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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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自己紹介

 フェンリルの卵が孵化するまで待機となった訳だが…。

「フェンリルが卵から生まれるのは違和感しかないな」

「確かに…」

とスミレも頭を捻っている。



カレンがいるので地上に戻っても良かったのだが…せっかく来たのに戻るのもという事でキャンピングカーを出してキャンプ中である。

ちなみに人目を避ける為に39層の砂漠地帯にいる。

ただ、ここの砂漠は鳥取砂丘をイメージしてるのか海も存在している。

そしてここのモンスターはリザード系なのだが乾燥地帯を好むようで海には近寄ってこない。

なので海の近くに陣取っていればモンスターは寄ってこない事を確認済みである。

しかもここの階層は珍しい事に昼夜が存在している。

なので今は夜である。


「出会った時は、そこそこに自己紹介をしただけなのでここでしっかりやっておきましょう」

と食事を作ってから全員で自己紹介と相成った。

「暁アキラです、って他は何話せばいいんだ?」

先手で行けと合図を送られたので話したのだが、一般的な自己紹介で話すような内容が不明な為、困ってしまった。

「探索者だと基本的な役割と得意な事、後はスキルの事を話す事が多いですね」

とサキからアドバイスがとんだ。


「それなら、基本は前衛担当、魔力値が低くスキルは多用出来ないのでピンポイントでのアタッカーって感じかな」

「あれで?」

「えっ?」

「あれでピンポイントのアタッカーだったら通常のアタッカーは援護要員扱いされるね」

と複数人から疑問符を投げかけられたが俺自身の認識はそんな感じなのだから仕方ない。

最期にツッコミをいれてきたカナタ許さんからな!

ツバキ以外の全員がそうだそうだみたいな顔になってしまった。


そして続いたのはカレンだった。

「私は、霧崎カレン。同じパーティに姉がいるからそっちとお揃いだね。パーティでの役割はスキルを活かしての中衛って感じかな。『跳躍』スキルでワープ出来るから基本的にはどの距離でも戦える感じ武器はこの魔法銃」

といって腰につけている銃をとって構える。

かなりノリノリで自己紹介していた。

「ああ後、大事な役割があってパーティでの移動は私のスキルで行ってるから移動要員でもあるね」

カレンのスキルの凄さはすでに2人は体験しており、当初は完全開いた口が塞がらない状態だった。

まぁかなり破格なスキルであるのは間違いなく実用性と希少性という面ではこのパーティでもトップクラスである。


「次は私だな、竜崎カナタだ。正直すでに有名人だから詳しくは話さないが基本はタンクと言いたい所なんだがアキラといるとタンクの役割が出来ないからアタッカーになることが多いな」

何やら文句を言われた気分だ。

「次は私が、仙道サキ。魔法を使って戦うのが得意で前衛をこなせるほどの腕はないから後衛がほとんどね。回復魔法も使えるから怪我した時は治療任せてね」

ちなみにスミレのダンジョン症候群に関してはポーションはすでに試したが効果は見られず、サキの光魔法でも回復させることは出来なかった。

沙月曰く、呪いや魔力欠乏症のようになんらかの条件を満たして完治するタイプではないかと言われた。

それこそ『超回復』が使えれば解決するかもしれないがスミレの魔力値では使用することが出来ないのでそれは出来なかった。



「それではこっちの組の最後は私ですね、小林沙月です。あんな化け物みたいな動きは基本的にみんな出来ないからお気になさらず…1人似たような事出来る人がいましたね…私も後衛でどちらかというと攻撃よりも防御主体です」

沙月が言っているのは俺と、もう1人は多分ランの事だろう。

正直対人経験のおかげでまだ勝ち越しているが近接戦闘であればまだ俺に分があるがスキルを解禁するとほぼ五分程度である。

ちなみに水中戦は勝てる気がしない。


こちらの自己紹介が終わり、スミレとツバキへと番が移る。

「じゃあ私からいきます!周防ツバキです。18歳アイドルやってました。探索中は特に前衛とか意識してなかったのでまだわかりません!精一杯頑張るのでよろしくお願いします」

と元気よくツバキは挨拶してくれた。

「誕生日がまだなので今は、私と同い歳ですけど私の一個上です」

と沙月が補足した。

深呼吸してから今度はスミレが口を開いた。

「あーしは、周防スミレ。さっきの戦闘を見て生半可な気持ちではいけないと思えた。踏み込んだ世界は、選ばれた人だけが入れるような世界でその中でやっていく為に頑張ります」

と気合いが入った自己紹介だった。

「今後はその口調でいくのか?」

「これがあーしの戦闘スタイルだから!心機一転ね」

「そっか、まぁあんまり気負うなよ。ちなみにこんな成りだが俺と同い歳っていうか同級生だ」

「えっ25って事ですか?」

「私と同い年かと思ってた」

サキとカレンが反応していた。

まぁそれもそうで正直格好のせいかツバキの方が年上に見えるレベルに若く見える。

童顔だった事もあるのだろうが俺と同い年とは思えない見た目である。


そしてそれぞれの自己紹介も終わりそれぞれのグループで話が始まっていた。

ちなみにサキとカナタは、最近のコスメ事情などが気になるようでその辺りの話をスミレから聞いているようだった。

会話の中に、老化防止…やらなんやらの単語が聞こえてきていた。

そこまで気にする必要はないと思うのだが…。

ツバキの方は歳が近い事もあってか沙月やカレンと話が弾んでいるようだ。



食事を終えたので外の空気を吸うために外にでる。

「砂漠の夜ってのいいもんだな、ハワイダンジョンは昼夜ないからな」

「一応リソースを使えば昼夜再現は設定出来るからね」

「そうなのか?」

シトリーが話しかけてきたので話を聞く。

「昼夜の設定は出来るのだけどそこまで拘れるのはかなりのリソースを稼いでいる証拠とも言えるわね」

「つまりハワイでは無理と」

「あそこは、ほとんど稼げないもの」

とお手上げといってジェスチャーを取る。

「今ならそれなりに稼いでるんじゃないか?ダンジョン繋がってる訳だし」

「ワタクシが管理してた時とは比べ物にならないくらいには稼いでいると思うわよ」

ダンジョンが改造されることを祈るしかないが、シトリー曰く稼いでいるダンジョンが拘って変える位の優先度ということなのであそこで実装されるのは一生来なさそうである。

なんせ管理者は現実主義の日和だからだ。


そしてキャンピングカーに戻った。

ちなみにキャンピングカーの収容人数は5人なのでこちらも長らく使っていなかったコンテナハウスを沙月に取り出し姉妹はそちらで寝る事になった。

「俺がそっちでも良かったんだぞ?」

「そうなったら残り1人どうするって話になるでしょ、それに姉妹で話たいこともあったから気にしないで」

「そっか、この周囲は大丈夫だけど離れるとモンスター出るから絶対出歩くなよ」

「大丈夫、さすがにもう危険な事はしない」

先日ミレイに怒られた件が効いているようだ。


そして俺達は別れて眠りについた。

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