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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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焼き肉

 偶然2回続いただけという可能性もあるが、ここまで来るとどこまで続くか試したくなってくる。

「これは本格的にここを周回してるだけでレベル上がりそうだな」

「どこまで続くかっていうのもありますけどね…サキさん連れてくればよかったですね…」

「連れて戻ってこようと思うと3日かかるからなぁ」

「案外今戻って3日後に戻ってきてから狩ればいいのでは?」

カレンの提案を受けて全員顔を見合わせる。

「毎日狩るのが当然ってなってたな」

「言われて気づきましたね」

沙月と顔を見合わせて笑う。


「お願いしても良い?」

「OK、いってくるよ」

「サキが抜けるとあっちのキング狩りがきつくならんか?」

「それなら私が戻りますよ、人数がどうせ余りますし」

スミレとツバキを入れて狩るとなると俺、沙月、カナタ、サキに残り1枠となるので残念ながらミレイの『経験値倍加』を入れる事は出来ない。

経験値効率は下がるが仕方ない。



カレンの『跳躍』で1階層に戻ってから、カレンとミレイはハワイに戻っていった。

「私達以外の人とはダメですからね」

と念押しされた上でミレイとカレンはハワイに戻っていった。

「さて戻るかね」

とりあえず組合に戻ると西園寺さんから呼び出しを受けた。

事の顛末を伝えると…。


「なるほど、それじゃとりあえず形式上はうちで引き取るって事にするけど賠償額なんかはそっちに請求でいいのね」

「そうしてください。テイマー能力は国で保護して検証するって言っておけばしばらくは大丈夫でしょう」

「そっちで広報で利用する分には国家運営と一緒変わらないものね」

実際、ミレイ達は国家所属の探索者だと思われている。

そこの広報担当となっても特に疑問は持たれないだろう。


「テイムモンスターに関してはすでにアメリカに連絡してハワイはOKの許可は貰ってるのであちらは問題なしです」

「さすがのフットワークの軽さね。まぁそれなら安心か」

本国じゃないというのが大きいとは思うがアメリカはその辺の柔軟性は凄い。

そんなやりとりを終えて食堂に向かう。

このやりとりで下手すると億単位の金が払われる事になると思うと怖いがその辺の事は沙月とミレイが管理しているので分からない。


「実際どれくらいふっかけられるんだろうな」

「私が交渉するのであればテイムモンスターはしばらくの間公表出来ない事とか色々理由をつけて1億位に収めますけど、3億位ふっかけてきそうな気がしますね。実際話題性だけだったらそれ以上の価値はありそうですし」

