表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

421/422

検証

 パーティの仕様については、判明したので残りはシルバーのスキルについてなのだが一部はすでにサキによって解明している。


「『祝福魔法』についてはこんな感じですね」

と沙月のタブレットに詳細を入力していく。

・傷、魔力回復、状態異常の回復は、徐々に回復していくリジェネレーション効果がある。

そしてその効果にプラスしてスタミナ増強や身体能力強化と耐性も付与される。


「カンパネラって魔法しか使えないけどそれが掛かっている間はこの効果が持続するって感じ」

「一気掛けが出来るバフ魔法って感じか」

「そう捉えてもらっても良いわね」

「一度使ってもらうか、頼む」

「シルバー、カンパネラをお願い」

スミレがシルバーにそう頼むとシルバーが軽く咆哮を上げたと思うと自身の身体に変化があった。

「効果的には微増って感じか」

「ステータス的には3ずつ上がってるみたいです」

俺は感覚的に身体の変化が分かるので気付けるが、普通の人なら今日は身体の調子が良いかもと感じる程度な気がする。



そして触手を生やしてみる。

「魔力回復に関しては微増って感じだけど回復してるのは感じるな」

元々の魔力が少ない事もあって魔力の減りに関しては敏感であり、増えるのもなんとなく分かる。

これをかけておけば今のシトリーの現界してる魔力を賄える位には回復している気がする。

これはなかなか有用な気がする…。

いや、これ回復量が固定だとしたら他の人だとイマイチかもしれないな…。

と思ったので他の人にも試してもらったのだがやはり回復量は一定のようで俺であればそれなりの魔力を回復しているように感じるがC以上の魔力値だとあまり効果が無いようだ。


「まぁまだレベル1な訳だしレベルが上がれば強くなるのはわかってるしな」

「スキルに関してはランクアップすると規格外になりますからね」

スキルのランクアップ後の性能は単純なレベルアップとは比べ物にならないほどの効果を得る。

レベルが下がってもフェンリルやグリフォンなどのモンスターを相手取って戦えるのもランクアップしたスキルのおかげでもある。


ちなみに『魔力増強』に至ってもやはりそれほどの恩恵はなく多少の増量に収まっていた。

という訳でレベル1のままではそこまで協力な恩恵はないという事がわかった。

ちなみに『魔纏』の効果はそのままだがまだまだ魔力量がないので多少硬い壁を張れるという程度の性能であった。



ちなみに現在シルバーの戦闘能力はスキルが育っていない状況でもあってもかなりのもので39層のリザードであればシルバー単体で狩れてしまうレベルである。

その実力は、パーティでも充分活躍できる実力だった。

レベル差についてなのだがレベルリンクでシルバーに合わせる事は出来なかったのだがテイムモンスターに関してはレベル差の範囲外だったようでドロップ品や経験値等は、問題なく得ることが出来た。



