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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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デート(沙月)

 翌日、日課とばかりにトレーニングルームで身体を動かし汗を流しシャワーを浴びるというルーティンをこなす。

「勤勉ね」

「身体の感覚を使う作業は大事だからな。それに今日はあいつを狩るかもしれないしな」

「そんなに身構えなくても大丈夫じゃない?」

「レベルが下がるからなぁ…正直危険はあるぞ」

今のレベルで狩るのは問題がないがレベルが半分になったとして安全に狩れるのかとなるとかなり不安がある。

なので身体自体はしっかりと仕上げて起きたかった。


「それにしても毎回あんなモンスターが出る方が怖いんだが…」

「たまたま運良くって可能性もあるけど…数回限りのボーナスの可能性も高いわね」

「こればっかりは試してみるしかないからな」

興味あのスライムが出るのであれば3回目…どこまで出るのかはわからないがレベルの低い2人をレベル上げできるチャンスなので有効活用したい所である。

出来れば2人のレベルをもう少し上げれればよかったがいくら早くレベルが上げられるといっても限度があるので仕方ない面もある。



今日は昼までは別行動のつもりだったのだが沙月から連絡が入リ俺も買い物に付き合うことになった。

服を選びたいらしいので俺の意見が欲しいそうだ。

「そういえばあのスミレとかいう娘、なかなか有名人だったみたいよ」

「そうなのか?」

シトリーがスマホで記事を見せてくる。

「おお、ってか名前違うのによく見つけたな」

「画像検索でササッとね」

文明の利器を活用しすぎだろとも思ったがそもそもそういった記憶自体は保有しているのだから当然ではあるか…。

あまり過去を詮索するのは良くないと思いつつも記事に目を通す。

「なるほどな…まぁ自分から話してもらえるまでは放っておくさ」

「それにしても大分、今と見た目が違うわね」

「そうだな…でも昔の私服はこんな感じだった気がするな」

今と比べると派手というかギャルって言う感じの服装を好んで着ていた記憶がある。

「しかし、髪色が全然違うな…もしかしたら見たことあったかもしれないけどこれだと気付かなかったわ」

「まぁそういう系は全然見ないものね」

「流し見程度ならともかく好んではみないからな」

とそうこうしてるうちに合流時間が近づいてきたので部屋を出る。



食堂にて飯を食べながら3人を待っていると…。

カナタが一番に来た。

「相変わらず早いな」

「早朝から起きてたしな」

「トレーニング室か?」

「ああ、まぁ日課みたいなもんだしな…それに身体の感覚は整えておきたい」

「倒せる当てはあるんだろ?」

「算段はついてるがあくまでも算段だしな、備えるに越したことはない」

ある程度の作戦は立ててあるので綺麗にハマればノーダメでいけると思っているがレベルダウンの影響にもよるので過信はしない。


そんな話をしていると沙月とスミレもやってきた。

「おはよう」

「おはようございます」

「おはよ」

沙月はまだ眠そうであった。

3人が食事を選び運んでくる。

「そういえば今日はどうするんだ?」

特にやることはなかったので温泉にいくつもりだったのだが、頼まれた以上は何をするのか把握しておきたかった。

「今日は、私とデートです」

「はい?」

「お二人はいく所があるのと買い物はツバキさんが来てからです」

「なるほど…?」

というわけで沙月とデートすることになったのだが、一つ分かった事があった。

俺達は決定的にデートというものに向かないという点だった。



2人とも基本何かの目的があって動くのであれば効率的に動けるのだがそれはデートと呼ぶには面白みが無い。

今回は、突発デートな上に午前中だけなので正直選択肢が少なく…。

しかも朝食は取ってしまったので昼食が最終ゴールになる。

沙月の行きたかった店はアクセショップと服屋と定番っぽいコースを辿ったのだが、沙月は悩むという事もなくすんなりと決めてしまい…。

「デートならもう少し悩むとかしないとそれっぽくならないんじゃないか?」

「はっ!?」

沙月の買い物は基本的に買うものを決めてそれで店に行って買うのでほぼ迷いがない。

確かめるのは実際に見て違いを確かめる位なものだ。

おかげで各店の滞在時間は10分以下…デートと呼ぶにはあまりにも色気が皆無である。

「こうなったら…ホテルにでも…」

「おい、現状入ると犯罪者になるからごめんだぞ」

「くぅ…ならそこに一緒に入ってください」

「まじか…」

沙月の指定したのはランジェリーショップだった。

正気か??

と思ったのも束の間引っ張られて結局入店することに…。

「こういうのは外で待ってるのが定番じゃないか?」

「外で立たせてたら確実に声かけられるので大人しく中で一緒に見るんですよ」

という訳で大人しく付き合う事に…ただ、今回は事前に調べた場所ではなかったので沙月はしっかり見て吟味していた。

居た堪れない…。

「ちなみに言っとくとどっちが似合うとかは、勘弁してくれ想像しちゃうから」

先程から店内の女性の視線だけで居た堪れない。

まぁ不審者だなんだと騒がれないだけマシかと思いつつもできるだけ見ないように目を瞑っていた。

結局悩むと言っても15分ほどで決めてしまっていた。



しかし、地獄のように長い15分だった。

「それで良いのは買えたのか?」

「良いのって聞き方はどうかと思いますが…まぁ気に入ったのは買えました。昔は躊躇した値段だったんですけどね」

「まぁあれからかなり稼ぐようになったからな」

稼ぐようになっても未だに1万を超えると少し躊躇う自分がいる。

長年の習慣というか気持ちを変えるのは難しい。

しかし、これでもまだお昼までには2時間以上あった。

「それじゃ見たい映画があるからそれでも」

「そうしましょうか…」

俺の提案を受けて映画を見ることに。

そして映画を見てから集合場所に向かう。

「うーん、なんかデートっぽいようなぽくないような…」

「お互い経験不足だからな、仕方ないさ」

実際、リード出来ればよかったのだが高校生を連れていける場所は限られる。

お互いに経験が不足しているのが影響していた。

ミレイやカナタ、カレンとでかけた時は基本的に相手にまかせて移動していたので俺自身の経験不足を痛感する結果となった。

「今度は、俺も色々考えとくよ」

「今回は急遽誘った私のミスです…ちゃんとプラン考えて計画的に周った方が私は良さそうです…」

と沙月に反省させてしまった。

「まぁ、徐々にお互い経験値詰んでいこうぜ」

「そうですね、それも楽しみに思っておきましょう」

と前向きに考えて集合場所へと到着した。

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