クラリスCLARICEについて
今ちょっとこの「玩具箱」シリーズを読み返して
読みづらいな、と。
まあ読む人いないか。
さすがにネットの海は広いですからね。
でも読まれる前提の文章にしている。
よくわからん。
「A」、「B」ときて、最後(?)は「C」の擬人化です。
クラリスCLARICEは、割と早々に決まった名前。
なんといってもアナグラムが素晴らしい。
ですが、まず元々の意味から。
CLEAR (明るい、澄み切った)の意味に近く、ラテン語のCLARUS (澄み切った、大きな)が語源にあるようで、「清らか」「キラキラ」「綺麗」「光」といったイメージをもつ名前だと考えられます。
ラテン語に関しては、ちょっとあやふやな知識で申し訳ないですが、そこまで興味ないので。
いや、英語の語源でバンバン出てくるので単語の意味はある程度知ってます。
でも話者がほとんどいないのが、魅力を致命的に損なっている。
個人の感想です。
「それがいいんじゃないか」「ロマンだろ」という声が。
日本語と英語の生命力。
その「キラキラ」が好き。
今は。
クラリスと言えば、『ディズニー』におけるシマリスのキャラクターや『羊たちの沈黙』でレクター博士と対峙するFBI訓練生、ルパン三世『カリオストロの城』のヒロインなど、有名な作品でも使用されていますが、僕自身の第一イメージは『アルプスの少女ハイジ』のクララCLARAです。
いずれにしても「綺麗」な女性というイメージがあるクラリスCLARICE。
ハイジのクララは車椅子(WHEELCHAIR、車CAR、椅子CHAIR)の連想が可能なのがポイント高い。
これによって日頃から車椅子で移動するクラリスがイメージできました。
ちなみに僕自身は、運動不足を気にして歩くことが多いのですが、街中で車椅子を見ると「性能のいい電動車椅子を日常的に使えたら気持ちいいのでは」という空想をします。
『セグウェイ』のような個人で手軽に乗れる便利な移動手段が、街に多数存在するイメージ。
その為の「駅」がいくつか…『LUUP』のキックボードタイプはちょっと操作性が悪そうだけど、方向性は面白いと思う。
道路の整備やメンテが大変かな。
自動車や歩行者との兼ね合い。
空中道路なんて無理そうだし。
いや、下を雨回避道として利用できるなら、試験都市として…
僕の想像の街の雨回避都市計画「UMBRELLA」がちょっと前進しました。
やっぱ地震とか落下の安全管理とメンテでちょっと大変かも。
面白い、というだけでどこまでやれるか。
「C」の擬人化クラリスCLARICEは、サイボーグCYBORGです。
「機械」と結合CONNECTした人間。
実際、将来的に人がどの程度サイボーグ化するのかは、ちょっと想像できませんが、面白い思考ですよね。
彼女は脳内CEREBRALにICチップCHIPを埋め込んでいる。
ICチップのICは集積回路INTEGRATED CIRUITの略、頭字語で、そのイメージは、電気が複雑で小さな迷路の中を走りまわったり留まったりすることで、複雑な電気信号を生み、それを高速でやりとりすることで、人の脳や思考を真似た働きを実行できる、といったもの。
コンピュータCOMPUTERがどう進化し、それを脳にどう接続CONNECTするか。
それにより、人にどんな恩恵があるのか。
私自身の印象としては、一定CONSTANTで、連続的CONTINUOUSな、人の真似事COPYCAT, CLONE。
人の手が生み出した人の子CHILD。
チェスCHESSのような明快な問題の解決とその再現は得意でしょうし、人と比べ物にならないスタミナがありますが、閃きや創造性CREATEは劣る。
端的に言えば、生命CREATUREと非生命の違い。
ちょっと私の理解が浅いので、この辺で。
『量子コンピュータ』や『iPS細胞』 (細胞CELL)もよくわからない私が、想像力と言葉遊びでこのテーマに挑むCHALLENGE。
だから、未来予測の物語にはならないと考えられます。
混沌CHAOS、混乱CONFUSEの物語。
CLARICEのアナグラムの1つ目は、A CIRCLE (1つの円、環)です。
いいでしょう。
最高傑作の1つです。
名前アナグラムでトップクラスの美しさ。
Cが2つ入っているし、LとRも入っている。
さらに、それぞれのCはサ行音とカ行音を表している。
円CIRCLEを描くときは「クルッ」と曲線CURVEを書く。
それが「C」の文字の形と重なる。
完全な円だと「O」ですが、「C」には欠け(カケ)LACKがある。
人体の中で完全な円(球)と言えば、そう、目OCULUS, OPTICですよね。
口には無い、完全に近い丸さ。
だから、「丸」を言葉で、「口」で表すときには幅があるのだと考えられる。
口を「輪」のように広げれば確かに「丸」ですが、自分や相手の目には、もっと「真ん丸」がある。
どんなかたち?
