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Universe~大人の俺から少年の僕へ~  作者: 藤堂栞弥
蒼の章
22/28

第21話 合同授業

 

 空は快晴


 風に揺れる木々


 飛び回るトンボ


 響き渡る子ども達の笑い声


 うん平和ダナー


 今日の理科の授業は花組と星組合同で昆虫採取だ。と言っても体育館の横に位置する池や小さい林ゾーンでの虫取りをするだけで特別なことはない。


「皆んな虫かごと虫取りあみは持ってきましたか?」

『はーい』

「持ってない子は持ってきてる子に貸してあげてね」

『はーい』


「皆んな元気だねー」

「どうした蒼太?なんか暗いぜ?せっかくの合同授業なんだ元気にいこうぜ!!」

 と言って俺の背中をバシバシたたく。地味にダメージがくる、、、

 紅蓮はいつにも増してイキイキしている。こういうの好きそうだもんなぁ。



「取り敢えず僕はあみを持ってきたけど…」

「俺は籠だ」

 本当はあみもあったが持ってくるのが面倒で籠だけにした

「俺は全て忘れた!すまん貸してくれ!」

「堂々と言うことか…」

「あはは、じゃあ僕らでシェアしようか。まず何から取る?」

「オニヤンマ!」

「トンボでいいだろ。種類まで指定禁止。時間がない」

「ちぇ、しゃーねーな」

「と言っても皆んな追いかけてるしなー」

 と言ってソウはトンボを追いかけまわる子ども達の集団に目を向けた。



「おい!あっち行ったぞ!」

「まわりこめー」

「きゃー!こっち来たー!」

「ミーちゃん逃げてーってこっち来ないでー!」

「こうなったら道連れよ!」

「ミーちゃん黒いよー!」

「男子ー早く捕まえてー」



 うちのクラスキャラ濃いなー…


「うむ、じゃああんま人居ないとこ行くか?これじゃ取り合いになりそうだ」

「そうだね範囲とかは決められてないし、時間以内に戻ってればいいかなー」

「んじゃ、林辺りが良いんじゃないか?人が少ない」

「おう!そうするか」



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