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俺と明宏は
一蓮托生というか
もう運命共同体である。
ただし
組長や幹部たちに
人生を託すよりは
ずっと明宏の方がいい。
なぜなら
組長や若の則夫
さらに幹部たちは皆
俺を使い捨てにするつもりだ。
そんなことを
奴らがヒソヒソと
話しているのを
俺は盗み聞きしたんだ。
神崎の奴は
使えそうもねえな!
ああ
部屋住みを卒業しても
ろくなシノギはしねえはず!
いずれ
誰かの身代わりに
刑務所に入れるか
どこかと抗争の時に
真っ先に鉄砲玉にして
この世とオサラバさせてやる!
とか
俺のことを散々
奴らは貶していたんだ。
シノギというのは
暴力団員としての
金儲けのことである。
今の時代のヤクザは
ケンカが強いとしても
全く出世なんてできない。
悪知恵が働き
大金を稼ぐことができて
組に上納できる奴が出世できる。




