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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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宣言

ゲリラside



 現在DDD幹部連中が留守にしているという密告があった。

ロシア崩壊後、流出してきた軍人達を含め戦力は整いつつあった所に朗報であった。



周辺地域の連中とも連携して攻めるのを計画しそして実行に移した。

そもそもなぜあの国を攻めるのかと言われればそれは一つダンジョンの存在である。



周辺地域は未だに荒野が広がっておりろくな生活が出来ていないというのにあの国だけは急速な発展を見せて今や世界でも有数の都市へと成長している。

そして外部からの侵入を阻む城壁を完備している上に中にいる連中はどれも高レベルの探索者が占めており攻めるのも楽ではない。



しかし、基本的には手を出しても国の外まで排除しにくることはほとんどなく攻めて無理そうなら撤退を繰り返していた。

継続的に嫌がらせのように攻め続けてはいるが、攻めきれないというのが実情だった。



そんな状況を打開する事が出来るのはロシアの高レベルの探索者達だった。

祖国から逃げ出してきたor他国潜入中だったスパイが合流してきてかなりの戦力になっている。



よそ者に大きな顔をされるのは癪だがそうも言っていられないというのが実情である。

DDDからはたまに人が派遣されてきて有用な固有スキル持ちはそのままDDDに組み込まれるという状況が続いており各国の不満は高まっていた。



元々が紛争地帯のど真ん中に唐突に出来たダンジョンだったがそこから1月も立たずに巨大な城壁が出現し、しかも攻めた連中はほとんど帰ってこなかった。

周辺地域の不満はたまりにたまりずっと地味な嫌がらせを続けてきたのだがついにこの時が来たと奮起し総攻撃を仕掛けた。



初日は非常に順調だった。

城壁の一部を破壊し、中に潜入させる事も出来た上に多少のけが人は出たが支援してもらえたポーションのおかげでほとんど無傷といってもよかった。

特にロシアの連中はさすがに高レベルなのもあって向こうの兵達を何人も撃退していた。



外から見れば城壁の中は夢のような風景で余計に期待感が募った。

本当に夢のような世界に見えた。



時間はないが無茶をする必要もない。

城壁に穴は空いたのだから明日はまたそこから攻めれば良い。

話では後3日は帰ってこないはずだった。

そしていつも通り撤退したこちらを追撃してくる様子はなかった。



しかしそんな思惑は一瞬で露と消えた。

突如襲来した黒い仮面を被った女が拠点を蹂躙していったのだった。

見えない攻撃によって切り裂かれ潰れる拠点。

そして止めようと向かっていった者たちは皆、片足を切断されていった。



ポーションがあるとは、そこまでランクが高いポーションはないので切断された足はすぐにはくっつかない。

飛ばされた足を抱えて撤退する羽目になっていた。



そして撤退していく事にそこの拠点に襲来し同じ事を繰り返していく女。

最終的には相当後退させられてしまった。

他の拠点にも救援を頼んだのだが、そちらから救援が来る前の電光石火の出来事だった。



そしてその女はこちらがこれ以上後退することが出来ないというのを知るとそのまま他の拠点へと向かっていった。

結果として数時間で侵攻拠点のほとんどが壊滅。

ロシアの高レベル探索者達は足を切断される等の被害を受けた。



悪夢のようなこの出来事を教訓としてその後、二度とあの国には手を出さないという事が周辺各国の共通認識へと変わっていた。




レインside


今までは基本的に防衛に重きを置いており基本的に追撃をすることはなかった。

まぁそもそも国内と国外では『王権』とダンジョンの管理者権限のおかげで排除する手間が大きく違っていた。



国内であれば安全にしかも確実に処理が出来る。

なので、わざわざ危険を冒してまで国の外まで追撃することはなかったのだ。



「今は攻められてないなら潰してくるわ」

という一言を残して新しい王はそのまま拠点を潰しにいってしまった。



その後、数時間戻らないので心配していたのだが…。

「とりあえず周辺の拠点は全部追撃かけて潰しといたから」

という言葉を聞いてハイドに確認を頼んだのだが…本当に言葉どおりにすべてが潰されていた。



前の王はよくも悪くも戦闘力がないので基本的に引き篭もり、なんならアレスが護衛を兼ねてずっと側についていた。

だからこそ、ここまで戦闘力を持っている王であるという認識が幹部を含め全員に改めて認識された。

まぁ訓練時に7人を相手に手玉にとるような人物なのでそれについては認識していたと思うが…。



その後、ダンジョンへ潜り50層の新たに出現したボスを単独撃破して管理者権限を取り戻しそのまま国内の潜伏していた敵勢力をすべて捕えた。

それに伴い幹部全員が招集されていた。



「こっからはあんたの仕事よ、ミラー」

という呼び掛けにミラは気まずそうに前にでてくる。

そしてミラーは『幻影』スキルを使用してルーシェルへと変化する。

王が死んだ事を伝える必要はないとして今後はミラーが影武者を務める事になっている。



そして避難していた国民達の前にミラー壇上に登った。

そしてミラーが手を上に翳した瞬間に空に放たれた一撃は空高く打ち上がると同時に花火のように散らばり周辺各国に向けて攻撃が放たれた。



その強烈な一撃は各拠点(すでに退避済み)に着弾し爆ぜる映像が空中に映し出され国民全員が息を飲んだ。

「周辺の敵勢力の拠点はすべて殲滅した。皆安心しなさい…」

という言葉と共に国民からは歓声が巻き起こった。

今までの弱き王という認識は代わり強き王として国民に再認識されることとなった。



ちなみに先程の一撃は王が放ったように見せていたが聖歌さんが放った一撃である。

派手さはあるけど威力がイマイチだからこういうのにしか使えないのよねぇと言っていたが、あれで威力がないは嘘だろ…と全員が思っていたと思うが黙っていた。




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