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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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DDDの内情

 沙月達は特に問題なく過ごしていると母から連絡があり一安心。

ちなみにこちらは、留守番組と合わせてハワイダンジョンの観光という名の探索を行っていた。



「DDDではあんまりスキル取得はしないのか?」

とスノウ達に質問する。

ちなみにファクトリーはカナタと意気投合していたのでお留守番中である。

なので俺、ソフィア、スノウ、サポ、クレアで探索しているのだがレベル差があるのでほんとにダンジョンを回っているだけである。



「基本的には使えそうなスキルを手に入れたら国民に配布して戦えるようにするので」

という回答を頂いた。

基本的にスキルを磨いて一芸を極めるような探索状況だったようだ。

「有用なスクロールは国民に回して探索出来る人を増やすのが国としての政策みたいな感じでした」



なるほど…うちは10人でスクロールを回していたがあっちは国民すべてを探索者として活躍できるように育成してた訳か…そりゃあんまりスキルを覚えていない訳だ。



「希少なスクロールは、食料などの輸入だったり他にも必要物資(電化製品)などの交渉材料にも使用していたので国庫にはそれなりに保管されましたが自分たちで勝手に使うのは禁止されてました」



なるほど…まぁうちみたいな小グループという訳では無いのでそれなりにしがらみがあるわけか…。

「それでよく所属する気になったな」

「私はそもそも紛争地帯出身だったので天国ですよ、この国は」

「俺は国で命を賭けさせられるよりはこっちのが安全だしな」

「私も紛争地帯出身で姉がいたので…」



それぞれ理由があるようだ。

「それに、モンスター相手であればそこまで苦戦することはなかったからな」

「エレメント系は別でしたけどね…」

とサポが遠い目をしていた。

「確かにあれはヤバかったな」



『特攻』スキルの項目に存在するエレメント系。

未だにこちらのダンジョンでは確認出来ていなかった。

「そんなに強いのか?」

「強いなんてものじゃないな…全員で総力戦をして1体倒したら死屍累々になる位には強いモンスターだ」

という情報を聞き楽しみになってきた。



「基本的に全員固有スキルはランクアップ済みで後はステ―タスアップ系と後は役割に応じて各スキルを3~5って感じ」

「私はサポートが主なので結構持ってます」

ということだったのでスキル数については思っていたほど大量に持ってる訳ではなかった。



ただ、3年以上もダンジョン探索をしている関係上レベルも高く、スキルもほとんどがランクアップしてるそうだ。

「正直、今まで対人戦はレベルのゴリ押しかもしくは固有スキルでなんとかなってたんだけどな」

「私も破られたのは初めての経験でしたよ…いつも『殻』に引きこもってたので」



1つのスキルを伸ばし続ける方法も悪くはないと思っている。

俺達もある程度のスキルを取得した後はスキルのランクアップをさせていっている。

その理由はランクアップ後のスキルがとにかく破格の性能になるというのが理由でもある。



しかし、固有スキルだけとか一部のスキルだけだとどうしても対応力に差がでてきてしまう。

例えば、今テイムスキルに頼り切っているスミレとツバキがモンスターが出せない状態で何が出来る?となった時の為の『精霊化』だったりそれこそスキル共有で取得したスキルの練度をあげさせているのもそれが理由だ。



アカネに関してもそうで1人の時でもある程度の自衛力をもたせるようにスキルを配布していたりする。

まぁこれに関してはソフィアの『節制』の影響が大きい。

恐らくスキル取得で獲得出来るは本人との相性が良いスキルが表示されている可能性が非常に高い。



その証拠に『節制』で取得したスキルのレベルの上がりは非常に良い。

操作系スキルは、実用可能レベルになるまで時間がかかることもあって優先して戦闘系スキルがない人に振り分けているそうで幹部連中で取得してる人は少ないそうだ。



「操作系スキルは、使いこなせばお手軽火力でるからおすすめだけどなぁ」

「正直、操作系はかなりセンスがいるからなかなか難しいですけどね…私も『発火操作』は使ってますけど『重力操作』はあんまり使いこなせてませんし」

ソフィアは『発火操作』をかなり使いこなしており血を霧状にして発火を爆発に近い形で再現も出来るし衣服に染み込ませてずっと燃やすなどかなり用途が広い。



「今回ボロ負けしたからその辺は色々と反省して今後は基本的に使えそうなのは幹部連中でスクロールを使って戦力を整えるって言ってたよ…うちの新しい王様が…」

とスノウは遠い目をしていた。



あの人が整えるというのは恐らく対人訓練も含まれるので恐らく今後地獄だろうなぁ…訓練はめちゃくちゃ厳しいのだ…何度矯正されたことか…。

戦闘訓練無しでもあれだったので戦闘訓練の場合はもっと厳しそうである。

しかも言ってる事がすべて正しいので反論も出来ない。



「少しの間だけでも訓練してもらったが、正直軍隊より厳しい…なんだ身体をその状態で固定って…頭おかしいのか」

身体の誤差を無くす為に特定のポーズで固定するのだ。

それによって筋肉のトレーニングと合わせて身体の誤差を修正していく。

つまり激しく動かすのではなく静かに鍛えるのが母のやり方である。



「毎朝やってるけど確かに最初は難しいですね…」

「あれを毎朝!?いま出来るか?」

と問われたのでその場で行う。



バレエのアラベスクのポーズで完全に身体を固定する。

静かに呼吸して身体への振動を極力無くす。

「なんでそのポーズで身体を固定できるんだよ!」

と驚きの声をあげられたが…。



「片手で数えられる位の歳からやってんだぞ…そりゃ出来るだろ」

ちなみに10通りほどポーズがあるが基本的にY字バランスなどの不安定なポーズがほとんである。



「化物親子め…」

というひどい言われようであった。

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