第17話 心VS詩桜里①
《心視点》
昼休み、いつもは外で蒼君達と遊んでたのに、今日もあの子は蒼君に絡んでる...
「敦賀君!カードのバトモンってやってる?」
「ああ、空翔、兄と一緒によくやってるな」
「私も!お兄ちゃんがよくやってるの!もし良かったら今度の休み私の家でやろ!」
いいデッキ揃ってるんだよ!と言う白銀さん
我慢してたけどもう限界...むしろ1週間耐えた事を褒めて欲しいぐらいよ
しかもなんだかんだで蒼君白銀さんと楽しそうにしてるし...
「ちょっといいかしら?」
「...」
...あんなに喋ってたのに私が来た途端大人しいわね
「どうしたんだ心?」
「少し白銀さんに話があるんだけどいいかしら?」
「な、何だ?どうしたんだ?」
「蒼君は静かにね?」
「は、はい」
そうして私は白銀さんと二人きりにして貰った
「単刀直入に言うわ白銀さん。私と勝負して」
「勝負?」
「ええ、私達は蒼君と遊びたいの。でも最近蒼君はあなたと話してばかり...だから学校のある5日の内、3日と2日どちらを蒼君と過ごすか勝負するの。受けてくれる?」
「確かにいつもは話していたからごめんねでも、私も敦賀君と話せなくなるのは困るので、その勝負受けます」
「そう、ルールはそうね、公平にするために...
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.
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「さぁ始まりですよーコロちゃんVS詩桜里ちゃんのガチンコ校内遊具競走ードンドンぱふぱふー!」
「ルール説明はこの勝負を作った清水先生ですー」
「どうも清水先生ですよ。ルールは簡単、校庭の遊具を全てクリアして先にゴールした人がかちです。二人とも怪我をしないように注意してね」
「さすが保健の先生ですー!そして特別ルール!安全を確保するために少しでも怪我をしたら保健室へGOー!大幅な時間ロスですー!気を付けるですよー」
「メイ、何で実況してんの!というか先生!?何でちゃっかり混ざってんですか!」
「1話から出てないのよ?この辺りで主要キャラ宣言をしておかないとね?」
「メタ発言禁止です!」
「早くしろよ!」
「うるさいバカ紅蓮!」
反射的に声のする方向を向くと紅蓮と翠君、蒼君の他にたくさんの生徒が居た
「!?」
「折角の勝負なんだからなしっかりギャラリーを集めたぜ!応援は任せろ!」
「詩桜里ちゃんの友達もちゃんと呼んだからねー」
「は、はぁ...」
「さっさと準備するわよ!!」
「それではー位置についてくださーい
よーい ドン!」
力を入れた足を前に出すと...
「と言ったらスタートですよー」
ドテッ
「メ・イ?ふざけてるの?」
「ご、ごめんなさいー司会としてはここで笑いを取りたいんですー」
「まったく!ごめんね白銀さん」
「ぷっくく...」
後ろで口元を抑えてる白銀さんが居た...
う、うけてる...
「それでは気を取り直してよーいどーん!」
そうしてグダグダでやっと勝負の幕が上がった
(蒼太)あれっ俺主人公なのに空気だった...
(ソウ)ドンマイアオ




