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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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DDDside

 アレスが抜けてかつ、主要のメンバーも数人欠損した事で国内はかなり混乱している。

新しい幹部候補の選定と抜けた事による業務も立て込んでいる。



幹部問題は、アンノウンを捕らえることで解決すると甘く考えていたのだが…。

一つ誤算があった。

『王権』スキルがアンノウンには効かなかったのだ…。

恐らく何かのスキル、しかも『王権』に匹敵するほどのスキルを擁しているようだ。

【対象を隷属することは出来ません】

の表示が出た時はほんとに焦った。



それでもこの国に留め置けているのは機密持ち出しという犯罪による懲役という形で拘束しているに過ぎない。

そちらは効いてくれてよかった。


今日は幹部会議である。

会議が始まりすぐに…

「この状況であそこに手を出すのはおすすめ出来ませんが…」

とゲイルが意見を述べた。


「その基本方針は変わらない…特にこっちに乗り込んできた奴らに関しては、この国に連れてくれば隷属が出来るんだ逃す手はない」

最悪アンノウンの為にとっていた枠もある、それを使えばあの規格外の魔力値Sの女も手に入れる事が出来る。



戦力確保に加えて今後の脅威を取り除くという点も兼ねて仕掛けるという判断は間違ってはいない。

「大丈夫だろ、俺達と比べれば大した事はないんだろ?」

そう発言したのはラッキー。

特異な固有スキルを持ち幹部の1人である。

アメリカから引き抜いてきた人材の1人である。



「スキルも装備もこっちとは比べられないんだからそこまで警戒する必要ある?だってあの日本出身でしょ?」

その発言に続いたのはドロップ、彼女は日本出身で先ほどから呼んでる名前はコードネームである。

彼女は日本の不甲斐ない惨状をしっているからこその発言である。



「日本だからといって甘く見るのはやめたほうが良い、対モンスター戦闘に特化している我々とは違う」

そう苦言を呈したのは、ロシアから引き抜いたスノウ。

彼も元々はこの国に潜入していた諜報員の1人だった。



彼の言う事も尤もではあった。

ダンジョン攻略=国力となる以上、対人戦闘よりも対モンスターに重きを置いてスキルを磨いている。

レベルとスキルによる圧殺…それがこちらの基本戦術。



対人戦闘能力が高いのは幹部の中でも数人だけ、確かに対人戦闘という面では不安は多い。

しかし、前回とは違い高いレベルと多用なスキルを備えた人材を投入すれば勝てるという思惑もあった。



「一番厄介なのはあいつらの連携力だ。前回の襲撃では事前に襲撃を察知され連携されて各個撃破された。お前の能力が頼りだぞ堅牢」

「まかせてくれ、確実に分断してみせる」

彼も日本から引き抜いた探索者の1人だった。

彼のスキルを使えばあちらを分断することが出来る。



「しかし、我々の力を十全に使うというのであればダンジョンに引き込みたいですね」

そう発言したのはレイン、近隣を支配した時に見つけた初期からいる人材の1人である。

そしてその発言の意図も理解出来る。

スキルの都合上、ダンジョン外で戦うと能力が劣化、もしくは使用できないものも多い。

彼女が言ったことはクリアすべき課題でもある。

「それに関してはすでに策がある…」

「それは?」

「まだあの島には我が眷属が生きて捕えられている」

「なるほど…そういうことですか」


 ゲイルの話を聞いた所、彼らは人を殺す事にかなりの躊躇いがあるそうで襲われたというのに、こちらの派遣した人材は誰一人として殺されなかったそうだ。


あの時送り込んだ眷属は2人、ゲイルは返されてしまったがもう1人はまだあそこにいる。

殺すが嫌だというのであればそのうち懐柔の為に動き出す可能性も高い。

特に彼女に至ってはレベルもスキルも含めて優秀な人材でもある。

失ったのは痛手ではあるが、まだ生きているのであれば救出のチャンスもある。



そしてどうやら彼女の面倒を見ているのは非戦闘員であることがわかっている。

彼女を人質としてダンジョンに入り込めばあちらもおのずとダンジョンの中に入る事になる。


「しかし移動はどうしますか?前回の件を考えるとかなり前から気づかれていたと思われますが」

「それについては奥の手を使わせてもらうつもりだ」

出来ればこの手は使用したくなかったのだが…やむを得ない。



眷属の元に転移する能力が『王権』にはある。

しかし、この能力は王自ら動く必要があり連れていけるのも眷属のみ。

圧倒的なアドバンテージを得られる国内とは違い他国にいくのだかなりリスクが高い。

しかも使用のインターバルは1週間と期間も長い。

自身の戦闘力を考えると使用したくない能力ではあった。

しかしこれを使えば確実に奇襲が出来る。



「まぁ作戦は追って伝える…それまで各自準備をしておいてくれ」

全員が立ち上がり了承の構えを取る。


ちなみにここにいる5人とは別に幹部が5人いるのだが、そちらはダンジョンを探索中である。


作戦を万全にする為にはやはりアンノウンを仲間に引き入れたい。

無理矢理隷属が不可能なのであればこちらが折れるしかない。

意を決してアンノウンが捕えられている独房へと向かった。



◯あとがき

敵キャラの名前はキャラ紹介で追加しますので覚えなくてもいいです。

コードネーム=主要能力だと思ってもらえればと思います。

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