(自分の目を指さす)
ああ、まるか。
「丸」は言葉にせず目で、視覚で表せる。
そして、丸といっても「円」と「球」の区別も必要です。
平面な丸は「円」、立体なら「球」。
「目」(メ)という音は、恐らく、平「面」的な、視覚という目の機能を重視した音で、一方OCULUS, OPTICの「O」は眼球の立体的な丸さを表した音。
「オ(ウ)」と言うと、顎が開いて口内の空間が球形に丸く広がるのがわかるでしょう。
一方、「C」のもつカ行の音は、喉を舌で狭めて気道を塞ぐようにして出す音で、苦しい(クルシイ)ような、喉の奥に引っかかる(カカル)ような音であり、「クルッ」とした曲線や、首NECKの曲がりのようなイメージをもつ。
それはまた、喉まわりの狭い、奥まった空間CAVE(窟)でもある。
この「C」のイメージとA CIRCLEのアナグラムがドンピシャでしょ。
ね?
「綺麗」であることは、貴重であったり希少であることと繋がっていて、それは狭き門であり、「C」という形に現れている。
曲線を伸ばしていけば、やがて円環は閉じるCLOSEが、基本的には閉じ切っていないものが「C」である。であるから、本当に真ん丸、真円にみえるものは「C」の音をメインに使わない。ちょっと欠けてる、満ち欠けのイメージは三日月CRESCENTに繋がる。月という音の一部は、このイメージかもしれない。
サークルは大学の集まりのような、交流関係の意味でも使われる言葉。
そして円には円周のほかに、中心CENTERがあります。
これらのイメージから、クラリスはサークルの長CHIEF、キャプテンCAPTAIN、頭CAPとなる。
とも言えるし、そのサークルそのものが彼女だったりする。
つまりそのサークルの構成員CONSTITUTEも彼女のクローンCLONEで、外見などCOSMETIC, COSTUMEは変えられるCHANGE, CUSTOMISE。
彼女はこのサークルで秩序COSMOS, CONTROLを成そうとしている。
僕は「C」のイメージに対して、コペルニクス的転回COPERNICAN REVOLUTIONという言葉を連想することがよくあります。
コペルニクスは「地動説」を主張した人物として名が知られています。
コペルニクスが著した『天球の回転について』には、地球を中心とした天動説ではなく、太陽を中心とした地動説の方が、より現実的であることを示す観測・計算CALCULATE, COUNT結果が記されている。
注意が必要なのは、「地動説」自体は紀元前の昔から考えられていたテーマであり、新しいものではなかったこと。
ではなぜコペルニクスの著作や名前が知られるようになったかというと、1つは彼が学者でありながら「聖職者」、つまり宗教や政治にコネCONNECTIONがあった人物だからと考えられるのです。
ガリレオが「地動説」を主張したことで裁判にかけられたという話にも繋がってきますが、地球が世界の中心にあるという世界観は、当時の欧州、特にイタリアの宗教・政治・教育といった国の根幹のシステムと結びついていました。
「宗教とは、政治や教育といった人の営みの総体である」
「聖書とは、『読む精神安定剤』であり、『人知の継承の書』である」
俗に言ってしまうと、行き過ぎた学者が主導する新しい世界観の流布は、宗教を武器とする政治家や一家の主である親たちの邪魔になってしまうのです。
子供の教育に良くない。
社会COMUNITYに混沌CHAOSが訪れてしまう。
しかし、時代の流れと共に、そうも言ってられなくなる。
それが「改暦」です。
どうですか。
ピンときましたか。
そう、カレンダーCALENDAR (暦、日程表)です。
(と言われてもなぁ…というあなた。あなたには読書の才能がある。)
暦の話ってめんどくさいんですよ。
細かい正確なCORRECT計算と観測OBSERVE。
雑に言えば、カレンダー・暦は、月や太陽の運行の様子で、時間や1年の日数を決めている。
けど、きっちりした整数にはならないから、年を経るごとに、カレンダーと季節の間にズレが生じる。
そのズレを直すのに、うるう年のような特別な年や日をいれて調整するけど、それでもズレる。
そのズレが1000年以上の時間経過で、無視できない問題となった。
その問題を、カトリック教会の上層部が会議で話あい、改暦の準備を命じた。
そんな感じ。
もしこの問題を放置すれば、3000年後には夏にクリスマスが来るなんてことに。
それこそ社会の混乱ですよね。
つまり、その暦の問題解決に、より正確でズレにくい暦法を作るためのデータ、すなわち地動説にまつわる正確な天体観測・計算結果が必要になってきた。
学者・研究者の力が必要になったわけです。
そして「学者」であり「聖職者」でもあるコペルニクスの『天球の回転について』が、その転換期CONVERT, OCCASIONを象徴する著作となった、と考えられるわけです。
暦の天秤が、宗教と科学の利で釣り合った。
その偶然COINCIDENCE。
毒を以て毒を制す。
温故知新。
このコペルニクス的転回は、大地が平面(円)ではなく球、「地球」であることが広く知られるようになる時と似ています。航海、天体観測、計算などによって得た、巨大で客観的な視点。一般人の日常では必要ない知識や観点。
世界の中心CENTRE, COREが変化する。
社会の共通認識COMMONが変化する。
カトリック教会CATHOLICというキリストCHRIST教最大の教派の権威であり政治・経済を牛耳るローマ教皇が存在する大聖堂CATHEDRALが、この世の中心ではないことを認めることになる。
中央集権CONCENTRATEによる明快な秩序が「ちょっと」損なわれる。
盛者必衰。
いや、そもそも世界に中心などないでしょう。
クラリスは偽装CAMOUFLAGEの聖職者の長、秩序と混沌をもたらす者というわけです。
そんなわけで、CLARICEの第2のアナグラムは、A CLERIC (1人の聖職者)です。




