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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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聖歌side 色欲王

 『色欲王』の制約は大きく分けて3つ。

・接収したスキルは相手の好感度の減少と共に一定期間で消滅して元に戻る


「私が接収したスキルは相手の好感度がずっと高ければそのままなのだけど好感度が一定割合を割った状態だと7日で元の持ち主に返還させるわ」

「なるほど⋯」

「ただ、相手が死んだ場合は、返還先がいないので返還されることは無くなるわ」



「それで彼を⋯」

「ええ、さすがにスキルを奪って下がった好感度では7日経ったら戻ってしまうのであれは仕方なくね」

ルーシェルの好感度を上げる為に彼に色々と譲歩していたのだが、あの危機敵状況の中で彼からの好感度はバク上がりしていた。



そしてアキラを倒した瞬間に固有スキルを奪える数値にまで跳ね上がり固有スキルを接収することが出来た訳だ。

そして彼を殺す事で彼の固有スキルは私に定着する。



・取得出来る固有スキルの制限⋯最大3個まで


「固有スキルを取得できるのは3個までなのは確認済み、それ以上はそもそも接収も出来なくなるの」

「という事はすでに満タン?」

「ええ、『ワンマンアーミー』、『未来予測』、『王権』で満タン。本当は1枠は開けておきたかったのだけど仕方ないわ」

「一度接収したスキルを破棄することも出来ないから現状満タン状態を解決する事は出来ないわ」



「ただ、この数はスキルのレベルに応じて増える可能性があるわね、以前は一つしか無理だったのだけど2個、3個と増えていっているから」

「その枠はどうやって確認しているのですか?」

「『未来予測』を取得する時に色々とね。3個目を取得出来るようになってるのに気付いたのは接収先として固有スキルが選択肢に入ってるのに気付いたから」



『ワンマンアーミー』を取得後、付き合いのあった好感度が高い犯罪者達と会った際に固有スキルを選ぶことが出来ないことに気付き、最大数があることをしった。



その後、ダンジョンで活動している時に全滅しかけているパーティを見つけ救出した。

そして助けた事によって好感度が跳ね上がり一気に固有スキルを接収できる数値にまで跳ね上がった。



『未来予測』を持っていた当人はすでに重症で下半身がなく事切れる寸前であった。

彼の愛する女性であるパーティメンバーを救ったのも大きかったようで好感度が上がったようだ。

そしてそんな彼の固有スキルを接収した。



未来視に近い効果がありながらピンチに陥ったのは彼の力不足としか言いようがなかった。

この『未来予測』は、自身の経験値から算出される未来視に近い解析スキルであり。

当人が力不足では予測自体が不確かかつ不鮮明な予測になってしまう。



私にとっては戦闘中は、ほぼ未来視に近い結果を叩き出せるので相手の攻撃に合わせてカウンターするのも難しくないとても良いスキルだ。



・接収した固有スキルのレベルは普通には上がらない


「接収した固有スキルのレベルは接収した時と同じままで普通に成長することはないわ」

「『王権』の成長は少し楽しみだったんですけど残念です」

「ああ、それについてなら待ってて、保留にしてたけど接収した時の好感度に応じて熟練度が上げれるから⋯もしかしたら」



スキルがランクアップして『色欲王』というスキルに変化した時に起きた変化で接収したスキルに接収時の好感度に応じてスキルのレベルを上げる事が出来るようになった。



この取得時のレベルアップだが⋯奪ったスキルであれば他スキルにも熟練度を振る事が出来る。

なので接収時に保留状態となっているのだ。



「ちなみにあなたの『叡智』で『王権』のレベルって見れる?」

「スキルを無効化した時にしか確認出来なかったので⋯今は見えないんですよ⋯」

「なるほど⋯許可すればいいのかな⋯ちょっと待って」

頭で相手にスキルを見せる許可を出す。

これでうまくいくかは謎なのだが⋯。



「あっ見えました!あっまた見えなくなりました」

「許可を出すって難しいわね⋯」

自分のスキルを抑える感じ?ちょっと何度か試さないと無理かもしれない。



「でもレベルは見えました。8でした」

「8⋯ちょっと無理かもしれないけど⋯やってみるわね」

取得した好感度による熟練度を王権に振る。



「10にはならなかったみたい」

「自由に熟練度振れるのは便利ですね」

「奪ったスキルにしか振れないけどね」

固有スキルに振ってもあまり熟練度が増えないので基本的には他のスキルに振っている。



元々『快眠』というスキルをモンスターから奪ったのだが⋯私と相性が良かった事もあり好感度の熟練度をつぎ込む事で『回眠』にまでランクアップした。



「元々3年以上使ってて8って事は上がりにくそうなので仕方ないですね」

好感度による熟練度をつぎ込めば10まで上げれるかもしれないが少し時間がかかりそうだ。



「それと私のスキルを警戒するって話なら適当なスキルを私が一度接収すれば済むわ、1人から取れるのは1個までだから」

「なるほど⋯それは良い予防策ですね」

「私に何かあって洗脳された時の為にやっておく事を勧めておくわ、もし私が悪いことを考えて有用なスキルを奪ったとしても7日で返却されるしね」

強力なスキルに関しては予防線を張っておくのが重要だ。



「本当は再会を祝して食事会でもと思ったんですが⋯もうすぐ幹部達が目を覚ますと思うのでそちらに行きましょうか」

「いいわよ、あっアキラ。京香に連絡しといてもらえないかしら?」

アキラに会えた事は非常に喜ばしい、そしてここまで育ててくれたお礼を伝えたかった。



その言葉を発した瞬間に一瞬で空気が変わった。

「うん、わかった。伝えとくよ」

アキラが発した言葉には、何か含みがあった。

ここで問い詰めるのは⋯と思いここは流す事にした。



「さて、それじゃ王様になりに行きますか」

と気合いを入れて幹部連中の元に向かう。







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