「ボスのフェンリルと比べても遜色ない位に強いな」

「攻撃力なんかはまだまだって感じはするけど普通にスキル無しで1対1で戦ったら負けそう」

とカナタがボヤいていた。

「産まれてそこまで経ってないのにあの動きが出来るっていうのはやっぱりモンスターって事なんだろうな」

モンスターは産まれたばかりというのはおかしな話かもしれないがリポップしてもすぐ戦える状態だ。

それを考えるとすぐに戦える状態なのは当然なのかもしれない。


「スキル共有のおかげで多少役に立ててよかった…」

とスミレが少しホッとしていた。

スキル共有によってシルバーのスキルが使えるので戦闘中はスミレは、『祝福魔法』、『魔力増強』、『スタミナ増強』のバフをメインに使ってもらっていた。

『成長促進』のスキルのおかげか今日戦っていただけでレベル2までスキルが上がっていた。

スミレが使ったとしてもスキルレベルが上がるのも確認出来たのは朗報だった。


「そういえば意思の疎通ってどうしてるんだ?」

ずっと見ていても互いに会話が成り立っているように見えるがフェンリルは人語を話している感じはせず犬のように鳴いているだけに見える。

「私の言う事はちゃんと分かってるみたいでシルバーの言うことは、上手く言えないけどなんとなくわかる感じ」

とどうやら感覚的に意思の疎通が出来ているようだ。

「テイマーとしての能力で意思疎通出来てる感じなんでしょうかね…私達には理解できないパスみたいなものがあるのかもです」

と沙月が分析していた。


そんなこんなで検証を終えてキャンプ地に戻った。

ちなみに戻った後は、スミレが甲斐甲斐しくツバキの世話をしていたが、スミレの場合とは違いツバキは満更でもなさそうで喜んで介助を受けていた。


「結局グレイの身体ってどうだったんだ?」

「ああ、すっごいんだよ。グレイちょっとこっちこれる?」

とカナタが呼ぶと尻尾を振りながらグレイがやってきた。

「なんか喜んでないか?」

「ツバキに頼んで私の言う事を聞くようにいってもらったんだけど今日1日遊んで仲良くなった」

こっちに呼んだだけなのにカナタの足に擦り寄りじゃれてるように見える。


「グレイ、1番の5mmのプラスドライバー出せる?」

カナタがそういうと…グレイの身体の背中が開きそこからプラスドライバーが出てきた。

「ねっ!すごくない!?工具なんでも出せるんだよ」

「なんでもってことは…」

「グレイ、85mmの丸鋸!M8ダイヤル式トルクレンチ!」

とカナタが言うと次々と背中から出てくる。

実に異様な光景だが、カナタは興奮していた。

「一家に1匹欲しいね。この子。ありがとねーご主人のとこ戻っていいよ」

なにやら何かをグレイに何かを食べさせてから戻るように言っていた。



「何食べさせてたんだ?」

「ミスリル」

「マジか」

かなり高級な餌だ。

「ミスリルだけじゃなくて鉱石系ならなんでも食べるみたいだけどミスリルが一番好きみたい」

「変形能力って何にでもなれるのか?」

「自分の身体より大きい物とか複雑なものは出せないみたいだけどね、ちなみに図面もある程度読めるみたいで図面見せたらその通りに作れたぞ」

「それは凄いな」

「戦闘能力に関してはまだ未知数だけど技術者としては1匹常に側にいたら便利かも」

と非常に高い評価をされていた。


「そういえば、明日もとりあえずはスライム狩りにいくんだよな?」

「どこまで出てくるか試したいですからね。それにレベルを追いつかせる為にも狩れるだけ狩っておきたいですし」

2人とも32までレベルは上がったが、まだまだ俺達のレベルには及ばない。

正直ここからはああいう経験値が多いモンスターを狩らない限りはなかなかレベルは上がらないので仕方ない。

ちなみに『早熟』スキルは在庫切れらしく使えていないのも響いている。



「なんかここまで来るとデフォな感じもするけどな」

「40層まであがったボーナスと考えるとありえる話かもしれませんけどそれはおかしいんですよね?シトリー」

「デフォで出現するっていうのは、おかしいっていうより無理ね。1日1回あれだけのモンスターリソースを使うのはおかしいもの」

あのタイプのモンスターは多量のリソースを消費するそうでそんな設定をしているのは考えられないというのがシトリーの見解だった。


「あのモンスターがボーナス扱いだとして渋谷で探索してた探索者達の恩恵だと考えると私達で消費しちゃうのも良くないので明日を最後にしようと思います…」

「まぁそれを言われるとその可能性はありそうだな」

「なので明日はカナタさん抜きで2人とも入れて狩ろうと思いますけどいけます?」

「まぁ昨日と今日の感じなら大丈夫そうだ」

「じゃあそうしますか」

と明日の打ち合わせも終わり、各々休む事になった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