「交渉しなくてよかったのか?」

「正直向こうの言い値をそのまま払っといた方が後腐れ無くていいんで向こうの言い値でお願いしてあります」

なにそれ怖い。

「下手に値切ると後々難癖つけられても面倒ですからね、向こうの言い値で手放したんですから文句は言わせませんよ」

その後食堂に向かおうと思ったのだが…。


「3人で温泉いきましょう」

「俺はもう行ったんだが?まぁいくのもやぶさかではないが…」

「じゃあいくぞ」

と3人で向かう事になった。

「そういうことならワタクシも行きますわよ」

といってシトリーも一緒に行くことになった。

そうして4人で向かう。

「飯はどうするんだ?」

「中で食べますかね、さすがに毎回食堂もアレですし」

「でも中で食べるなら個室のとこにしないといかんな、有名人と一緒だしな」

歩いているだけで通行人の目がこちらを向いているのが分かる。

「確か個室の焼き肉屋さんがあったのでそこに行きましょう」

「お、いいね」

「今のうちに予約しとくので21時に集合しましょ」

「「了解」」

今は20時前なので1時間ほど風呂に入ってから向かう事になった。


施設に入ってから1対3に分かれて風呂に向かう。

聖水を使っているせいか身体が癒やされる…昼間に入れなかった露店風呂に入り空を見る。

「昔と比べると綺麗に見えるなぁ…」

よくも悪くも空気が綺麗になったことで星が綺麗に見えるようになっていた。

建物が減った影響もある。

「アキラさんじゃないですか」

空を見ていると声をかけられた。

声の主の方に顔を向けるとそこには氷川さんがいた。

「氷川さん、お疲れ様です」

「ハハハ、人員を補充して頂いたおかげでこの時間に入れますよ。今までは下手すると朝風呂でしたからね」

氷川さんも同じ風呂に入ってくる。

「ハハハ…笑えないっすね」

「最初見つけた時は女性かと思いましたよ」

「身体隠してるとよく間違えられるんですよね。」

たまに顔を見てギョッとされる事もあるが身体を見て男と認識してくれるようで目を逸らす。


「この後は、帰宅ですか?」

「ええ、まぁ一応…宿舎ですけど」

そう答えた氷川さんの顔には哀愁が漂っていた。

「食堂とか何度か利用してますけどみなさん時間バラバラですよね?」

「色々対応が重なってるので受付の事務員以外は、各自で休憩を取る事になってるので」

「なるほど、アリーナさんは元気ですか?」

「あっ…ええと元気ではあるかなぁとよく西園寺とバトってますが」

「まぁ元気ならよかったです」

そんな世間話をしていたのだが…。

「それでは私はお先に失礼します」

そういって先に氷川さんはあがっていった。


時間ギリギリまで入って、その後沙月達と合流して焼肉店に向かう。

意外という訳ではないが、ひたすらカナタはみんなの分の肉を焼いてシトリーはそれをひたすら食べていた。

沙月は肉を育てるタイプのようで自分で好みに肉を焼いていた。

途中でカナタにオーナーが挨拶に来た。

さすが有名人と言った感じだ。

ごゆっくりお召し上がりくださいと伝えてそそくさと引っ込んでいったが帰りのお会計の際にもう一度やってきてカナタと何やら話していた。

それなりの高級店なので以前であれば少し尻込みするような価格ではあったが…非常に美味しかった。


「何か話してたが何だった?」

「ああ、オーク肉の相談だった相場より高く買うのでもし入手機会があったら是非だってさ」

「ああ、あれね」

「大手で独占されちゃってるみたいで新参の店だとそもそも入札に参加も出来ないんだってさ」

「卸量が圧倒的に足りませんからね…後は今回のように直でコネクションを使うしかないので出せるお店はかなり少ないと思います」

と沙月が補足する。

「ちなみに、心ばかりのって言われてこれもらった」

カナタが見せてきたのは店名に年間パスポートと書いてある赤い手帳だった。

「なんだそれ」

「これ見せればいつでも個室が使える上に食事も無料だってさ」

「ここの店かなりの価格だったけど良いのか!?まだ何も渡してないのに」

「私も断ったんだけどな、お時間を取らせたお詫びという事でだってさ」

「さすが有名人ですね」

まぁコネづくりと考えれば安いものか…。

「ちなみに、新宿のオーク階層って何階層だっけ?」

「29階層ですけど行く気満々ですか?」

「もらいっぱなしは性に合わんだけさ」

という訳で明日はオーク狩りにいく事が決定した。

「まぁ私もここのスイーツ食べ尽くしてないので協力しますよ」

ここの焼肉店、オーナーの趣味なのかとんでもない量のスイーツを提供していた。

なんせ、肉用のメニュー表とは別にスイーツ用のメニュー表があるレベルである。

という訳で、明日はオーク狩りをしに行くことになった。

「カレンがいないから久しぶりに本格的に潜る事になるな」

とカナタが呟く。

「ああ、確かにそうだな…それだったらスミレ誘ってもいいか?」

「彼女についてはすでに退社扱いになってるそうなので問題はないですよ」

とすでに無職だったようだ。

少し遅い時間ではあったが、連絡を入れると…。

了承の返事が来た。


という訳で明日は朝から潜る事になった。

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