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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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接収

 その後、特に問題なく事後処理も終わったそうで沙月達と共に母も帰ってきた。

DDDに戻るときは『王権』のスキルの方のクールタイムが終わっているので問題ないそうだ。

実質他4人のお迎えのような所もある。



「無事で何より」

と沙月達に声をかける。

「いえ、ほとんど何もしてないのでダンジョン内で探索してたんですけど面白いものドロップしました」

と言って沙月が出して来たのは【吸魂玉】だった。



「おお、よくドロップしたな」

「【幸運時計】の残りを使ってたら運よく出ました」

「まぁそれで捕えられるか謎だけど一応の保険は手に入った訳か」

日和を確保する手段の一つではあったが…。

正直これだと魂だけになってしまいかなり行動に制限がかかるので考えものではあった。



「後、可能性があるのは『テイマー』ですね…」

「でも本当に変更出来るのか?」

「恐らくになっちゃいますけどね…」

『特攻』と同じでスキルにテイマー出来る種族が付属しているような表示になっているらしく『特攻』と同じく変更が可能なのではないかという予測である。



希望的観測になってしまう現状が歯がゆいのだが…。

どうせ日和の事なので他の悪魔連中よりも情報を大量に仕入れている可能性が高い。

消してしまうのは惜しい…というより悪魔連中は出来れば有用性が高いので最悪でもシトリーのように使役出来るのが理想である。



DDD側も色々と打ち合わせが終了したようでこちらに合流した。

結局、レインは抜けるのは難しいという事でクレアがこちらに常駐することになった。



「よろしくお願いします」

ということでクレアから皆に挨拶があった。

一番の問題は、クレアは現状不法滞在者なので色々と申請などを行う必要がある。



その辺りは先日話し合ったそうで、沙月とソフィアがすでに根回し済みらしい。

まあ今回の襲撃の件は米国含め日本にも内緒にしていたので、この件については内密に進めていく。



じゃあクレアはどこから来たのか?という話になるのだが…。

「大人しくDDDからの引き抜きということで話をするつもりです」

DDDに一度襲撃された件は両国とも把握してることなのでそのまま亡命してきたという程で進めるという事で話が纏まった。



引き渡し要求などが発生する可能性はあるが、そこは突っぱねるそうだ。

「突っぱねるだけの実績は積んでますからね」

と言う沙月。

まぁ、日本にしてもアメリカにしてももっと言えば世界への影響力を考えれば沙月の要求を突っぱねる事は出来そうもなさそうだ。



ちなみにクレアはバックアップ要員だったそうなので、こちらでも同じ様な仕事をしてもらう事になっている。



さて色々と処理も終わり解散となった訳だがまだ済んでいない仕事というか…用事があった。

「それで覚悟は出来たのか?」

「ええ、この3日間試行錯誤を重ねた結果…見なければ良いと言うことに気付きました」

それはそれで挨拶としては本末転倒では…。



顔を見なければ平静でいられるそうなのでそれで妥協してもらうしかなさそうだ。

「ああ、その前に私にも口寄せって出来る?」

と母(聖歌)が沙月に尋ねる。

「えっと恐らくは大丈夫だとおもいますけど」

「それならやってもらっても良い?」

という事で母(聖歌)に母(京香)を口寄せすることになった。



「出来ましたけど…どうですか?」

「ああ、なんか重量が足りないかも…」

と胸の辺りをスカスカしていると唐突に自分で自分にビンタが飛んでいた。



「この身体、反抗的なんだけど!」

という反論を経て色々と揉めてすぐに解除することになった。

「はぁ散々だったわ…」

と言いながら辺りを見渡す。



「まだそこにいるのよね?」

とアイラさんに尋ねる。

「そうですね、そこに」

と指を差す。



残念ながら俺は見ることが出来ない。

「うーん、アイラさんと同じように見えるようになるかと思ったけど無理か…元々そういうのは疎いから仕方ないか」

どうやら俺と同じタイプのようだ。



「それについては相談なんですが、私の『霊媒師』スキルを接収出来ませんか?」

と沙月が提案する。



「えっいいの?」

「はい、正直持て余しているので、それにあったほうが何かと便利だと思います」

「確かにとれる位には好感度が上がってるみたいだけど…良いわ。有り難く貰い受けるわ」

と言いながら沙月と手を結ぶ。



「好いてはくれているみたいだけど…この好感度はコントロールでもしてるの?」

「特に意識はしていませんけど、基本的に身内以外には一線を引くタイプなので」

「アキラは、よくこんな子を落とせたわね…もちろん良い意味よ」

というやりとりをして手を離した。



こんなすんなりとスキルが奪えるのはヤバイと思うのだが…。

確かに奪うには好感度が必要になるので初対面で奪う事は出来ないのでバランスはとれているのか?

しかし母(聖歌)に限っていえば今の姿なら最悪通り魔的にでもとれてしまうんじゃないかと思えてきた。



「『霊媒師』スキルは預かっておくわ。そちらの好感度が下がった場合は返却されるから安心して」

「そんな機会はないと思いますけど、後はよろしくお願いします」

「へぇ…こんな風に見えるのね」

何やら虚空に向かって話しているが恐らく母(京香)と話しているのだろう。



「見えなくなってよかったのか?」

と沙月に尋ねた。

「見えなくなったはずなんですけどね…まだ見えるし声も聞こえるのはなんでですかね…」

「えぇ…」



さすがに口寄せなどのスキル効果は使えなくなっているそうだが、母(京香)の姿と声は聞こえているらしい。

「ふれあい過ぎたのかもしれません」

との事だった。



これで対面挨拶の準備はできたのでサキとアイラさんが挨拶を行う準備が整った。


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― 新着の感想 ―
霊媒師のスキルとの相性は良くなかったけど京香との相性はソコソコ良かったのか?
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