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鍋島のことを
少年院に入るような
奴ではないと思っていた。
おそらく
鍋島の方も俺には
好感を持っていたはずだ。
あの頃から
もう三年、四年は
経過しているものの
人の性格とは
そんなに簡単には
変わらないはずだ。
おそらく
鍋島の性格を
明宏も今夜
わかるであろう。
ただ
今の俺が最も
信頼しているのは
やはり弟分の明宏だ。
万が一
こいつは危ない!
と
明宏が思って
目配せとかで
サインを送ってきたら
もう俺は鍋島には
組からの逃亡計画を
話さないつもりだ。
たとえば
お前に久しぶりに
会いたかったから
仕事の依頼と言って
呼び出したんだよ!
とか
適当に誤魔化すことにする。
その場合は
犯行後のことが
少し心配であるが
2人だけでやるつもりだ。
おそらく
明宏と2人だけで
計画は実行できるが
成功率が下がるだけである。




