第44話〜始まりの予感
書かせていただきました。本日最後の投稿となるかもしれません後はお薬を飲んで眠りに入るだけです。今日も1日ありがとうございました。おやすみなさいませ!
トラックが、がたごと 言いながら減速しているように思えた。サスペンションが、果たして付いているのかどうかも分からないトラックがとりあえずも、どこかの目的地に着いたのだろうか?カムランたちは考えた。
これが最初で最後のチャンスかもしれなかった。ここで自分らがお人好しになったら、この先どんな運命が待っているか分かりはしない。食糧だって 燃料だっていずれ底をつく。そうなる前のひと勝負だ。
車が停まったということは 運転席の2人組はドアを開けて地に足をつけるということだ。
場合によっては、もし彼らがひどいお人好しなら、2人も休憩させてくれるかもしれない。
人生なんて勝ちか負けか、でしかない。勝った方が生き残り、負けた方が生きられない。それが自然の摂理ではないのか。そうだと思う。
カムランは覚悟を決めた。ジルコがどれだけやる気なのかは、未知数だ。彼に人を殺める事が出来るかなど、判る筈もなかった。
外で、
「おうい!誰かいるか!?」
という大きな声がした。
少しして、コンテナの扉に外側から手がかけられるような音がした。かちゎかちゃ何かを、暗示するような音だった。
久しぶりに見る日光 眩しかった。だが、そんなことに喜んでる場合ではなかった。
勝つか、負けるるか、である。
お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。




