異世界転生
なんだか 寒い
てか これは風か?
俺死んだよな?
目を開けると森?
辺りは薄暗く 静かだ
近くには 石で出来た小さめの建物
少し高めの作りをしているな
その反対側には 少し離れた所に 石の壁?
「どこだここ?」
病院でもないだろうし 日本っていう感じでもない
雨宮に拉致られて 遊ばれてる?
辺りをキョロキョロしながら歩いていると 足元に何かがぶつかった。
ん?と確認して見ると人だった
ドレスのような服を着て倒れている
「もしもし?流石にここで寝ると、、、って おい!?」
床には血が流れており 息をしていなかった
それと同時に頭の中になにか映像が浮かんだ。
なんだ これは
〔メ××ー やっと私〇〇は幸せに××るんだね〕
どこかを走っている?
〔は××ぁ や〇て!! ××いで!!〕
男の、、、
〔貴××あんな〇〇〇婚す××んて 〇××〇〇めねー!!〕
『うっ!!』
なんだ今のは、、、
気づくと遠くから足音が聞こえてきた
とりあえず人を呼ぶことにした
『おーい!!そこに誰かいるか?今スマホ持ってないから警察を呼んでくれ!!』
と叫ぶとゾロゾロと鎧を着た兵士が4人来て剣を向けてきた
『貴様 誰だ!!ここでなにを……メ、メアリー王女!!』
兵士は剣を構え切りかかってきた
『待て待て待て待て!!いきなりなんだ?』
俺はギリギリで躱し敵意が無い事を示すように両手を上げた
『ヒールをかけましたが、残念ながらメアリー王女の息は回復しません』
ヒール?何を言ってるんだ?ゲーム?
『待て!!死体に触れるな!!』
女性に何かをしていた兵は
『ひっ!』
と驚いた様子で離れた
『貴様ー!!』
と再び男は剣を振り上げる
俺は 待て待てと両手を前に出して静止させようとしたその時
『待て!!』
とたくましい女性の声が聞こえ男が止まる
『騎士団長殿』
と兵たちは列を作り並ぶ
『これはどういう状況だ?』
騎士団長の問いに 先ほどの男がハキハキと答える
『ハッ!!メアリー王女がそこにいる男に殺害されたようで今確保するところでした!!』
か、確保?思いっきり殺意あったと思ったけど
騎士団長は ふむ と頷き 周りを見て俺を見た。
『貴様は何者だ?なぜベーゼル城の敷地内にいる?』
ベーゼル?どこだ?
てか 服装からして日本ではないし、、、てか時代も怪しいな
『えーと、俺にもよくわからない事が多く、、、あ、でも俺はその人を殺していません。それははっきり言えます。』
そう言うと 切りかかってきた男は また剣を抜こうとし
『貴様~!!』と睨んできた
騎士団長は怪しんだ様子をしながら
『なにか証拠はあるのか?』
と言われたので
『まずはその人を見せてもらっていいですか?変な行動をしないか見てても かまいません。なんなら両手を縛っても良いので』
そう伝えると 騎士団長は兵に縄を持ってこさせて 両手を縛った
『えーと まず彼女の死因は切られた事により出血死。死亡時刻は切られて2~3時間は経過しています。血の固まり具合と肌の色をみる感じではですけど、そのことから 俺は武器を持っておらず その傷を作れるような物は持っていません。』
『武器はその辺に隠したんだろ!!』と兵士は言う
なんか 妙に突っかかってくるな この短気兵 と思いながら
『そう思うなら探してください 俺はやってないんで』
と少しイライラしながら言うと 他の兵たちが探し始める
短気な兵は落ち着いた様子が気にいらなかったのか
『こいつ もしかしたら刃のような魔法が使えてそれで殺した可能性もあるのではないでしょうか』
と騎士団長に伝える。
魔法?なに言ってんだって思ったが 身なりといい 聞きなれない名前といい
もしかして ここって異世界?え、、、まじか いや え、、、
騎士団長も ふむ と頷き
『貴様 スキルは何が使える?』
と聞かれたが
『いや~ 俺 さっき来たばっかりで何も』
と頭をかきながら 愛想笑いをする
ふむ と頷き
『とりあえず牢に連れていけ』
と命令が出された
俺は ため息をつき 指示に従い ダメ元で1つお願いすることにした
『牢にいくのは構わないが 頼みを1つだけ いいですか?』
短気な兵は無視して連れて行こうとしたが 騎士団長はそれを止め
『聞こう』
と言ってくれた
『せめて 現場の周りを何かで記録に残しておいてください 細かい事、些細な事 無意味だと思う事 何でもいい その女性の傷跡 他の外傷等無いか 細かく正確に頼む 仮に俺が犯人じゃなかった場合 本当の犯人を見つけなければならない』
『貴様にそれが出来るのか?』
騎士団長は 変な圧をかけながら 言ってきて 少しビビったが
『あぁ、出来る』
と伝えると 騎士団長が少し笑ったようにみえた




