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線路はいつか途切れる  作者: 秋村 楼
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reprey

その日の夜


浩介は顔を真っ青にしながら、家へ真っ直ぐ帰っていた。


会社を退職することになった。いやリストラだ。好成績を収めることができず、会社自体がどんどん悪い方へ行くのも感じてたし、わかっていた。最近気持ちが失せていたのも、そのせいだ。


つまり私がしでかしたのではなく、会社の経費削減によってシュパッと切られたのだ。能力で戻すのは無理。退職金は出たが、職は消えた。


居酒屋から聞こえる人の笑い声、今にも消えそうな点滅している街灯。それらを照らす三日月。全てが、私をバカにしてるような気がした。


フラフラと歩いていたら、黒いジャケットを着た若者とぶつかってしまった。


「すいません」

浩介は落としたバッグを拾い、行こうとしたが…


「んだお前?調子乗っとんとちゃうぞ」

そう言いながら若者が近づいてきた。右耳にピアスをつけていて、ガラの悪い男だ。


最悪だ、人生で一番最悪な目にあった日かもしれない。いや二回目かな?


若者は怒りを露わにし、浩介を右左と交互に殴りつけ、蹴り倒した。



居酒屋から聞こえる人の(わら)い声、チカチカとうざったい点滅を繰り返す街灯。三日月は雲に隠れようとしている。


そんな街の路地を歩いていたら。1人の若者にぶつかった。


「……」

気にせずそのまま歩く浩介。

しかし…

「んだお前?調子乗っとんとちゃうぞ」

そう言いながら若者が近づいてきた。


振り向くが黙る浩介、ガラの悪い男が殴りかかって来た。


だが、浩介は()()()()()()()()()()()()()()()()()()攻撃をかわし、男を殴り返した。



倒れ気絶をしている男を見て独り言。


「もう背負うものはない、存分に使おうじゃないか」


列車のブレーキレバーが壊れ、さらに加速を始める。


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