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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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テイム準備

 そこからはご飯を食べて夕方まではツバキの買い物をしてそのままハワイに移動出来る準備を整える。

ツバキの姉にべったりだったのも食事を終えて落ち着いたようで全員で買い物を終えた所で良い時間になったのでそのままダンジョンへと向かう。


全員転移石で20層へと移動する。

ちなみに、転移石は1人1つしか使用することは出来ないが、一度使った転移石は他人が使用して上書きをすることは出来る。

なので2人の転移石はすでに返却済みである。

まぁあれは未だにかなり高額な物なのでそのまま使う事は出来なかった。

まぁ代わりの転移石をスミレにはいく前に渡してそちらでセーブをしてもらい、今まで使っていた転移石は返却済みである。

前回はすでに返却してしまっていたスミレがいたので徒歩で移動したのだが今回は20層までは転移石で移動することが出来る。



「そういえばテイムモンスターのレベルってどうなってるんだ?」

カレンとはこの階層で待ち合わせをすることになっているのでセーブポイントから離れた所に歩いている時に気になった事を聞いてみる。

ちなみにツバキもよくわかっていなかったようで困った顔をしていた。

「正直検証不足なのでなんともいえないんですけど基本的にはレベル1から育てる事になるんじゃないかと思います」

「それは大変じゃないか?」

そもそもレベル1の状態ではレベル差がありすぎて同じパーティを組んでても経験値が入らないという問題がある。

「検証次第なんですけどそこら辺はさすがにクリアしてると思いますが…一度見てみましょうか」

人気が無い所まで移動したのでツバキにテイムモンスターを呼んでもらうことに。

「召喚!」

ツバキの発した声に合わせて眼の前に先日見たテイムモンスター、狼型の小さなマシーンモンスターが出現していた。

しかし以前とは少し違っていた。

「なんか少しだけ大きくなってないか?」

俺じゃなければ気が付かない程度ではあるがマシーン型という事もあり大きさが非常に計りやすかったので以前よりも少し大きくなっているように感じた。



「なるほど、そういう仕組みになってるんですね」

と沙月はその姿を見て少し納得していた。

「どういうことだ?」

「すでにレベルが上がっているので恐らく送還中も経験値がもらえるんじゃないかと」

どうやら大きくなっていたのはレベルが上がっていたからだったようだ。

「なるほど、それなら経験値面では問題はないか」

「『パーティマネジメント』でもイジれないようなのでテイマーがもらう経験値と同じだけの経験値が入るのかもしれません…一度試しますか」

沙月の提案を受け近場にいたモンスターを倒してみることにした。

結果としてはテイマーが貰った経験値と同じだけの経験値がテイムモンスターにも流れていた。

「この仕様なら先にフェンリルをテイムした方が良さそうですね…」

と沙月がボソっと怖い事をいっている。

「さすがにレベルが足りんぞ」

レベル20そこらで倒せるほどフェンリルは甘くない。

「逆に何レベルなら倒せますか?」

それを突かれると確かに…。

身体能力は落ちるがスキルがランクアップしているおかげでかなり楽になっている。

それこそ俺とカナタ、サキがいれば火力的には問題は無さそうではある。


「辛いかもしれませんが1撃で死ぬような事はないのでチャレンジしてみませんか?」

咆撃なんかは沙月が止める事が出来るので1撃で死ぬという事はない。

それに退避するだけなら転移石か帰還石があるので特に問題はない。

それこそレベルリンクを解除すれば済む話でもある。

「危なくなったらレベルリンクを解除するのであれば問題はないし一度行ってみるか」

経験値がテイムモンスターとリンクしているという話であれば確かに先にテイムした方が効率が良いのは確かである。


という訳で沙月がスミレ用の装備を作っている。

全身ミスリルの鎧に加えてミスリルの大盾。

を持たされて非常に困惑していた。

「えっ!?一体これは」

「防御を固めてとりあえず攻撃を受けないようにしてもらえれば大丈夫です」

「いや、だから私は一体何を…?」

「いまから30階層のボスと40階層のボスを討伐しにいきます」

「はい!?」

驚きのあまり上ずった声が出ていたが俺にほんとに?という顔を向けてくる。

「まぁ倒せなくはないと思うが…危なくなったら退避手段もあるし、俺が命は保証してやるから安心しな」

「アキラがそう言うなら…」

「やっぱりちょくちょくイチャイチャするな、お前ら」

と俺とスミレのやりとりを聞いてカナタがツッコんでくる。

「イチャイチャはしてないだろうが」

「まぁそういう事にしときましょう、カナタさん」

と2人で見合わせてやれやれといった表情を浮かべる。

心外である。


装備の準備をしている間にカレンとサキが転移してきたようだ。

「ただいまー!」

と言ってカレンが抱きつきにきた。

「お、おう。おかえり?」

「そこは抱きしめて欲しかったな~」

「まだその辺のやり取りは慣れないんだ、勘弁してくれ」

「まぁおいおいお願いしますね。理想はそのままキスして欲しいです」

というカレンだったのだが難易度が跳ね上がっていた。

「それはおいおいってか大分先だと思っててくれ」

「ええ~」

と不満を口にするカレンだったが…。

「はいはい、かえって早々にイチャイチャするな」

と俺にずっと抱きついていたカレンをカナタが引っ張った。

そして置いてけぼりを食らってスミレとツバキ、そして一緒にきたはずのサキも完全に呆然としていたのだが、カナタの言葉で意識を取り戻した。

「さて、メンバーも揃ったし行きますか」

と沙月が仕切り直し全員で出発の準備をして30階層に向かった。




◯あとがき

転移石について補足。

転移石A→20層でセーブした後に転移石B→10層でセーブした場合は転移石Aのセーブが空の状態になり転移石Bがセーブされた状態になる。

転移石はあくまでも階層をマークドする為のアイテムで実際は身体をそのセーブポイントに登録しているので別の転移石で登録した場合は、そちらが優先される。

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