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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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顔合わせ1

 婚約者の件を母(聖歌)に伝えた。

「そう⋯婚約を6人と⋯」

と何かを考えるようにうつむく。



「ああ、押し切られた面もあるけど全員愛してる」

と伝える。

「そう⋯とりあえずそこに立ちなさい」

と言って先ほど母が立っていた場所に立つように促される。



これはまずい!?

「昔はママと結婚するって言っていたのに6人と⋯結婚するのね?」

「いやいや、そんな物心もついてない時の事を言われても」

とんでもないことを呟きながらこちらに近づいてくる。



「しかも、あろうことかこんないたいけな高校生が相手でしかも負けたですって?」

「いや、あのお母様あれはずるというかなんというか⋯」

と沙月が口を挟むが⋯。



「負けは負けでしょう?」

「は、はい⋯」

母(聖歌)の迫力に怯んで黙ってしまう。



「良いわ、その根性叩き直して上げる」

拳が放たれた。

「悪いけどこれを素直に喰らう理由はないんだよ」

といってその拳を防ぐ。



「そもそもあなたに複数の婚約者を囲うだけの強さはあるのかしら?」

「強くはなっているつもりだ、これからも守れるように」

「なら力不足ね、こんなロートルに負けてるようじゃ」

といってそのまま関節を決められそうになり手を離す。



だが、離した瞬間に蹴りが飛んでくる。

関節技は囮か⋯。

蹴りを腕で受けるが威力に腕が痺れる。



「1本目⋯」

そしてそのまま回し蹴りの要領でそのまま反対から息をつくまもなく飛んでくる。

このまま防戦一方ではやられる。



ダメージ覚悟で拳を顔面へと放つ。

「判断も遅いし何より万全な状態でもないのに勝てると思うな」

と言って蹴りは俺の足を鋭く払いその場に倒れ込む。



そのままマウントを取られる。

「良い!結婚するからには絶対幸せにしなさい。あんたみたいな境遇にしない為にも親は死んじゃダメなんだから」

と涙を溢れさせながら俺の顔の眼の前に拳が突き出された。



母なりの激励だったようだ。

「やり方がほんと無理矢理だな⋯わかったよ⋯死なないように頑張る」

「あんたの戦い方⋯自己犠牲の塊みたいなことばっかりするからよ」

どうやら気付かれていたようだ。



「俺は別に俺の境遇を恨んではいないよ、ちゃんと両親がいたしね」

「馬鹿」

そういって手を捕まれ起こされる。



「でもそっか⋯京香の子供も見たかったけどいないのよね⋯」

「生きてたとしてもいなかったと思うわよ⋯しかし、霊は歳とらないから私の方が若いわよ⋯ってマウントをとるつもりだったのに何その姿⋯」

「びっくりよね。まさかやけどした時の姿で復元されるなんて」



声を含め恐らく傷ついた時の状況で復元されているようだ。

「まぁそれでも身体自体は50超えてるからね、ガタもあるわよ」

ガタ?ガタとは一体?



「さて残りの婚約者ちゃん達も会わせてもらいましょうか?品定めさせなさい」

という訳で残りのメンバーを呼ぶ事になった。

母(京香)も同席するそうでアイラさんとは別で話すそうだ。



「あっちは大丈夫か?」

「ああ、元々死屍累々だったし3人を除いて全員ノックダウンしてるわ」

とミレイから報告を受けた。

「そんなに消耗してたのか?」

傷自体は治していたし問題なさそうに見えたが⋯。



「ああ、多分魔力も削ってたからね、ポーション類は取り上げてあるしそれででしょう」

「魔力を削るってそんなスキル⋯ああ『闘気』ってスキルがあるな⋯」

「あら、『闘気』持ってるの?それなら同じことできるわよ」

と言う母(聖歌)。



「あれって身体にしか纏えないだろ?全員の魔力をどうやって削ったんだ?」

「ああ、『闘気』はランクアップすると『覇気』になって飛ばせるようになるのよ、攻撃に混ぜて飛ばしてたからかなり消耗してるはずよ」

とさらっと暴露された。



「なるほど⋯なんで俺の時にそれやらなかったんだ?」

「魔力が同じだけ持ってる人を削るにはコスパが悪すぎるもの使わないわよ」

『悪魔同調』中の俺の魔力値はA、確かに同じだけの魔力持ちを削るにはコスパが良くない。



「見ただけで魔力値わかるの?」

「ええ、『鑑定』持ってるもの」

この親なんでもありである⋯。



「その『鑑定』については是非能力の詳細が聞きたいです!」

と沙月が興味津々であった。

「良いわよ、後で教えてあげる」



ちな3人は他メンバーといろいろと情報交換しているそうだ。

特にレインはアカネというかアランにべったりらしい。



「さて自己紹介から始めましょうか、私は清水聖歌。アキラの母親、よろしくね」

と母が挨拶をした。



「ハワワワ⋯本物の清水聖歌様⋯動いて喋ってる⋯」

残念ながらサキはトランス状態になってしまった。

大丈夫?という顔をこちらに向けるが⋯。



サキの手を握り頭を撫でる。

「悪い、母さんの大ファンでさ。ほら落ち着け⋯」

「ダブルッ!?」

といって鼻血を出して気を失ってしまった。



「大丈夫?」

「刺激が強すぎたみたいだ少し寝ててもらおう」

いつも冷静なサキがここまでうろたえている姿は珍しい。

免疫がつくまでは難しいかもしれないな。



「霧崎ミレイです。アキラには大変大変お世話になりまして⋯婚約をさせて頂いております。よろしくお願いします」

とんだハプニングがあったがミレイは緊張したまま挨拶を行った。



「すっごい綺麗ね、しかも私より大きいわ⋯」

「セクハラオヤジみたいな発言はやめろって⋯イメージが壊れるだろ」

「外向きの顔を維持する必要は無いでしょ?家族になるんだし」

母(京香)と親友を出来るのがこういう所である。



「ほんとよね、羨ましい限りよ⋯こんな立派な⋯」

と言って手をワキワキさせている京香。

「ほんとにイメージが壊れるからやめなさい」

と2人を諌める。



そもそも母(京香)は憑依してるアイラさんにかなり立派なものがついてるだろうが⋯。

「胸はね、筋肉のせいかあまり育たなかったのよね⋯燃焼させすぎたのかもしれないわ。この身体のバランスを維持するにはあまり大きくも出来なかったのだけど」

と自身の体型を冷静に分析していた。



「ああ、霧崎ってあの霧崎誠司さんの娘さん?」

「あ、はい。霧崎誠司は父です」

「やっぱりそうよね、なんとなく面影があるわ⋯あの小さかった子がこんなに立派になったのね」

以前会ったことがあるとは言っていたが気付くとはさすがの記憶力である。

やはり完全に記憶は戻っていると思ってよさそうだ。



「あの時から骨格を含めていい身体をしてたもの綺麗になるとは思ってたけど⋯やっぱり私の目に狂いはなかったわね」

とドヤ顔を浮かべていた。



◯あとがき

中途半端で申し訳ないのですが長くなってしまうので2話に分けます。

ぶつ切りですみません。


後、聖歌は自分並に仕上がった男が好みなだけでそういう感情はないです。


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