↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

499/549

沙月side

 50層のボスを1人で討伐して戻ってきた聖歌さんだった。

「さすがにあれは無理」

という話だったのでどんなのがいたのか聞いてみたのだが…。



「クソデカいワニだったわよ」

アガレスの伝承にワニが出てきていた気がするのでその関係なのかな?

「使役するとまずかったんです?」

「デカい、臭い、意思の疎通不可なのは無理でしょ…そもそも爬虫類は生理的に近くには置きたくないの」

という事だった。



アキラさんと違って見たくないほどではないようだが、苦手なものはあるみたいだ。

「よく勝てましたね…」

「嫌なものは排除しないといけないからね、弱点は知ってるもの…それに悪魔と比べれば大した事はなかった」

根本的に苦手の意味が違う上に、排除するタイプだった。



「まぁでもこれで管理者権限を持ってる人がいなくなると代替のモンスターが出るのは分かったわね」

「強さはそうでもないなら管理者を乗っ取るのは難しくないっていうのは朗報かもしれませんね…」

と呟く。



管理者を倒してしまえば同じダンジョンを攻略するのはそこまで難しくないというのは朗報ではあった。

今後、管理者が老衰した場合でも新たな管理者を立てるのは難しくないという事でもあった。



まぁそんな事を考えるのはかなり先の事にはなりますけど…。

「それで権限のほうは?」

「ちゃんともらってきたわよ」

「潜入者はわかります?」

「ええ、なんとなくだけど…ちょっと時間もらえればしっかり把握できそう」

ということでまた1階層に戻って私達は待機。

聖歌さんたちは潜入者の排除に向かった。



「なんかあっという間でしたね…」

とカレンが口に出す。

「最悪敵対する可能性があったことを考えると本当にアキラさんのお母様で助かった気がしますね…」

もしアキラさんのお母様じゃなかった場合、敵対している可能性もなくはなかった。



ただ、判断基準はかなり合理的なので敵対することはなさそうであるが0ではない。

「そういえば、戻ったらどうするの?」

カレンが尋ねてくる。

「カナタさんの準備も整ったみたいなのでダンジョンを攻略しようと思います」

「ああ、ようやく日和に会えるわけですね」

ミレイさんが笑いながら腕をポキポキ鳴らしている。



「問題は悪魔を倒してしまうと消えてしまうのでそこを解決したいんですよね…」

「ああ、ずっと悪魔を使役してたから勘違いしてたけど基本は消滅しちゃうんでしたね…」

とミレイが呟く。



「どういう扱いになってるのかわかりませんけどね…シトリーとアガレスはイレギュラーですからね…アガレスは倒したのではなくて『王権』の能力で眷属化しただけらしいので通常は消滅してしまうかもしれないんですよね…」

「さすがに消す気まではいかないわね…」

正直そろそろ挑んでもいいんじゃないかとも思っているのだが…日和さんの件があり足踏みをしている。



「吸魂玉があればなんとかなったりしない?」

とカレンが尋ねてくるのだが…。

「あれも魂だけになっていたのを吸収した扱いなので…出来るんですかね…」

「試せないのがネックね…」

そう、倒して吸収しようと思っても出来ませんでした…もう一回というわけにいかないのである。



「それでも解決策は考えてるんでしょ?」

「一応解決策になりそうなスキルとかアイテムは探してるんですけど、見当たらなくて…一つだけ解決策になりえるかもしれないスキルはあるんですけど」

一応2人にはスキルレベルを頑張ってあげてもらえるように話はしているがどういう仕様になっているのかまでは『叡智』でもわからないので完全に上げてみてからの話になってしまう。



「最悪の場合は、本人から聞き出してもいいんですけどね…悪魔組2人が普通に倒したら消えるって言ってたので望み薄な気がします」

「通りで全然ボスに挑まない訳ですね~」

カレンが言っているのはアキラさんのことである。



「普段ならすぐに倒すか試しにいってますからね…」

挑むだけであれば別にそこまでのリスクはない。

特にカレンがいるので撤退自体はすぐに出来る。



それでも頑なに挑みにいっていないのはこの件も影響しているのは明白である。

「本人は無自覚かもしれませんし、そもそもとんでもなく強いのは聖歌さんの証言からもわかってますからね」

代理のボスは強くなかったそうだが、あの聖歌さんが諦めるほどの相手だ。

シトリー達に聞いても悪魔の能力に差はあっても強さの差は初期段階ではないという話だった。



「ダンジョンの成長に応じてボスの強さも代わるとは言え強いのは間違いないですからね、慎重を期すのは良いことですし」

「全くずっと迷惑をかけられてる気がします…」

「まぁなんだかんだ憎みきれないのは確かですよ」

性格なのか人柄なのか正直憎みきれないというのは私を含め関わった人間の印象ではある。



特に目的意識がはっきりしているせいですべての行動倫理はそこに帰結しているのも理由の一つでもある。

「私ももしアキラさんが悪魔になってたら喜んで悪魔になってた気がします」

「ああ…それは私もかな」

「2人とも元に戻す気がないあたりがっつり依存してる…」

とカレンから引き気味の目を向けられる。



「「ここまで沼らせたアキラ(さん)が悪い」」

と2人で反論する羽目になった。



◯あとがき

シトリーとアガレスが特殊なだけで普通にボス倒したら死んじゃうってことを頭から抜けておりました。

完全後付け設定になってしまいますので綻び等あったら申し訳ないです。


そのまま閑話を挟んでボスにいく予定だったので色々かきなおします。

少し更新時間等不定期になりますのでご了承ください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。