AARONのアナグラム
なぜアナグラム?という問いは生じるでしょう。
ちょっと長くなります。
いや、短くしましょう。
アナグラム、文字の入れ替え遊びは、言葉の理解に繋がります。
扇風機の構造理解には分解してみるのが最適解であるのと同じように、言葉も分解してみれば構造を理解できる。
言葉を一度バラして、また組み立てて、を繰り返すことで、そのパーツとなるものの特性やくっつき方を理解することができる。
遊びと学びが繋がっているわけですね。
そして、この遊びと英語の相性がすごくいい。
日本語とは良くない。
日本語は母音と子音がセットが固定されていて、ハンバーガーのカスタマイズが難しいのに対し、英語ではそれが可能、ピクルスだけのバーガーを注文することもできる。
例えが微妙か?
このアナグラム、あまり長いと難易度が高すぎて面白くなかったりするので、クイズレベルだと
SALAMANDER (サラマンダー、山椒魚)⇔SALAD-RAMEN (サラダラーメン)くらいが限界でしょうか。
アナグラムで遊んでいるうちに、もっと言葉を知りたくなる。
言葉が好きになる遊び。
そんな感じで、日本語と英語の違いを浮き彫りにでき、かつ私の言葉と遊びへの愛が表明できるので、キャラクター考案にはアナグラムが使用されている、と考えられます。
まあ、後付けです。
「アナグラム組み込んだキャラ開発おもしれー!脳汁でるー!」という以前に書いた興奮の解説でした。
さて。本題。
AARONのアナグラムはAN OAR (1本の櫂、オール)です。
櫂とは舟を漕ぐための道具で、棒の先に平たい部分があり大抵は木製のものですね。
このアナグラムから連想できるのは、舟、木、水面、人、棒、鰭のような形状、など。
舟からはさらに、移動、旅、異国の地、漁、などの連想も可能です。
それらの連想から、アアロンというAの擬人化キャラに「異国を旅するための道具」のイメージを与えることが可能となります。
可能と、なりまぁす!(威圧)
私が「できる」と言えばできるんです。 (逆ギレ)私は詳しいんです!
この連想ゲームが、この小説の肝、ひいては言葉の本質となる部分であるので、多少の飛躍があるのは許容してもらうしかないです。
この「異国を旅するための道具」というイメージは、英語がもつイメージと重なりますよね。
人は言葉で情報を交信し、情報を分析して行動を決定する。
言葉が通じないことの心許なさ…
話が長くなる。
てか海外行ったことほとんど無いし。
でもゲームやネットで繋がるんすわ。『クラッシュロワイヤル』とかね。
「異国を旅するための道具」のイメージは、『出エジプト記』のアロンのイメージにも重なってきます。
『出エジプト記』では主役的存在のモーセと神が言葉を交わす場面がいくつかあり、神がモーセに「神の使い」として動くよう命令するのですが、それにモーセが「口答え」するんですよ。
「モーセよ。エジプト王に文句言いに行け。調子のんなって。マジお前調子のんなって」
「いやっス。俺は口下手で、舌も回らないので無理っス。」
「お前には、お喋り上手の兄アロンがいるだろが。あいつが代弁者になってくれる」
「いやっス」
「い、いいから行けぇ!我、神ぞ!」
脚色がひどい。
でも現代日本のギャグ漫画風にアレンジするならこんな感じかなと。
小物感があり感情的な神と、態度がデカく怠け者のモーセ。
そして「異旅具」のイメージは『アロンの杖AARON'S ROD』のイメージにも繋がってます。
杖自体はモーセも同様のものを持っており、神はモーセの杖にも同様の力を持たせることが可能で、実際に海を割った場面はモーセ自身の杖によるもの。
彼らは高齢(80代)なので杖は必須アイテム。この杖も「旅するための道具」といえる。
ところで、この「杖」という言葉、英語ではCANE, ROD, STAFF, STICK, WANDなどがあって厄介なんですが、RODは「固い」「真っすぐ」「棒」などのイメージがある言葉です。
つまりRODの杖ということは、そこら辺に落ちていた木の棒を使っているわけではなく、ある程度の太く硬い木から削り出した、しっかりした加工品の棒のイメージ。
杖というより棒なんです。
杖と言われると、神様が持っているような、上の持ち手部分がくるっと渦巻いている漫画的なイメージの杖とか、『ハリーポッター』に出てくる短い魔法の杖とか、あるいは老人がもつような普段使いの杖を想像すると思いますが、アロンの杖が描かれる絵画には、細く真っすぐな「棒」としか言えない杖が確認できます。
話が飛びました。
とんでけ~。
アアロンなげえ。
まだもう1つのアナグラムも控えてるぞ。
それがあと、25文字×2=50人分。
いや、アアロンが最重要と言えるキャラなので、また変わってくるけど。
とりあえず、今回はこの辺で…




