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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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シルバー

 フェンリルの可愛い幼体だったはずだったが本家のフェンリルよりは小さいがその片鱗を見せており、すでに人間よりも大きかった。

「一気にデカくなったな…」

「ちょっと待ってなにこれ…」

スミレは急速なレベルアップのせいで上手く動けずにいた。

ぎこちないロボットのような動きをしている。



「結局何レベルになったんだ?」

沙月に問いかける。

「32まで上がりましたね」

「ぶっ!?4人分の経験値を上げるとそんな事になるのか」

「まぁ私達5人のレベルを3上げる経験値ですからねぇ…」

「あの時は経験値倍加2人分だったけど1人分でもヤバイな」

とスミレを放置していたのだが気づけばシルバーの背中に背負われていた。



「甲斐甲斐しいな」

どうやら主人が動けないのを察してか背負ったようだ。

「うっさい!ってかこの状態はなに?」

「レベルが12あがったらしいからそのせいだろうな」

「はぁ!?12!?なんでそんなに…」

「さっき倒したスライムは経験値がバカみたいに多くてなしかも沙月のスキルで経験値を集約したからなぁバグ技の重ね技の結果だ」

「ってことはあーしのレベル32!?一線級探索者レベルじゃん!」

「こっからは上がりにくくなるから覚悟しといた方がいいぞ」

「それでこの身体の制御が効かないのは…」

「身体がレベルに順応してないから自身の頭の命令と自身の身体の状態が不一致してるせいでブレーキがかかってるのさ」

「そういうこと…」

つらそうにしているがこればっかりは時間が解決してくれるのを待つしかない。



そしてそんな会話をしている間に沙月がシルバーの状態を確認していた。

「こっちもかなりレベルアップしてますね…というか25まで上がってます」

そして沙月が現状のシルバーの能力を全員に説明する。


【シルバー】

・レベル28 種族:セイントフェンリル 魔力値:C

所有スキル

・『魔力増強』LV1

自身と他人の魔力の許容量を一定時間増加させる。

・『祝福魔法』LV1

傷、魔力の回復。状態異常(病)の回復。

スタミナ増強、身体能力強化のバフ。

物理・魔法耐性付与

・『スタミナ増強』LV1

自身のスタミナを一定時間増強する。

・『咆哮』LV1

咆哮に衝撃を付与する。

・『成長促進』LV1

スキルレベルの熟練度の成長を促進する。

魔力値の成長を促進する。(モンスター限定)

・『自動回復』LV1

自動で身体を回復する。

・『身体強化』LV1

・『魔纏』LV1



「なんだこのバケモン…」

「バケモンとは失礼な、うちのシルバーに向かって」

とシルバーの背で顔を埋めながら抗議してくるスミレ。

「いやいや性能がおかしいだろ…」

「恐らく上の『魔力増強』、『祝福魔法』、『スタミナ増強』がエリクサーの付与効果でしょうね…下は恐らくフェンリルの基礎スキルって感じですね」

「まだまだレベル1なのでここからさらに強くなりますね」

「あ、後…『育成』スキルに項目が増えてるみたいです」

スキルの確認で話し合ってる時にスミレが声を上げた。

どうやら『育成』スキルにも追加があったようだ。

「『スキル共有』ってスキルが増えてます」

とスミレに言われ沙月が確認する。



「テイムモンスターとスキルの共有が出来るみたいですね」

「完全に共有するのか?」

「はい。互いのスキルを共有するみたいです…いやぁこれはぶっ壊れてますね『特攻』スキルと同じくバランスブレイカーって感じがします」

と沙月が驚きの表情を浮かべていた。

「そんなに凄いんだ…ただ、今は身体動かすのも無理そうだから後で報告するね」

という訳で報告や検証は、後ですることになった。


これでハワイに戻ってもいいのだが…まだカレンのクールタイムが開けていないので明日、もう一度セーブポイントを確認してから戻る予定だ。


動けないスミレとサキは、キャンプに戻って待機することになった。

ちなみになぜサキかというと、『祝福魔法』という未知の魔法を習得出来るか試してみると言っていた。

それと感知スキルを持ってるのが沙月を除くとカレンとサキなのだがキャンプ地に戻るのも考慮してサキが一緒にキャンプ地に戻った。

ちなみに移動は、シルバーがサキも一緒に背中に乗せて一緒に走っていった。

場所も匂いで辿れるそうで案内も不要とスミレが説明していた。



そしてその間に俺達はツバキのレベル上げを兼ねてスライム狩りを行っていた。

「姉のモンスターはボスだったからあんなに強くなったんでしょうか?」

ツバキが不安そうに聞いてきた。

「それもあるかもしれませんけど【グレイ】も成長したら色々スキルを覚えると思いますよ。幼体の時は、【シルバー】もスキルを覚えてなかったので」

ち沙月が答えていた。

どうやらレベルアップに合わせてスキルが生えてくる仕様のようなので現状は覚えてなくても面白いスキルを覚える可能性は大いに残っている。


そして現状はひたすら40層でスライム狩りをしている。

通常であれば狩りにくいモンスターなのでここで活動してるパーティはいないようだ。

まぁ俺とカナタがいればなんの問題もないのでひたすら狩り続けている。

「実際身体能力が下がってる影響は感じるんだけどスキルのおかげで全然戦えるな」

「俺は回避してるしカナタは『龍化』があるからいいが防御力はかなり落ちてるから被弾は気をつけろよ」

レベルダウンすると身体能力も極端に落ちるので身体の調整が難しいのだが一番の問題は防御力の低下である。

いつものレベルであれば40階層のスライムであっても致命傷を負うことはなく恐らく痣が出来る程度で済むのだが…今の防御力だと恐らく骨折、下手すれば欠損すらありえるので注意が必要だ。

なので基本的には壁を背にして周囲を警戒しつつ沙月が障壁を張りカレンが釣り役を行って俺とカナタが受け取るといった感じで狩りをしている。


ちなみにこの階層のスライムは、ゴールドスライムで金色に光る身体を持ち物理と魔法に耐性がある。

ちなみにドロップ品にゴールドインゴットが存在するのだが…狩りにくすぎてこの階層は不人気らしい。

そもそも低階層でも狩りにくいと敬遠されているスライムが高階層で出たらどうなるか…当然もっと狩りにくくなるので人気がない。

ちなみに虫は耐久値も低く耐性もない。

火が弱点だったり、そもそもの数も多く経験値稼ぎなどにも有効で人気が高いらしい。


全く共感は出来ないがそういわれればそうか…と思わざるを得ない。

そんなこんなで狩り続けてレベルを上げてからキャンプに戻った。

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