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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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案内

 なんか数日しか行ってなかったはずなんだがかなり長い期間留守にしていた気がする。

まぁ何はともあれとりあえず皆に会わないとな。

という訳で10層へと移動する。


時間が少し早かったせいかまだみんな戻ってきていないようだった。

「そういえばこっちのみんなは何をしてたんだ?」

「基本はボス討伐して転移石集めの日課をしながら後は『節制』のカウント稼ぎとしながらスキルレベル上げてたと思いますよ」

「『節制』に関してはスミレ達にも受けさせるんだろ?」

「そうですね。魔力値よりもスキル取得かもしくはテイマーとしてのレベルを上げるかのどちらかという感じで考えてます」

「難しいとこだな」

「まずは顔合わせですね、今日はパーティしないと」

「久々に会うしな」

「いえ、婚約の記念パーティです」

「ああ…」

すっかりと期間が空いたせいで忘れていたがそんな話しがあった…。


「もしかして忘れてました?」

「いや…覚えていたけど忘れていたよ」

「どっちですか…もう…」

と沙月に怒られてしまった。



「あの~」

と恐る恐る声をかけてきたスミレ。

「どうした?」

「どうしてあーしはお姫様抱っこされて海の上を歩いているんでしょうか?」

「セーブポイントから目的地に向かうからだ。あそこに見えるだろホテル」

「ここはダンジョンの中?」

「そうだぞ、ハワイのダンジョン10層だ」

「なんであんなものが?」

「ここを作った奴の趣味」

驚きのあまり口をポカンと空いていたがなんやかんやで陸地へとついた。

本当は、水上を走ってもよかったのだがさすがに担ぎながらだと怖がらせると思い『空間機動』を使用しておとなしめにきたのだが…。

ちなみに沙月とサキはカナタが『龍化』でツバキはカレンが『風魔法』で運んでいた。

そしてそのまま2人をホテルへと案内する。

スミレとツバキはここがダンジョンというのが信じられないようでここに来るまでも来た後も口を開けてポカンとしていた。


「まぁとりあえず中を案内するよ」

沙月とカナタとサキは、外の家に用があるそうなのでカレンと一緒に地上に向かった。

沙月はサキとアカネは契約関係や経理関係の打ち合わせ。

カナタは、スミレとツバキの家の設置である。

「家の設置はとかはやっとくからよ」

スミレとツバキの家の設置にいったようだ。

電気の配線やそもそもの各部屋との接続もカナタしかできないのでここは任せるしかない。

「「よろしくお願いします」」

スミレとツバキは2人揃って頭を下げていた。

本当は手伝いにいくと申し出たのだが…。

「うーん設置自体は私しかやれないし部屋が使えるようにするには時間かかるからこっちの拠点を案内してもらっててくれ」

との事で俺は2人を案内することになった。


一通りホテルの施設を案内して最後に展望レストラン街へと連れてきた。

「まぁここで飯を食べる事もあるけど店自体はやってないからな、ただ眺めはいいぞ」

「あのさ~」

ここまで案内して驚きの声しか出してなかったスミレがようやく

言葉を出した。


「ダンジョンの中にホテルがあるなんておかしいって!」

「まぁ俺もそう思うんだけどあるもんはあるんだから仕方ないだろ、それにアメリカのダンジョンには廃ビルのフィールドもあるらしいから別にそこまでおかしくはないぞ」

「廃ビルと高級ホテルでは全く違うと思うのだけど?」


とスミレから言われていると…、

「フフ、当然よ。ほとんどのリソースをここに注ぎ込んだですもの」

とシトリーがドヤ顔をしながら現れた。

「その女性の事も詳しく聞いてないのだけど?」

「こいつは気まぐれだからなぁ…シトリーっていう悪魔だ。俺と契約してて…」

「そう一心同体って訳」

俺の言葉を遮るように抱きついてきた。

何やら訝しい目を向けられる。

待て待て…その目をやめろ…別に俺が命令した訳じゃない。



「まぁ詳しい説明は今日たくさんされるだろうから…覚悟しとくといいぞ情報過多でパンクしないように」

「一体どれだけの秘密を抱えてるの…」

「お姉ちゃん…きっと諦めて受け入れた方が上手くいくと思うの」

「そうね…ここまで来たら受け入れましょう」

「別に取って食われる訳じゃないんだからそんな悲壮な顔しなくても…」

いや、すでに食われてる側か…。


そんなこんなで時間は経ち、夕方になって他のメンバーが戻ってきた。

「なんか久々だな」

「また女の子を誑し込んできたらしいわねぇ」

とアイラさんに誂われる。

「誑し込んだのは沙月ですけどね」

実際勧誘に関しては沙月が色々と動いていた。

「そういう事にしといてあげる」

「アキラさん!組み手しましょう!『液化』がランクアップしたんですよ!これで勝てます!」

「マジかよ…早すぎるだろ…」

明らかに異常なスピードでスキルのレベルが上がっていた。

「恐らく元々の適正値が高かったんじゃないかと正直ワタシではもう相手出来ない位に強いですよ」

とソフィアが補足してきた。

「それは楽しみだ」

元々格闘センスも含めて飛び抜けて高かったので納得の結果ではある。



そんな話をしていると急に抱きついてきたのはミレイだった。

「アキラ…会いたかったです」

「いやいや、1週間も経ってないのに大げさな」

「アキラは会いたくなかったんですか?」

「いや、そういう訳じゃないけど…ってか他の人の目もあるんだから抑えて抑えて」

といってミレイを離す。

しかし…。

突然口を塞がれる。

「これで今回は我慢します」

俺は口を抑えて自身の体温が上がるのを感じていた。

カレンもなのだがこの姉妹は愛情表現が大分ストレートである。



「見せつけてくれるねー」

とスミレに茶化される。

「まぁ嫌な訳じゃないが人前は恥ずかしさが勝つ…」

「羨ましいかも…」

なにやらぼそっと声が聞こえたが何を言っていたかまでは聞き取れなかった。



その後、沙月達が戻ってきて合流したのだが…。

「ミレイ…お前な」

「いいでしょう…離れていた分の充電です」

「姉さんずるいです、私もくっつきます」

とミレイには左腕、そしてカレンも右腕にひっついてきた。

「コホン、別にイチャイチャするのは構いませんけど人前では節度も持って欲しいです!…羨ましいすぎます…」

後半は聞こえなかったが、サキに怒られてしまった。

「ほら、もう充電出来ただろ、離れた離れた」

と2人を振り払う。

2人の胸の感覚が少し名残惜しい感じもしたが顔に出すわけにはいかない。


「とりあえず歓迎会兼報告会をしましょうか」

と沙月の号令もあって歓迎会をすることになった。



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