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ということは

新たな戸籍で

俺たちが入籍したら


そのマンションで

すぐに新婚生活は

始められるわけだ。


そして

この今の逃亡旅が

新婚旅行ともいえる。


ちなみに

明宏は今日から

女性ホルモンの摂取を

始めることになった。


女性ホルモンは

鍋島が通販とかで

数ヶ月分を大量に

買って持ってきたからだ。


もちろん

それを鍋島に

依頼したのは明宏である。


鍋島は明宏には

適量を飲むように

言い聞かせていた。


明宏の体を

鍋島が心配するのは

親友の俺の妻になるからだ。


お嬢ちゃん!


神崎!

いや

篠田五郎のことを

今後よろしく頼む!

鍋島は明宏に

真顔で頼んでいた。


どうやら

俺と明宏が

逃亡のための

偽装結婚ではなく


これから

末長く夫婦として

幸せに暮らしていくこと。


それを

鍋島は心底

願っているようだ。

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