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しかし
さすがに
大便が付いた
便器をナメることに
俺は一瞬
吐き気を催して
躊躇してしまった。
その俺の様子に
おい!
神崎!
てめえは
兄貴分の
俺の命令が
聞けないのか!?
と
則夫が激怒した。
そして
俺の首根っこを掴み
便器に押し付けたんだ。
ほら!
ナメろ!
便が消えるまで
ナメてナメてナメまくれ!
と
俺の頭に
則夫が蹴りを
連続で入れる。
兄貴分の
命令は絶対である。
あまりの臭さに
吐き気を催しながら
俺は便器をナメる。
というか
俺は実際に
嘔吐しているんだ。
その騒ぎに
他の組員たちが
駆け寄ってきた。
若!
そのへんで
もう勘弁してやって下さい!
神崎も反省してますから!
と
古参の組員が
則夫を止める。
則夫は父親の
組長からは常に
先輩組員たちを
軽んじることなく
しっかり立てるように!
と
言われているようだ。




