第20話 戻った日常?
だいぶ遅れました
申し訳ありません
それから暫くし白銀が話しかけてくることは減っていった。廊下であったら話すがすぐに友達について行って去っていく。それの繰り返しだった。
俺たちは休み時間、廊下で集まり運動場で遊ぶ子ども達を眺めながら話すのが恒例になった。廊下で塊にならなずに一列に並んでいる所が真面目だなと常々思う。
「ねぇおかしくない?」
「何がだ?」
心の言葉に紅蓮が反応する
「あれだけ蒼くんに話しかけてきてたのに、今じゃすっかり来ないじゃない。...別に話ぐらいしても良いのに...」
どうやら全く関わって来なくなった白銀に罪悪感を抱いているようだ。
「ん〜コロちゃん可愛いですー!」
そのことに察したメイが心に抱きつく
「ムギュッ、ちょっとメイ!急に抱きついてこないでって言ってるでしょ!」
「急じゃなければいいのか?」
「あ、揚げ足をとるな!バカ紅蓮!」
「は?何も取ってねぇし」
「はぁこれだからバカは...」
「あぁ?バカって言わほうが馬鹿だし」
「ハイハイそこまでにして」
「二人とも仲良しでーす」
「「違う!!」」
「息ぴったりだー」
そんなBGMを聴きながら俺は窓の外を眺める。
空は快晴という言葉がピッタリなほど青々とし、そんな日常がこれからも続くのだろうか。
あの日の病院の出来事は夢だったのではないか、俺の社会人だった頃の記憶は子どもが考えたただの幻想ではないのか、そんなことを考える。
ふと運動場で白銀を見つけた。
友達の女と遊んでいるのだろう。
白銀の周りには結構な数の少女がいる。
ふと白銀がドッジボールをしている男子を見ているようだ。すぐに目線は逸らされたが確かにそちらを見ていた。
「どうしたのアオ?」
「いや...なんでもない。」
ただ、その白銀をじっとみている女子の集団が気になったが気のせいだと思いクラスに戻るのだった。




