アラクネですか」

とスミレが呟いた。



上半身が人、下半身が蜘蛛というモンスターだった。

ちなみに上半身はゴブリンやオークと同じ感じで人が乗っているよりは怪物が乗っているという感じだ。



「その反応が答えなのね」

とシトリーが呟く。

「嫌悪感はあるが我慢出来るというか…人部分でちょっと緩和してる…」

虫の意味のわからない部分が少ないというのが嫌悪感を緩和してるのかもしれない。

人部分潰せば倒せそうだし…。



「ギリ耐えれる」

というのが俺の中での判断だった。

「良かったわね、もう一種の配置出来るインセクトは確か例のアレだったわよ」

というもう一種の方はGだったらしい。

さすがというか…なんというか…まぁ嫌悪感だけならトップクラスだろうが…。



「最悪ここならインセクトの条件達成できそうだな…」

「それなら今度はここで狩りですか?」

とカレンが聞いてくるが…。

「最悪だからな…それに数も少ないし出来ればやりたくない」

と言ったら笑っていた。

逃げ出すほどではないが…嫌なもんは嫌である。



まぁ全種達成特典などがありそうではあるので達成する必要があるのであればやるしかないかもしれない。

だが、野営するのは勘弁という事で戻ってから野営をすることになった。



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