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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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トラウマ

 『縮地』スキルの練習をしながらレイス狩りと続ける。

今日の討伐で変更をすれば、特攻のレベルがあがると思われるので少し浮足立っていた。



「特攻も絶対上がる訳じゃないでしょう?」

「うわ、びっくりした」

「少し油断しすぎじゃない?」

「そうは言っても『特攻』スキルのせいで楽に狩れちゃうからな」

「まぁ油断はしないようにね」

浮かれて突出していた時にシトリーからお小言をもらってしまうほどである。



そこからは少し冷静になり『縮地』を絡めた実験を続けていた。

「傍から見てると急に消えて現れてって感じで面白そう」

「実際、一度指定した座標に動いてる間は相手からは見えないし、透過状態だから何も効かないんだけど…」



しかしモンスターは常に動くものであり座標指定して攻撃を加えるには、移動先を予測しそこに出現して攻撃を当てる必要がある。



そして一番怖かったのは移動中に移動先の座標に何かが合った場合である。

身体に取り込まれたりするのかと心配だったのだが、その空間にある質量のある存在がある場合は、こちらが強制で押し出される仕様だった。



失敗して壁の中とか土の中とはならなかったので、そこは安心である。

おかげで安心して使用は出来るのだが、モンスターが移動先にいた場合は弾かれてバランスは崩れるし気軽に使えないのは厄介だった。



それでも使わない事には使い勝手はよくならないので、レイス狩りは使うのに都合が良い相手なので何度も使用している。



1日かけて使い続けてそれなりに使えるようにはなった。

モンスター相手には使えるが、対人戦闘で使うにはまだまだ試行錯誤が必要そうだった。



ちなみに今日のメンバーは、ランクアップを見越して確認する為に沙月が同行している。

後は、ボーナスモンスターを見越してサキ。

ミレイ、カレンの姉妹が同行していた。



ちなみにスミレのシルバーの咆撃はインセクト狩りで役に立つので、そちらに同行している。

ツバキは別口でランと一緒にマシーンモンスター狩りに行っている。

眷属にする為に亀とトカゲを回収しに行っている。



「今度日本に行くときにツバキも同行するんだっけ?」

「日本の虎型を回収するって言ってました」

「以前倒した鷹とか回収出来ればいいんだけどなぁ…」

「一応、北海道ダンジョンでいるみたいなんで一回行きましょうか」

これは一度いった方がよさそうである。



「ツバキは、バランスよくパーティを組むタイプなんだな。姉の方はかなり偏ったパーティを使ってた印象あったが」

某大人気モンスターゲームを小学生の頃、スミレと対戦したことがあったが、かなり偏ったパーティだった。

可愛ければ正義だしと言っていた気がする。



「まぁ私も連れ歩くなら見た目のいい奴を揃えるかもですけど…ツバキさんは結構バランス考えてるみたいですね」

「まぁ本人がちゃんと考えてるなら心配は無さそうだな」

「ただ、5体目に希望してる眷属がどこに出るか…マシーン型のドラゴンなんて目撃情報がなくて」

亀、トカゲ、虎、鷹、竜とかなりバランスよく揃えたいみたいだ。



そんな話をしていると…。

夕方近くになりレイスの討伐数が達成した。



「今回は確実に出るから各自警戒、サキは詠唱を開始しといてくれ」

サキを連れてくるとこれが出来るのが強い。

開幕ブッパですぐ終わるので重宝している。



これはこれでどうかと思うのだが…まあそこはこの仕様である以上仕方ないと思ってもらうしかない。

という訳で変更を選ぶ…ちなみに次に選ぶのは、すでに沙月と相談して決めてあるのでそれを選ぶ。



そして今度はどんなレイスが出るのかと思っていたが…。

令嬢のような姿のレイスが現れた。

サキが魔法を放つ隙を作るために牽制をしようとしたのだが…

令嬢の姿が突然、母(京香)の姿へと変わる。



「なっ」

俺の拳はそこで止まり動けなくなる。

「ファントムレイスです!幻を見せるスキルがあるので惑わされてはダメです」

沙月の言葉を受けても俺は拳を振るう事が出来なかった。



しかしレイスは容赦なく大鎌を出してこちらへと振るう。

金縛りにあったかのように身体が動かない。

攻撃を受け入れてしまいそうになる。



しかし間一髪の所でカレンが『跳躍』を使い俺を突き飛ばす。

俺は飛ばされたおかげで無事だったが、カレンは躱しきれず鎌の攻撃にあたる。

腕から血がぼたぼた流れ出る。



この階層のレイスだけあってかなりの攻撃力を持っていたようだ。

流れ出る血に昔の記憶がフラッシュバックする。



こちらへ追撃を加えようとするレイスに対してサキの魔法が炸裂した。

その一撃でレイスは消滅したようだが…俺は身体が震えて身体が完全に停止していた。



カレンが痛みを我慢しながらも安心させる為に平気な顔を浮かべる。

完全に母親と重なり…そこで眼の前が真っ暗になったした。

消えいく意識の中で…ああ…情けない…これだから俺は…。


と自問しながら意識を手放した。

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