表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪夢のゴミ拾いウォークは偽善なのか?  作者: 孑孑(ぼうふら)
52/56

第51話〜発見?

探せていただきました。なんだか同じような場面が続くのですが 読んでて飽きないでしょうか?引き続き こちらの作品も書いていきたいと思います よろしくお願い申し上げます。

普段から運動のうの字もしていない純一にとっては、悪路での歩行は堪らない苦行であった。

まして 今は、あの見憶えのあるトラックの停まっている地点まで、全速力で歩かなければならなかった。あの地点でトラック運転手が目的を果たし、再び 車に乗ってどこかに行ってしまうのはいつなのかわからない。ならば全力でそこに向かうしかないのだ。

「逃さないぞ」

彼は独り言を言った。

気がやきもきして居られない。

「速く!速く歩け、僕よ!僕の命がかかっているのだぞ。だから、歩け!」

闘志を奮い立たせた。

汗が額を、頰を滝のように流れた。

「普段から運動はしておくべきだった」

後悔した。だが後悔しても仕方がなかった。

廃墟は少しずつ大きく見えていった。

途中、噛みつき引っ付き亀に遭遇した。純一はその生物を、大きく進路を迂回することによって回避した。彼にはそれ は何の動物なのかさえわからなかった。地面は次第にぬかるみ、泥濘(でいねい)地帯に入ってきたようであった。彼の靴は、情け容赦なく 泥に沈み込んだ。膝まで泥に浸かることもあった。しかし、彼は諦めなかった。1歩、また1歩と歩を進めていった。

ふと、視線を上げた。ずっと下ばかり向いて歩いていたのだ。目の前にあのトラックがあった。彼は歓喜した。

「どうやら間に合ったみたい」

独り言を言った。



お読みになっていただきまして誠にありがとうございました!おやすみなさいませ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