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アキラは一睡もせず、祈織が起きるまで読書していた。

AM4時過ぎ、佳子は朝シャワーを浴びている。スマホの電源もいれられない状況だが、それはそれで快適に過ごせるものだ。しかし、GPS機能をオフにしたところで、居場所を特定されている以上、もう遅いのである。最初は復讐に来るといったって、自分自身が相手に好きなだけ殴らせれば気が済むと思っていた。そして、そのあとで、警察に行けばいい。ライトの性格的に前科がついてしまえば祈織のことは諦めるだろう。しかし、ややこしいことになってしまった。もしも、祈織と身体の関係を持ってしまったことが明るみになったら、ライトは正気ではいられないであろう。詩音だって同じだ。一体、祈織はどうしてこんなヒモ男に身を任せたのだろう。アキラは幾つもの秘密を抱えながら生きていかなければならない宿命なのだ。

「いや~生き返った。アキラ君もシャワー浴びたら?」

「いえ、祈織ちゃんが起きたらすぐに出ますから」

「そうなのね」

 佳子はバスローブを巻いたままだ。ふくよかでエロい体形をしている。さすがに目のやり場に困る。こんな時、スマホでもあればやり過ごせるのにと思う。

 佳子がバスローブ姿のままでアキラの隣に座った。

 ローズの薫りがしている。海外製のボディソープを使っていることは知っているが、一般人では手に入れられないルートから買っているらしい。

 佳子はアキラの耳元に顔を近づける。

「ねぇ、試してみる?」

 佳子はアキラの股間を触って言った。

「さすがにこんな場所じゃ………」

 アキラは戸惑いを隠せない。過去に佳子から冗談で誘われたことはあったが、佳子は占術の総師の奥さんであるし、さすがに不倫だけはしたくない。

「いいから、そのままにしてて」

 佳子のしなやかな指先がアキラのジーパンのファスナーをゆっくりおろしていく。ボタンを外され、パンツごと剥がされる。半だちのペニスをなまめかしく舐める。

「っく……」

 アキラは思わず声を上げそうになって右手首をかんだ。

 佳子は弄ぶように舌先で我慢汁を拭った。ゆっくりバスローブを脱ぐと大きなおっぱいでペニスを挟む。

 頭が真っ白になる。酒でも飲んだかのように脈拍は上がっていく。吐く息は荒い。

 佳子は顔を近づけて耳を舐める。

「私の可愛い坊や。一生私の奴隷よ」

 そう呟くとまたペニスを咥えて激しくしゃぶる。

アキラの顔がゆがむ。佳子は下から見上げる。

「そうよ、その顔が見たかったの。もういっていいよ」

 佳子はそういうと根本までを包み込み、舌で激しく刺激する。

(だめだ!)

アキラがそう思った瞬間、白濁の液体が佳子の口内に発射された。どくどくと痙攣する。佳子は精子を飲みこんだ。

「次は私の中でいってね」

 佳子が小悪魔の視線を投げかけて言う。

「………」

 一気に眠気が襲ってきた。

奥では佳子の旦那が寝ていて、すぐ横のリビングのソファーでは祈織が寝ている。安い酒でも飲んだ後のような、悪酔いをしている。蒲田に帰りたい。ライトさえいなければ。アキラはライトを恨んだ。


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